賀茂探求(20)葛城古道/駒形・山口

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written by Lumi on 00/05/05 23:00.

【駒形大重神社】

一言主神社の右手の道を上り、また山道を歩きます。今度はハイキングコー スの山道という感じで、高天彦神社往復のような険しい道ではありません。

しかしほとんどの行程が踏み分け道かたんぼのあぜ道という感じの道です。

そんな中、途中にポツンと「綏靖天皇高丘宮跡」という碑が、ほんとにポツン と立っています。うかつすると見逃すかも知れません。

この道を歩いていた時、私の頭の中に、神というものについてちょっとした 思いつきが浮かびました。もしかしたら、それがこの古道を歩いたことへの 葛城の神様からのご褒美なのかも知れません。

さて、駒形大重神社はこの道を抜けたところから、更にかなり坂をのぼります。

御祭神は滋野貞主命ほか一座不詳、となっています。元々駒形神社に式内社 の葛城大重神社を合祀したものとのこと。下記のような境内社があります。

市杵島比売神社 八幡神社 神明神社 琴平神社

【鴨山口神社】

もうここまで来た時、私の足は棒のようになっていました。

御祭神は大山祇神・大日霊命・御霊大神・天御中主尊

ここは朝廷に皇居の用材を献上する「山口祭」というお祭りを取り仕切った 神社だそうです。神社にはめずらしい神像(大日霊貴命座像・御霊大神座像) があり、国の重文になっています。

山口というのはつまり「山の口」ということで、木材の集結地なのでしょう が、延喜式にはこの地域に14社、山口神社が記載されています。現存する ものとしては、吉野口駅の近くの巨勢山口神社も有名です。

なお、山口県の「山口」というのも阿武山地への入り口という意味で発生し た名前だそうですから、つまり「山口」というのは昔は普通名詞だったので しょう。

私はこの神社をあとにするとゆるやかな坂をひたすら下り、ショッピングセ ンターでひとやすみしたあと、下鴨神社へ再度行って、道中無事の感謝の意 を表し、あわせてそこの写真を撮り直して、駅に戻りました。

大阪までの帰りの電車の中は混んでいたので座れませんでしたが、立ったま ま、ひたすら眠っていました。


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