風水羅盤には何が書いてあるか( 7)


さて、二十四山の所には他に北斗九星が書いてあります。これは次のものです。

貪狼(とんろう)・巨門(こもん)・禄存(ろくぞん)・文曲(もんごく)・廉貞(れんじょう)・武曲(むごく)・破軍(はぐん)・左輔(さほ)・右弼(うひつ)

羅盤によっては、これを 貪・巨・禄・文・廉・武・破・輔・弼 と1文字で 省略して書いてあるものもあるようです。北斗七星に2つの輔星を加えたもの だと言いますが、実際の北斗七星との対応は次の通りです。

なお、この九星の名前は北斗とは無関係で、四方+五惑星であるという説も あるようです。

この北斗九星と二十四方位との対応は2通り見ます。まず三元派の羅盤から 拾うと

壬子癸丑艮寅甲卯乙辰巽巳丙午丁未坤申庚酉辛戌乾亥
巨禄貪弼破輔貪禄巨武武文破弼輔禄巨貪輔弼破文文武

となっています。三合派の方で見ると、次のような原理で割り当てると 書いてあります。

艮丙貪狼木
巽辛巨門土
乾甲禄存土
離壬寅戌文曲水  (離=午)
震庚亥未廉貞火  (震=卯)
兌丁巳丑武曲金  (兌=酉)
坎癸申辰破軍金  (坎=子)
坤乙輔弼木


つまり次のような対応になります。

壬子癸丑艮寅甲卯乙辰巽巳丙午丁未坤申庚酉辛戌乾亥
文破破武貪文禄廉輔破巨武貪文武廉輔破廉武巨文禄廉

この辺りで一度、今回の一連の書込みの主な参考文献を挙げておきます。

鮑黎明「華僑の風水学」東洋経済新報社 \1800

鮑黎明「風水で運を呼び込む大事典」東洋経済新報社 \2300

別冊歴史読本「大地の秘術 風水」新人物往来社 \1600

何暁「日斤」著・三浦國雄監訳・宮崎順子訳
「風水探源 中国風水の歴史と実際」人文書院 \2980

野鶴老子「民俗地理風水」四川大学出版社 5.65元

御堂龍児「地理風水(聖なる大地の霊力)」光人社 \2000

渡邊欣雄「風水・気の景観地理学」人文書院 \2400

加地伸行「易の世界」中公文庫 \680

高田淳「易のはなし」岩波新書 \530

本田済「易(上・下)」朝日文庫 上\540 下\640


(1995/06/17 09:49)