風水羅盤には何が書いてあるか( 8)


さて、まだ24区分の続きですが、○とか●とかいった記号が入っています。 これは24山の陰陽を表わしたものです。ここで黒丸●は陰、白丸○は陽を 表わしています。

また、24区分では五行も書込まれています。この五行の入れ方には五種類 あって、五家五行と呼ばれています。これは次のものです。

正五行 双山五行 八卦五行 玄空五行 洪范五行

ここでは陰陽と正五行・洪范五行の配置を書いておきます。残りの3つの 五行の配置は資料がありません。

     壬子癸丑艮寅甲卯乙辰巽巳丙午丁未坤申庚酉辛戌乾亥
陰陽   ○○○●●○○●○○●●●○●●○○●●●○○●
正五行  水水水土土木木木木土木火火火火土土金金金金土金水
洪范五行 火水土土木水水木火水水木火火金土土水土金水水金金

(●陰/○陽))

24区分ということで言えば、24山とは直接関係あるかどうか分かりませんが ないようですが、24節気も書かれています。これがまた三元系と三合系で配置 が違っているように見えます。

三元系では、立春と大寒の境目が正北に来ています。配置は反時計回りです。

壬子癸丑艮寅甲卯乙辰巽巳丙午丁未坤申庚酉辛戌乾亥
立大小冬大小立霜寒秋白処立大小夏芒小立穀清春啓雨
春寒寒至雪雪冬降露分露暑秋暑暑至種満夏雨明分蟄水


三合系では立春の初めが艮、大寒の終りが丑に来ています。時計回りです。

壬子癸丑艮寅甲卯乙辰巽巳丙午丁未坤申庚酉辛戌乾亥
大冬小大立雨啓春清穀立小芒夏小大立処白秋寒霜立小
雪至寒寒春水蟄分明雨夏満種至暑暑秋暑露分露降冬雪


三合系の配置は奇麗ですね。三元系の配置はどこから出て来たものなのでしょう。

気のせいかも知れませんが、こうやって色々なものの三元系と三合系の配置の 違いを見ていると、たいてい三合系の方が分かりやすい配置になっているような 気がします。見た目の美しさは三元系の方なのですが。三元系の羅盤というのは すぐ分かるものはいらないからということで、分かりにくいものをメインに集め てくれているのでしょうか。

(1995/06/24 10:07)