←→ カード各論( 3)女帝, The Empress, L'Imperatrice
【一般的な絵柄】
冠(或いは多数の星)を付けた女性が椅子に座っており、しばしば右を向いている。女性は妊娠していることもある。手には宝杖を持ち足元には盾がある。盾に描かれているのは鷲であったり、金星のマーク♀であったりする。左足の足元に三日月がある場合もある。また、しばしば背中に翼を付けている。室内と思える所に座っている場合もあるが、特にフェミニズム系のデッキでは小川の流れる野外に座っているケースが多い。
【一般的な意味】
幸福,豊饒,達成,妊娠,愛人,人妻,仕事を持つ女性,美人, 美術,遊び,快楽,浪費,多情,浮気,恋愛,セックス,結婚(品位が悪ければ同棲),出産,多産(逆に不妊),家庭円満(逆に不和),セクハラ,女性的特質,女装の男性,女性の家族,...
【他カードとの関係】
女司祭と女帝は娘と母の関係である。

女帝と皇帝はまさに夫婦。女司祭と魔術師でカップルになる場合はまだ性的な関係がないが、女帝と皇帝でカップルになっている場合は「もうできている」関係である。 女帝(3)と死(13)はどちらも妊娠を表すが、女帝はどちらかというと母体側、死は胎児側である。

【コメント】
女司祭長が女性の娘としての特質を表すのに対して女帝は母としての特質 を表す。そのためこのカードが『Mother』になっているものもある。男性 的特質は魔術師が息子、皇帝が父である。この4枚は家族を表現している。 恋愛運を占った時にこのカードが出た場合基本的には良い傾向を表すが、 品位が悪い場合には制度的な「結婚」を意味しないこともある。どちらか というと妊娠・出産の方に力点が置かれるカードである。
【象徴探求】
女帝はしばしば国の繁栄の象徴です。日本でも神功皇后・推古天皇・持統 天皇・称徳天皇のような強力な女帝が存在しましたし、外国でもロシアの エカチェリーナ、イギリスのエリザベス1世・ビクトリア、オーストリア のマリア・テレジア、中国の則天武后などといった強力な女帝たちの名前 が思い浮かんで来ます。彼女らの時代というのは多くは繁栄の時代です。 この地球の社会の仕組において、無能な男王が立つことはあっても無能な 女王が立つことは難しいという面があるのかも知れません。つまり、もの 凄いパワーを持っていたからこそトップに立ったのでしょう。また正式に トップの座に就いていた訳ではないですが、北条政子・日野富子など事実 上のトップとして天下に号令していた女性たちもいます。彼女らはみな、 私達の意識の中で「女帝」のカードのシンボリズムの一部を構成します。 さて、愛子さまは.....

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