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カード各論(8)正義, Justice, Le Justice
【一般的な絵柄】
女神が右手に両刃の剣、左手に天秤を持っている。女神は
一般に冠を付けているか、頭の上に花がたくさんある。
【一般的な意味】
正義,公平,バランス,調和,均衡,平等,互角,判断,裁判,法律,
司法,警察,熟慮,思慮深い人,助言,性的満足,不安定,.....
【コメント・象徴探求】
ずばり、ギリシャの正義の女神アストレーアを連想させるカードです。
アストレーアはテミスとゼウスの間の娘で、正義・秩序・真理などを司り
ます。この女神はエジプトではマアトと呼ばれており、地獄の裁判官の一
人です。こちらでもラーの娘になっています。
死んだ人は冥界の裁判所で冥王オシリスの前に立ち、生前の罪の告白をし
ます。そしてその後、魂をマアトの持つ天秤に載せなければなりません。
天秤のもう一方には正義の羽が載せられます。この天秤が釣り合えば死者
は天国に行くことができますが、重くても軽くても地獄行きです。
なお、このアストレーアは天の乙女座、彼女の持つ天秤が天秤座になって
います。正義のカードの彼女の冠は、本来マアトが普段頭に付けている、
正義の羽が変形したものかも知れません。
余談ですが、天秤座は乙女座のアストレーアの持ち物ですから、乙女座の
人と天秤座の人の組み合わせは、どうしても乙女座が主導する形になりが
ちです。しかし天秤座というのは実は歴史的には元々蠍座のはさみだった
部分で、天秤座というのはその名称から来る響きとは裏腹に性的欲求の高
い星座です。(この話は半分冗談ですから、忘れて下さい)
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