風水羅盤には何が書いてあるか(11)


前回は百二十分金を見ましたが、今回はその半分の分割、60分割です。丁度 12方位の各々を5等分したことになります。これを透地六十龍といいます。 これは宋の西山蔡氏が始めたものとのことです。名称は六十甲子をそのまま 使います。配置は次のようになります。

壬 | 子 癸 | 丑 艮 | 寅 
癸甲|丙戊庚壬乙|丁己辛癸丙|戊庚壬
亥子|子子子子丑|丑丑丑丑寅|寅寅寅

甲 | 卯 乙 | 辰 巽 | 巳 
甲丁|己辛癸乙戊|庚壬甲丙己|辛癸乙
寅卯|卯卯卯卯辰|辰辰辰辰巳|巳巳巳

丙 | 午 丁 | 未 坤 | 申 
丁庚|壬甲丙戊辛|癸乙丁己壬|甲丙戊
巳午|午午午午未|未未未未申|申申申

庚 | 酉 辛 | 戌 乾 | 亥 
庚癸|乙丁己辛甲|丙戊庚壬乙|丁己辛
申酉|酉酉酉酉戌|戌戌戌戌亥|亥亥亥


同じ六十分割では、この他に平分六十分金、天元連山卦、人元周易卦というものも あります。現在詳しい情報を持ってないので配置が不確かです。

私のノートから書き出すと

平分六十分金:先天64卦図から乾坤坎離を外したもの。
天元連山卦 :先天64卦図から四正を外したもの。(四正=)
人元周易卦 :これは後天六十四卦から乾坤坎離を外したもの。


(1995/06/26 10:27)