●●●

↑
●●● いづれがアヤメかカキツバタ?●●●

さて、似たものがあるものです。右の花は江戸系の菖蒲(ショウブ)です。が、似た花としてアヤメとカキツバタがあります。いづれも美しい花なので美しい女性が何人もいる様を「いづれがアヤメかカキツバタ」というようになりました。

アヤメですが、これも漢字では「菖蒲」と書きます、漢字だけではショウブと区別がつきません。カキツバタの漢字は特殊です。「杜若」又は「撫子花」と書きます。いづれも、知らなかったらとても「カキツバタ」とは読み切れません。

種類としてはアヤメもショウブもカキツバタもみんなアヤメ科です。親戚ですから似ているのが当たり前と言えば当たり前。まず葉の形が違うのがカキツバタです。アヤメもショウブも葉は剣のように細いですが、カキツバタは幅の広い葉をしています。アヤメとショウブの違いは一つはやはり葉の形状です。どちらも剣状の葉ではありますが、ショウブは葉脈がはっきりと隆起しています。また、背の高さがアヤメは50〜60cmくらいですが、ショウブは80cmくらいになります。

ところでここにもうひとつショウブがあります。サトイモ科のショウブで、これは葉だけはアヤメ科のショウブと似ていますが、花は全然違います。アヤメ科のショウブはアヤメやカキツバタと同様茎の上に花をつけますが、サトイモ科のショウブは茎の途中に黄色い花を付けます。しかし端午の節句の菖蒲湯に使うのは実はこのサトイモ科のショウブです。

アヤメ科のショウブはサトイモ科のショウブと区別して花ショウブとも呼ばれます。またサトイモ科のショウブはノキアヤメとかアヤメ草の異名もあります。そしてこのサトイモ科のショウブのことを古くはアヤメと呼んでいまして、この草を使って平安時代の姫君たちは根合わせという遊びをしていました。


↑


(C)copyright ffortune.net 1995-2016 produced by ffortune and Lumi.
お問い合わせはこちらから