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←↑→ 易の基礎(8) 象数易と義理易


さて今日は易に象数易と義理易があるという話です。

例えば先に火(l:l)という卦はろうそくの炎の形だといったことを言った
のですが、大成卦でも山雷頤(l::::l)という卦を見ると、この卦は栄養を
表すのですが、この卦の形は口に似ています。また地雷復(:::::l)という
卦は一番下に1個だけ陽爻があり、これが今から上に上がっていこうと
いう雰囲気で、復活を表しています。

このような卦自体の図形的な特徴に注目する立場を象数易といい、特に漢
代に発達しました。それに対して、各々の卦の意味するところを重視して
形にはこだわらない立場を義理易といいます。漢が滅びた後の三国時代に
生きた王弼が、その確立者でしょう。

三国時代の後中国は五胡十六国の混乱の状態になり、それがまとまって、
南北朝時代になりますが、この時期に登場した朱子は、この象数易と義理
易の両者の立場を統合し、総合的な易学をうち立てます。現在私たちが
主に使用している易はこの朱子の流れを汲むものです。




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