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複素数 complex-number
さて、マイナスの数が出てきて数の世界は大きく広がりましたが、数の理論はこのマイナスの数だけでは完結してくれませんでした。代数方程式の解を求める問題から人類は「複素数」というものに到達しました。
一般に複素数は a+bi という形で表します。i が「虚数」部分です。この i は i×i=(-1) となる数を表しています。
代数の法則は複素数の世界でも同様に成立します。すなわち
- 加法の交換法則 x+y = y+x
- 加法の結合法則 x+(y+z) = (x+y)+z
- 乗法の交換法則 xy = yx
- 乗法の結合法則 x(yz) = (xy)z
「虚数」ということばが表しているように、複素数というものは最初は仮想の数と考えられていましたが、のちに実体のあるものであることが分かります。
電磁気学では、交流電流の電圧・電流などは複素数で表現されてしまうのです。
また、量子力学では物体の運動の方程式がやはり複素数で表現されます。
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