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火水未濟 wei-ji Before-Completion
卦辞:未濟、亨。小狐?(汔)濟、濡其尾。无攸利。
未濟は亨る。小さき狐はほとんど渡らんとしてその尾を濡らす。利する所なし。
64 = l:l :l: 火水未済 未完成・努力で好転・これから・展望は明るい

44.火水未済  火風鼎山水蒙
×上九。飮酒に孚有り。咎なし。其の首を濡らす、孚有ること是を失う。    兄弟巳火 応
×六五。貞にして吉、悔なし。君子の光。孚(まこと)有りて吉。    子孫未土
×九四。貞にして吉、悔亡ぶ。震(うご)いて用って鬼方を伐つ。三年にして大国に賞有り。    妻財酉金
体=火(火) 用=水(水) 用剋体×
×六三。未だ済らず。征かば凶。大川を渉(わた)るに利あり。  亥官 兄弟午火 世
×九二。其の輪を曳く。貞にして吉。    子孫辰土
×初六。其の尾を濡らす。吝なり。    父母寅木
体=水(水) 用=火(火) 体剋用○

.6=不安定な時は終ろうとしている。酒がうまい。天命を待て。油断は禁物。
.5=正しくして吉。悔いなし。君子の光あり。誠あり。吉。
.4=正しい道を行けばむくわれる。力不足でも三年死力を尽くせば好転する。
.3=いまだ成らず。未熟で行けば凶。しかし大きな川を渡ると利益がある。
.2=車輪を引く。自制心があれば正しくして吉。道はまだ遠いが従順にして吉。
.1=尻尾を濡らす。初めての事でうまく行かず恥ずかしい。自分の力量を知る。
彖曰、未濟亨、柔得中也。小狐?(汔)濟、未出中也。濡其尾、无攸利、不續終也。雖不當位、剛柔應也。
未濟は亨る、柔の中を得るなり。小狐?(汔)んど濟るも、未だ中から出ずなり。其の尾濡れて、利する所なし、続いて終えざるなり。当たらずと雖えども、剛柔応ずるなり。
象曰、火在水上未濟。君子以愼辨物居方。
火の水上に在るは未濟なり。君子は以て愼んで物を弁じ方に居く。

上九。有孚于飮酒。无咎。濡其首、有孚失是。
上九。飮酒に孚有り。咎なし。其の首を濡らす、孚有ること是を失う。
象曰、飮酒濡首、亦不知節也。
象曰、飮酒の首を濡らすは、亦た節を知らざるなり。

六五。貞吉无悔。君子之光。有孚吉。
六五。貞にして吉、悔なし。君子の光。孚(まこと)有りて吉。
象曰、君子之光、其暉吉也。
象曰、君子の光、其の暉き吉なり。

九四。貞吉悔亡。震用伐鬼方。三年有賞于大國。
九四。貞にして吉、悔亡ぶ。震(うご)いて用って鬼方を伐つ。三年にして大国に賞有り。
象曰、貞吉悔亡、志行也。
象曰、貞にして吉、悔亡ぶは、志の行わるればなり。

六三。未濟。征凶。利渉大川。
六三。未だ済らず。征かば凶。大川を渉(わた)るに利あり。
象曰、未濟、征凶、位不當也。
象曰、未だ済らず、征かば凶は、位の当たらざればなり。

九二。曳其輪。貞吉。
九二。其の輪を曳く。貞にして吉。
象曰、九二貞吉、中以行正也。
象曰、九二の貞にして吉は、中以て正を行えばなり。

初六。濡其尾。吝。
初六。其の尾を濡らす。吝なり。
象曰、濡其尾、亦不知極也。
象曰、其の尾を濡らす、亦は極を知らざるなり。



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