賀茂探求(13)葛城古道/下鴨・中鴨

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written by Lumi on 00/05/05 17:38.

【下鴨神社】

正式には、鴨都波神社といいます。御祭神は積羽八重事代主神下照比売命

本殿の右手に下記のような摂社があります。

天神社   菅原道真公 猿田彦神社 猿田毘子大神  火産霊神社 竈三柱大神・金山彦命

それから裏側(東側なので本来はそちらが正門かも)の鳥居の近くに

祓戸神社  氣吹度主神・速佐須良比売神・瀬織津比売神・速開津比売神

また境内には他に

八坂神社  素戔嗚命  笹神社   市杵島比売命  神農社   少名毘古那神  稲荷神社  宇賀之魂大神

といったものがあります。私はここに来て、この神社の空気に触れて、ここ が事代主神の本拠地だと直観しました。その瞬間に私は旧事本紀の記事を信 じる気になったのです。

なお、ここの神社の由来書きには下記のように書かれていました。

本神の御祭神は、古く鴨都波八重事代主神と申し奉り、それは鴨の水辺 で折目ごとに祀られる田の神という御神名で、弥生時代の中期初頭、こ の葛城川の岸辺に鎮め祀ったのに始まる本社は高鴨社に対して下鴨社と もいい、鴨族の発祥地として、この地方を治め、全国に分布する鴨社・ (加茂)の源である。

御祭神は宮中八神の一つとして尊宗され、神功皇后の朝鮮遠征や天武天 皇の壬申の乱に御神託を授け給いし神徳高き神にて、延喜の制では名神 大社に列した古社である。

事代主神というのは後世、託宣の神としての性格が強くなるのですが、実際 最初はここに言うように水辺の田の神として信仰されていたのかも知れませ ん。

なお、ここの神社の御祭神について、事代主と一緒に下照姫が祀られている というのは不自然です。同母妹の高照姫なら分かるのですが。どこかで伝承 に混乱が発生したのかも知れません。

【中鴨神社】

正式には葛木坐御歳神社(かつらぎにましますみとせじんじゃ)といいます。

御祭神は御歳神で、相殿に大年神高照姫命が祀られています。

あるいはここが高照姫の本拠地なのかも知れません。

境内に下記のような摂社がありました。
 
 味鋤高彦根命神社 あじすきたかひこねのみこと 高皇産霊命神社  たかむすびのみこと 神皇産霊命神社  かみむすびのみこと 天照皇大神神社  あまてらすおおみかみ 事代主命神社   ことしろぬしのみこと 天稚彦命神社   あめのわかひこのみこと 稚日女命神社   わかひるめのみこと 一言主命神社   ひとことぬしのみこと

この他、あとひとつ神名不明の鳥居のある神社がありました。


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