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written by lumi on 和服の基礎知識(2)女性の和服の格
和服に馴染みがない人に最初に分かりにくいのが和服の「格」です。洋服で
も仕事場に燕尾服やイブニングドレスで出掛けては変ですし、結婚式披露宴
にTシャツとジーンズで出ては眉をひそめられます。服は洋服にせよ和服に
せよTPOに合わせて着る必要があります。その内今日は女性の和服の格に
ついて説明しましょう。

女性の和服の格は大きく分ければ、礼装・準礼装・社交着・外出着・普段着
と分けることができます。

 礼装  花嫁衣装・振袖・留袖・喪服
 準礼装 色無地紋付き・訪問着・付下げ
 社交着 小紋・お召し
 外出着 紬・大島
 普段着 木綿やウール、化繊の着物

大島などは非常に高価なものですが、それでもあらたまった場所に着ていく
ことはできません。たくさん和服を着ている人の秘かな贅沢の品になります。

振袖・留袖はご存じのように独身の人は振袖を着て結婚している人は留袖を
着ます。但し留袖の中でも黒留袖は既婚者のみですが、色留袖は独身の人で
も着ることが出来ます。

ただ近年は振袖の応用範囲が広がっており、フォーマルな場所以外にも着て
いく人が結構出ているようです。観劇などは本来は社交着の出番なのですが
振袖を着ていく人もあります。また振袖は独身者といってもせいぜい20代の
人までであったのが最近は40代くらいの独身者でも平気で着る人が出てきて
いるようです。和装の時のメイクは年齢不詳になりやすいので、自信と心臓
のある人は挑戦しても構わないのではないでしょうか。

紋について少し補足しておきますと、紋の付け方というのは5つ紋、3つ紋、
1つ紋ということになります。紋の数が多いほどフォーマル度が高くなりま
す。色留袖の場合も5つ紋にすると黒留袖と同様の第一礼装として使うこと
ができますが、フォーマルすぎて普通のパーティーなどには着ていけません。
普通のパーティーに着ていくためには3つ紋か1つ紋にしておかなければ
なりません。

紋の位置は1つ紋は背中、3つ紋は両袖に加え、5つ紋は更に両胸(抱き紋)
が加わります。紋の付け方としては基本的には生地自体に染める「染め紋」
と刺繍で付ける「縫い紋」に分類できます。無論、染め紋が正式であって、
縫い紋は略式です。また完全に絵柄を描き出す陽紋と輪郭だけを描く陰紋が
あります。これも陽紋が正式です。格の高い着物には染め紋・陽紋を使用し
格が下の着物には縫い紋・陰紋を使用します。



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