タロットの風景より『隠者』
written by Lumiere on 93/03/09 02:02
今日の夕刊を見てたら、いい意味での『隠者』のような人だなと思われる人が
載っていた。今度久留米大学の教授になる文芸評論家の松原新一氏。
昭和39年に講談社の文学賞で新人賞を取って文壇にデビュー、色々と活躍して
いたのが、石牟礼道子氏の「苦海浄土」(高校の教科書に出てきたなァ)の批評
を他の評論家から批判されたのをきっかけに、自ら中央文壇から姿を消す。
その後郷里でパチンコ店の住み込みをしながら地元の同人誌に塩野実の別名で投稿、
その内『松原の文体に似ている』と評判になり、中央の作家の知る所になって、
本来の松原新一に戻った。
いったん築き上げた自分の名声・評価を一度全部捨てて、ゼロから再スタートして
再度文壇にカムバックした。これは、きっとこの人の文章が本物だったからこそ、
出来たことなのでしょうね。この記事を読んで、何か突然、この人の作品を読んで
みたくなりました。
タロットの『隠者』は世間の風向きとかに関わりなく、悠久の真実を求める人の姿
などとも言われますが、しばしば、単に世間から逃避しているだけの『ニセ隠者』
も多いような気がします。
我々はどうしても、なかなか現実の生活から逃げる訳には行かないから、形の上での
隠者には、そもそもなれないけど、精神的に、こういう、いい意味での隠者になれ
たら素晴らしいと思う。
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さぁて、このシリーズもやっと半分終ったぞ。(^^) しかし始めた頃からすると
自分のタロットに対する解釈の深さが無茶苦茶変っているから、こんなのDLに
入れたりしたら、全く首尾一貫しないシリーズになりそうだ。。(^^;;;;
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