さてカレーを食べるインドでは暑いというより熱いほどの気候なのに大半の家庭に冷蔵庫はありません。そんな中、作ったカレーを腐らせずに保存するのにこのギーが役に立ちます。
ギーというのは簡単にいえばバターの一種ですが、通常のバターの状態から更に加熱して濾過して作られた透明感のあるものです。インドでは通常水牛の乳を原料にしています。インドでは食材を炒める時にこのギーを使うのが基本で、かなり古くから使われていました。カレーを作るときも野菜などをギーで炒めるのですが、こうして作ったカレーは火からおろしてしばらく置き冷めてきますと、このギーが表面を覆って空気から料理を遮断してくれます。結果的に料理が悪くなりにくくなる訳です。
もっとも中流以上の家庭ではギーは動物性タンパク質で体によくない、などといってギーの代わりに植物性のオイルを使う家庭も最近増えてきているそうです。

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