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易の基礎(7) 易の立て方(略筮)
先に十八変筮という基本の立卦の仕方をご紹介したのですが、実際にはそう いう正規の立て方(や、もっと複雑な本筮法)を行うのは、かなり難しい 問題を扱う時だけで、通常は略筮を使用します。 はっきりいって集中力を長時間持続することが困難な状態(街頭など)で十八 変筮などをするのは無謀というもので、むしろ略筮で短時間に卦を立てた ほうが、的確な卦を得ることができます。 ■六面体サイコロを7回投げる方法 六面体サイコロをまず6回投げて、奇数=陽、偶数=陰としてひとつの 卦を得ます。そして更に1回投げて、その出た数字で変爻の場所を決め ます。 この方法では十八変筮と違って、変爻は1ヶ所のみ、しかも必ず1ヶ所 出ます。従ってその点を考えて解釈する必要があります。これは以下に 紹介する3つの方法も同様です。 ■色違いの八面体サイコロ2個と六面体サイコロ1個を同時に投げる方法 道具があればこれが最も高速に卦を得ることができます。 八面体サイコロは東京神保町の原書房、大阪心斎橋筋の中尾書店のような 専門店で入手できる正規の物(八卦が書いてある)もありますが、ゲーム ショップなどで入手できる数字だけが書かれたものもあります。正規の物 は数千円しますが、ゲームショップに売ってあるものは100円か200円くら いで買えますので、普通に使う分にはこれで充分と思います。 一度この八面体サイコロ、制作して販売しましょうよという声もあったの ですが、私はあまりお金がないので制作資金が捻出できそうにありません。 なお数字は1=天 2=沢 3=火 4=雷 5=風 6=水 7=山 8=地 と読み替えて下さい。 ■十円玉5枚と百円玉1枚を使う方法 外出先で突然卦を立てたい時はこれが一番いい方法です。財布の中に大抵 この程度は入っていますし、なかったら知り合いがいれば、この程度は 借りられることが多いでしょう。 この6枚を両手の中で充分振って、順に取り出します。 表=陽、裏=陰、ですが、その中で百円玉の出た位置を変爻とします。 ■筮竹による三変筮法 筮竹を左右に分けるというのを三回繰り返します。筮竹は50本セットですが そのうち1本は太極として机の上に置き、残りの49本で実行して下さい。 最初の2回は左手に残った筮竹の数を数えて8で割ったあまりを取り、 1=天 2=沢 3=火 4=雷 5=風 6=水 7=山 0=地 とします。 最後の1回は左手に残った筮竹の数を数えて6で割ったあまりを取り、 それを変爻の番号とします。 いづれも、こんな簡単に出していいの?と思われるかも知れませんが、 明治の易聖・高島嘉右衛門は、この三変筮でよく物事を当てたといいます。 (実際にはあまりにも依頼が多かったため、三変筮でないと、精神的に もたなかったからかも知れませんが........本筮を1日に5回も6回もは とてもできません)