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先に十八変筮という基本の立卦の仕方をご紹介したのですが、実際にはそう
いう正規の立て方(や、もっと複雑な本筮法)を行うのは、かなり難しい
問題を扱う時だけで、通常は略筮を使用します。

はっきりいって集中力を長時間持続することが困難な状態(街頭など)で十八
変筮などをするのは無謀というもので、むしろ略筮で短時間に卦を立てた
ほうが、的確な卦を得ることができます。

■六面体サイコロを7回投げる方法

 六面体サイコロをまず6回投げて、奇数=陽、偶数=陰としてひとつの
 卦を得ます。そして更に1回投げて、その出た数字で変爻の場所を決め
 ます。
 
 この方法では十八変筮と違って、変爻は1ヶ所のみ、しかも必ず1ヶ所
 出ます。従ってその点を考えて解釈する必要があります。これは以下に
 紹介する3つの方法も同様です。

■色違いの八面体サイコロ2個と六面体サイコロ1個を同時に投げる方法

 道具があればこれが最も高速に卦を得ることができます。
 
 八面体サイコロは東京神保町の原書房、大阪心斎橋筋の中尾書店のような
 専門店で入手できる正規の物(八卦が書いてある)もありますが、ゲーム
 ショップなどで入手できる数字だけが書かれたものもあります。正規の物
 は数千円しますが、ゲームショップに売ってあるものは100円か200円くら
 いで買えますので、普通に使う分にはこれで充分と思います。
 
 一度この八面体サイコロ、制作して販売しましょうよという声もあったの
 ですが、私はあまりお金がないので制作資金が捻出できそうにありません。

 なお数字は1=天 2=沢 3=火 4=雷 5=風 6=水 7=山 8=地 と読み替えて下さい。

■十円玉5枚と百円玉1枚を使う方法

 外出先で突然卦を立てたい時はこれが一番いい方法です。財布の中に大抵
 この程度は入っていますし、なかったら知り合いがいれば、この程度は
 借りられることが多いでしょう。
 この6枚を両手の中で充分振って、順に取り出します。
 表=陽、裏=陰、ですが、その中で百円玉の出た位置を変爻とします。

■筮竹による三変筮法

 筮竹を左右に分けるというのを三回繰り返します。筮竹は50本セットですが
 そのうち1本は太極として机の上に置き、残りの49本で実行して下さい。
 
 最初の2回は左手に残った筮竹の数を数えて8で割ったあまりを取り、
 1=天 2=沢 3=火 4=雷 5=風 6=水 7=山 0=地 とします。
 最後の1回は左手に残った筮竹の数を数えて6で割ったあまりを取り、
 それを変爻の番号とします。

いづれも、こんな簡単に出していいの?と思われるかも知れませんが、
明治の易聖・高島嘉右衛門は、この三変筮でよく物事を当てたといいます。

(実際にはあまりにも依頼が多かったため、三変筮でないと、精神的に
 もたなかったからかも知れませんが........本筮を1日に5回も6回もは
 とてもできません)




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