タロットの歴史(3)現代タロットの展開
現代のタロット
現代のタロットの系列は大雑把に分けると次のようになります。
フェミニズム系のタロット
フェミニズム系のタロットは女性的なタロットといってもいいでしょう。この中にはウィッチクラフト或いはペイガニズムと呼ばれる古い大地母神信仰の流れを汲むものがあります。

また、レスビアン的なタロットもあります。中には女性にしか販売しないというタロットもあったようです。

これは占い師の女性的な部分をフルに活用して、霊的なパワーを引き出すものであり、概して恋愛関係などを占うとき、強力な味方になります。

こういう系統のデッキとしては「バーバラ・ウォーカーのタロット」「オールドパスのタロット」「月の娘のタロット」「魔女団のタロット」などがあります。

エジプト系のタロット
エジプト系のタロットというのは、「タロットのエジプト起源説」が出て以来、それでは太古のエジプトの古い形のタロットを復興させてみようという動きから始まったものです。

その後はむしろ、エジプトの古代のいろいろなモチーフを絵柄に描き込むという、一種のテーマ系タロットの一派として大きな勢力を持つに至っています。

この流れの中で注目すべきなのはC.C. Zainが設立したChurch of Light のタロットでしょう。日本では辛島宜夫氏のきれいな作品があります。

テーマ系のタロット
エジプト系列以外にも、色々な「モチーフ」をテーマにしたカードというのはたくさんあります。

アメリカ・インディアンをモチーフにしたもの、中国に取材したもの、日本に取材したもの、マンガのキャラクターを使ったもの、などなど。 今日のようにタロットが非常に多くの人の手に触れるようになると、等比級数的に色々な種類のタロットが生み出されているようです。



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