風水羅盤には何が書いてあるか( 9)
さて、二十四山の下には穿山七十二龍が配置されています。二十四山の各々を
3分割したものですね。名称は六十甲子に八干・四維が加わっています。八干
四維は二十四山の中の壬癸艮甲乙巽丙丁坤庚辛乾、つまり十二支以外の分ですが
その真下の中央にこの八干・四維がそのまま配置されます。
ただし、この八干・四維は羅盤上に実際には記述されず、空欄にされるか「正」
の字が書かれます。
壬 子 癸 丑 艮 寅
癸 甲丙戊庚壬 乙丁己辛癸 丙戊庚壬
亥 子子子子子 丑丑丑丑丑 寅寅寅寅
甲 卯 乙 辰 巽 巳
甲 丁己辛癸乙 戊庚壬甲丙 己辛癸乙
寅 卯卯卯卯卯 辰辰辰辰辰 巳巳巳巳
丙 午 丁 未 坤 申
丁 庚壬甲丙戊 辛癸乙丁己 壬甲丙戊
巳 午午午午午 未未未未未 申申申申
庚 酉 辛 戌 乾 亥
庚 癸乙丁己辛 甲丙戊庚壬 乙丁己辛
申 酉酉酉酉酉 戌戌戌戌戌 亥亥亥亥
これまた奇麗な配置ですね。これは名の示す通り龍の来る方角を見る訳で例えば、
壬山は癸亥の方角と甲子の方角から来ることを示します。正の向き、つまり八干
四維の方角からは龍は来ません。つまり凶の方角ということができます。これは
言い替えれば、十二方位の境目の部分がいけないということになります。
(1995/06/24 19:40)