水澤節 jie Courtesy
卦辞:節、亨。苦節不可貞。
節は亨る。苦節は貞にすべからず。
60 = :l: :ll 水沢節 限界・制限・節度・乗り越えるべきもの
正 | | 比 | 応 | | 10.水沢節 六合   |
○ |  | | | 上六。苦節す。貞なれば凶。悔亡ぶ。 | 兄弟 |  | 子水 |
○ |  | ○ | | 九五。節に甘んず。吉。往きて尚有る。 | 官鬼 |  | 戌土 |
○ |  | ○ | | 六四。節に安んず。亨る。 | 父母 |  | 申金 応 |
| | | 体=水(水) 用=沢(金) 用生体○ | | | |
× |  | × | × | 六三。節若たらざれば則ち嗟若たり。咎なし。 | 官鬼 |  | 丑土 |
× |  | ○ | × | 九二。門庭を出ず。凶。 | 子孫 |  | 卯木 |
○ |  | × | ○ | 初九。戸庭を出ず。咎なし。 | 妻財 |  | 巳火 世 |
| | | 体=沢(金) 用=水(水) 体生用× | | | |
.6=苦節。節も行きすぎると苦しいだけで良いことは無い。続ければ凶。
.5=中正の徳で自己の欲を甘んじて節し相手も節制に甘んじる。吉。貴ばれる。
.4=無理せず心安らかに節の道を。そうすれば願いも通る。
.3=節度を保てない為に嘆く羽目になる。中庸を守れず自業自得。
.2=門を出ようとしない。折角のチャンスも動かなければ無駄。時期を逸する。
.1=庭から出ずにおとなしくしていれば災いはない。口を謹んで。
彖曰、節、亨。剛柔分而剛得中。苦節不可貞、其道窮也。説以行險、當位以節、中正以通。天地節而四時成。節以制度、不傷財不害民。
節は亨る。剛柔分ちて剛中を得る。苦節貞にすべからずは、其の道の窮まればなり。説びて以て険に行き、位に当たりて以て節すれば、中正にして以て通ず。天地は節して四時を成す。節するに制度を以てすれば、財を傷らず民を害せず。
象曰、澤上有水節。君子以制數度議徳行。
沢の上に水有るは節なり。君子は以て数度を制し徳行を議す。
上六。苦節貞凶。悔亡。
上六。苦節す。貞なれば凶。悔亡ぶ。
象曰、苦節貞凶、其道窮也。
象曰、苦節し貞なれば凶は、其の道の窮まればなり。
九五。甘節。吉。往有尚。
九五。節に甘んず。吉。往きて尚有る。
象曰、甘節之吉、居位中也。
象曰、節に甘んずの吉は、位に居りて中なればなり。
六四。安節。亨。
六四。節に安んず。亨る。
象曰、安節之亨、承上道也。
象曰、節に安んずの亨るは、上を承けて道あればなり。
六三。不節若則嗟若。无咎。
六三。節若たらざれば則ち嗟若たり。咎なし。
象曰、不節之嗟、又誰咎也。
象曰、節さざるの嗟、又た誰をか咎めん。
九二。不出門庭。凶。
九二。門庭を出ず。凶。
象曰、不出門庭、凶、失時極也。
象曰、門庭を出ずの凶は、時を失すること極まればなり。
初九。不出戸庭。无咎。
初九。戸庭を出ず。咎なし。
象曰、不出戸庭、知通塞也。
象曰、戸庭を出ずは、通塞を知るなり。
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