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いいりんごの日(11.5)
11月05日は語呂合わせで「いいりんごの日」です。青森県で2001年に制定され ました。なお、りんごのもうひとつの主産地である長野県では、1999年に長野 の主力りんごが「ふじ」であることから、11月22日を「いいふじ」の語呂合わ せで「長野県りんごの日」と定めています。 りんごはバラ科の落葉高木で原産地は中国の天山山脈付近と言われています。 これが西に伝わりヨーロッパで普及し、やがてアメリカにも広まります。日本 には平安時代頃には中国から渡ってきた、りんごがあったようですが、栽培は 信濃の善光寺などごく一部でしか行われていませんでした。日本で本格的に りんごの栽培が行われるようになるのては明治からで、アメリカからりんごの 苗木が持ち込まれ、政府は全国でこの苗を植えてみますが、特に青森と長野が 生育に適していることが分かり、この2ヶ所が、りんごの産地となることに なったのです。 【りんごの主な品種】 ■紅玉 俗称「たま」。これが本当の「りんごの味」と私は信じています(*^^*) 大好きな品種ですが、利益率が低い上に輸送に弱いため、一時期はかなり栽培 数が減っていました。しかしお菓子作りなどに良いなどという話が広がったり したこともあり(?)最近少し復活してきているようです。アメリカ産で、 アメリカでは「ジョナサン」といいます。1871年に日本に導入されました。 ■国光 昔は紅玉・国光がりんごの二大品種でした。アメリカ産でアメリカでは 「ロールスジャネット」といいます。紅玉が甘く柔らかいものの日持ちがしな いのに対して、国光は硬く貯蔵性が良く、両者は好対照でした。紅玉がほとん ど見られなくなっていた時期に安売りりんごの代表格だった時期もあるのです が、最近では、とんと見なくなってしまいました。 ■印度 私はこの味、結構好きなのですが、一般受けはしないようです。明治の始め 頃に、アメリカのインディアナ州から来た宣教師が種を蒔いて育てたのが発端 ということで、日本で栽培された西洋りんごの第一号でもあるそうです。宣教 師の出身地にちなんで「印度」と呼ばれるようになりました。最近では残念な がらほとんど見ません。 ■旭 マッキントッシュですね。カナダ原産ですが、日本にはフランス経由で入っ てきたそうです。しかし最近ではほとんど見ないですね。 ■デリシャス アメリカ産のりんごで、赤く甘いリンゴ。印度と共に多くの品種の元になっています。 ■スターキング・デリシャス デリシャスの変種で、甘みの強いりんごです。1921年にアメリカで発見されました。 ■ゴールデン・デリシャス これもデリシャスの変種でアメリカで偶然発見されたものです。「ゴールデン」 の名の通り、黄色いりんごです。 ■ジョナゴールド 母がゴールデン・デリシャス、父がジョナサン(紅玉)というりんごで、 アメリカで作られた品種です。1970年に日本にやってきましたが、紅玉に似た 味で紅玉より扱いやすいことから、現在では大衆的なりんごの代表格になっています。 ■ふじ 長野県を代表する品種。母が国光、父がデリシャスという品種で、国光に似た 外観とデリシャスに似た味を持ちます。特に無袋栽培したものを「サンふじ」 と言います。生産者側での評価は高く、いろいろ賞を取ったりもしています。 日本で最も多く流通しているりんごです。 ■アルブス乙女 母はふじ、父は紅玉。これはふじと紅玉の混植園で偶然発見されたものです。 小さな可愛いりんごで、産地の松本市にちなんで「アルプス乙女」と名付けら れました。料理の飾りなどに利用されたりもします。 ■王林(おうりん) 母がゴールデンデリシャス、父が印度。緑色の外観を持ち、一部に根強い ファンのいるりんごです。私もこれは嫌いではありません。 ■陸奥(むつ) 母がゴールデンデリシャス、父が印度。大きなリンゴです。無袋栽培したも のは「サン陸奥」と言い王林と同様に緑色の外観をしていますが、有袋栽培す ると赤いリンゴになります。袋の色次第で、ピンク系から濃紅色まで様々な 外観になります。また、しばしば文字の入った袋を掛けて様々な文字を表面に 浮かび上がらせます。 ■つがる 母がゴールデンデリシャス、父が紅玉(異説あり)。庶民的なりんごのひとつ ですね。早生種の代表格で、現在流通量でもふじに次いで第二位だそうです。 ■金星 母がゴールデンデリシャス、父が国光。とてもきれいな黄色いりんごですが、 育てるのにかなり手間がかかるので生産量は少ないそうです。 ■北斗 母がふじ、父が陸奥。赤く、果汁が多くておいしいりんごですが、芯にカビ がつきやすいのが欠点(食べるのには問題ない)。 ■世界一 母はデリシャス、父はゴールデンデリシャス。巨大なりんごで、それがこの りんごの最大の価値。主として贈答用。青森県りんご試験場が1930年に開発。 ■東光 母はゴールデンデリシャス、父は印度。「世界一」と同様に青森県りんご 試験場が1930年に開発。「光は東から」ということで「東光(Orient Light)」 と名付けました。黄緑のりんごです。基本的には貯蔵性は良いのですが、北斗 と同様に芯にカビがつきやすいようです。 ■千秋(せんしゅう) 母が東光、父がふじ。秋田県で開発されました。名前は秋田市の千秋公園 にちなんでいます。 ■秋映(あきばえ) 母が千秋、父がつがるです。 ■祝(いわい) 国光・紅玉などと並び古い品種です。アメリカ産でアメリカでの名前は 「アメリカン・サマー・ペアメン」というそうですが、この木はアメリカでは もう育てている所がないそうです。日本でもかなり少なくなりました。かつて は青リンゴの代表格でした。「祝」の名前は明治33年の皇太子ご成婚にちなみ 改名されたものです。 ■ウスターペアメン イギリスのウスターで1874年に開発された品種で、日本には大正時代に導入 されました。ウスターはご存じ「ウスターソース」の発祥の地です。 ■あかね 母は紅玉、父はウスターペアメン。1939年に果樹試験場盛岡支場が開発しま した。「あかね」の名は1970年につけられたもの。鮮やかな紅色のりんごです。 ■さんさ 母はニュージーランドの「ガラ」というリンゴで父はあかね。二国合作の 新品種です。小玉で丸かじりしやすいりんご。早生種の代表的な品種になる ことを期待されています。 ■陽光(ようこう) ゴールデンデリシャスの交雑実生です。 ■あかぎ これもゴールデンデリシャスの交雑実生です。群馬県生まれで、丸かじり に適したりんごのひとつです。 ■新世界(しんせかい) 母はふじ、父はあかぎ。濃紅色のりんごです。 ■スリムレッド これも母はふじ、父はあかぎ。その名の通り細い形をしたりんごです。 ■ぐんま名月 母があかぎ、父がふじ。群馬県沼田市で生まれました。 ■ハックナイン・ノースクイーン いづれも母がふじ、父がつがるで、1971年に北海道立中央農業試験場が開発 しました。ハックナインはHokkaido Apple Clone No.9 を略して「HAC9」と 呼んでいたのがそのまま定着しました。薄紅色のりんごです。ノースクイーン の方は黄色いリンゴです。現在、北海道ではよく見られるりんごとなっています。 ■ひめかみ 母はふじ、父は紅玉。岩手県生まれ。 ■未希ライフ 母は千秋、父はつがる。青森県生まれ。名前はNHKの大河ドラマ「いのち」 の主人公に由来します。 ■レッドゴールド 母はゴールデンデリシャス。父はリチャードデリシャスという品種で、 アメリカで生まれました。とても甘いリンゴです。 ■高嶺(たかね) レッドゴールドの交雑実生。長野県生まれ。 ■恵(めぐみ) 母は国光、父は紅玉。1931年に開発された古い品種です。果汁が多く病気に 強いため、以前はよく見られた品種だそうです。 ■ハニークィーン 母は恵、父はレロ11号という品種で、交雑実生から選抜育成して定着させた、 新しい品種です。 ■北上 母は東北2号という品種で父はレッドゴールド。岩手県生まれ。 ■松本錦 母はつがる、父はネロ26号という品種です。 ■昴林 ふじの交雑実生の中から生れたりんごです。
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