手相入門(1)手相の流派
短期特集です。
手相をなさる方にもいろいろな流派があるのですが、基本的に現在ほとんど方がなさるのは西洋流の手相術です。これは多く西洋占星術の用語が流用されています。これに対して少数ではありますが、透派などの東洋流の手相術をなさる方もあります。透派の場合は奇門遁甲の用語が流用されています。
てのひらを眺めると、一般に親指と人差指の間付近から小指の下方の手首の近くの方へ向けて、目立つ線が3本通っていることが多いです(そうでない人もいる....たとえば私^^;)。これを三大線といって、上から順に感情線、知能線(頭脳線)、生命線といいます。これらの線は文字通り、感情に関するもの、知能に関するもの、生命・健康に関するもの、を表現します。
なお、透派ではこれらは丁奇紋・丙奇紋・乙奇紋といい、それぞれ知能・財産・健康を表わすとされています。西洋流で感情を表わすとされるところが透派では知能になり、西洋流で頭脳とされるところが透派では財産を表わすというのは、面白いところです。要はその後の解釈の問題でしょう。
一般に手相は日々変わるといいますが、それはどちらかというと小さい線であって、このような三大線の流れが変わってしまうということは、稀れであると思われます。
(1999.10.09)
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