※「セキュリティ保護のため...」というメッセージが出る方・日本語が入力できない方へ


易の基礎(1) 世界のイーチン
易(えき)は今や中国由来の東洋占術ではなく、世界の占術です。 西洋では易の元になっている「易経」の中国語読み「イーチン(iching)」が この占術の名称として通用しています。そこで以下易関連の用語については できるだけ英語を併記していきたいと思っています。 易は古代中国で生まれましたが、近代になって西洋に紹介され、多くの人に その思想が注目されました。西洋人は色々な中国思想の中でもこの易(iching) と道(tao)を特に重視したようです。 解析学の祖の一人であるライプニッツ(1646-1716)は易が二進数で出来ている ことに注目し、彼の有名なモナド論との兼ね合いで宇宙の構造に関する深い 思索をしたようです。 また分析心理学の祖であるユング(1875-1961)は易の中に潜むシンボリズムが 彼が追求した集合的無意識と関わっていることに気づき、易の各々の卦が一種 の元型ではないかと想像しました。 「マーフィーの黄金律」で有名なジョセフ・マーフィー(1898-1981)は「易の 秘密」という本を書き、聖書に基づく易経解釈という面白い試みをやってくれ ています。これは以前は翻訳とは名ばかりの改変創作訳版が「マーフィーの 易占い」のタイトルで出ていたのですが、数年前に「マーフィー運命の法則」 のタイトルできちんとした完訳が出たそうです。原書「Secrets of the I Ching」 (Parker Publishing Company)も充分入手しやすいと思います。