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↑ 米の日(8.18)


8月18日は「米の日」。これは「米」の字を分解すると八十八になるからです。

米は日本の主食であり、日本の農業の中心です。大和朝廷の成立以来、朝廷
も各豪族も、水田の開発に力を注いできました。かつては米を納めることが
税でした。

作物としては「稲」といい、食材としては「米」といいます。そして食べる
時は「飯(ご飯)」といいます。このように細かく言い分けられること自体が
米の重要性を語っています。

稲は単子葉網・イネ目・イネ科に属します。イネ科の植物にはほかに下記の
ようなものがあります。

 ・麦(むぎ)・粟(あわ)・稗(ひえ)・黍(きび)
 ・トウモロコシ(トウキビ)、サトウキビ
 ・葦(あし)・芝(しば)
 ・竹(たけ)・笹(ささ)

日本の米の起源は中国揚子江流域といわれています。縄文時代に持ち込まれ
その栽培の普及がやがて弥生文化を産み出します。当初の米は現在の赤米・
黒米のような品種であったとのことです。

元々はこの赤米で作るご飯が「赤飯」なのですが、その後赤米が入手しにく
くなり、代用品として小豆を混ぜて炊く方式が普及し、赤米のことは忘れら
れていました。

米はその形状から日本で主に食べられている円粒状のジャポニカ種(日本米)、
世界的に普及している長粒状のインディカ種(インド米)、ジャワやイタリア
で栽培されている半長粒状のジャバニカ種(ジャワ米)に分けられます。

また、含まれるでんぷん質の差により、アミロペクチン100%の「もち米」と
2〜3割のアミロースと7〜8割のアミロペクチンを含む「うるち米」に分けら
れます。

また、栽培方法により、水田で育てる水稲と、畑で育てる陸稲(おかぼ)に分
けられます。陸稲の方が病害虫に強いようですが、水稲で育てた方がおいし
い米ができるため、日本国内ではほとんどの稲は水稲です。

また、世界的にインディカ種が大勢で、外国では多くの人がジャポニカ種は
おいしくなく、インディカ種がおいしいと感じるのに対して、日本では逆に
インディカ種はまずいとして評判が悪く、ジャポニカ種だけが売れるという
現象になっています。

これは調理方法と食習慣(慣れ)の問題であろうと思われます。インディカ種
は例えばパエリヤなどにすれば結構いけますが、日本では米は「ごはん」に
して食べる習慣ですので、この食べ方では粘りけのあるジャポニカ種の方が
おいしくなります。また、そもそもジャポニカ種というのはインディカ種に
比べて茎が短い分だけ風水害に強く、台風と長年付き合ってきた日本ゆえに
普及したものなのかも知れません。

稲は古くから様々な品種改良が行われてきました。以前は冷害や病害虫に強
い品種や収穫量の多い品種の開発に力が注がれていましたが、最近では「お
いしい米」を作るための品種改良という面が強くなってきています。

特に、1956年に福井県で開発された「コシヒカリ」と、1963年に宮城県で開
発された「ササニシキ」はこの分野の草分けで、その後、コシヒカリが人気
になると(現在日本の米の生産量の3割を占める)、その系統に属する米が
次々と開発されました。

 コシヒカリの子供:あきたこまち、ひとめぼれ、ひのひかり
 コシヒカリの孫 :はえぬき(あきたこまちの子)、ゆきの精

そのほか、一部に根強い人気のある「きらら397」や、最近人気急上昇中
の「ほしのゆめ」も、コシヒカリの系列に所属しています。「ほしのゆめ」
は、きらら397の子供で、あきたこまちの孫に当たります。


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