火山旅 lu Travel
卦辞:旅、小亨。旅貞吉。
旅は少なく亨る。旅するに貞なりて吉。
56 = l:l l:: 火山旅 旅に出る・さまよう・居を失う・火災・友人との別れ
正 | | 比 | 応 | | 42.火山旅 六合   |
× |  | | | 上九。鳥の其の巣を焚く。旅人は先に笑いて、後に號?(咷)す。牛を易に喪う。凶。 | 兄弟 |  | 巳火 |
× |  | ○ | | 六五。雉を射る、一矢亡う。終に以て譽命あり。 | 子孫 |  | 未土 |
× |  | ○ | | 九四。旅に于(ここ)に処(お)る、其の資斧を得る。我が心快ならず。 | 妻財 |  | 酉金 応 |
| | | 体=火(火) 用=山(金) 体剋用○ | | | |
○ |  | × | × | 九三。旅に其の次(やど)を焚く、其の童僕を喪う。貞なれど獅オ。 | 亥官 妻財 |  | 申金 |
○ |  | ○ | × | 六二。旅に次(やど)に即く、其の資を懐く、童僕の貞を得る。 | 兄弟 |  | 午火 |
× |  | × | ○ | 初六。旅に瑣瑣たり。斯れ其の災いを取る所なり。 | 卯父 子孫 |  | 辰土 世 |
| | | 体=山(金) 用=火(火) 用剋体× | | | |
.6=鳥は巣が焼かれ牛はいなくなってしまう。泣き叫ぶ。凶。
.5=矢を失って雉を得る。出費はかさむが得られるものがある。
.4=旅先で優遇されるが居心地がよくない。まだ正しい場所ではない。
.3=正しくても危うし。泊まった宿が火事で焼け出され、従者は逃げてしまう。
.2=ゆったりした宿に泊まる。懐に路銀がある。よい供を連れている。
.1=こせこせした人間が旅に出ても一層苦しくくたびれるだけである。
彖曰、旅、小亨。柔得中乎外、而順乎剛。止而麗乎明。是以小亨、旅貞吉也。旅之時義、大矣哉。
旅は小し亨る。柔の外に中を得て、剛に順う。止まりて明に麗く。是を以て小し亨る、旅に貞なれば吉なり。旅の時義、大いなるかな。
象曰、山上有火旅。君子以明愼用刑而不留獄。
山上に火有るは旅なり。君子は以て明らかに愼んで刑を用い獄を留めず。
上九。鳥焚其巣。旅人先笑、後號?(咷)。喪牛于易。凶。
上九。鳥の其の巣を焚く。旅人は先に笑いて、後に號?(咷)す。牛を易に喪う。凶。
象曰、以旅在上、其義焚也。喪牛于易、終莫之聞也。
象曰、旅を以て上に在り、其の義焚くなり。牛を易に喪う、終に之れを聞くことなきなり。
六五。射雉、一矢亡。終以譽命。
六五。雉を射る、一矢亡う。終に以て譽命あり。
象曰、終以譽命、上逮也。
象曰、終に以て譽命あり、上に逮(およ)ぶなり。
九四。旅于處、得其資斧。我心不快。
九四。旅に于(ここ)に処(お)る、其の資斧を得る。我が心快ならず。
象曰、旅于處、未得位也。得其資斧、心未快也。
象曰、旅に于に処る、未だ位を得ざるなり。其の資斧を得る、心未だ快ならざるなり。
九三。旅焚其次、喪其童僕。貞氏B
九三。旅に其の次(やど)を焚く、其の童僕を喪う。貞なれど獅オ。
象曰、旅焚其次、亦以傷矣。以旅與下、其義喪也。
象曰、旅に其の次を焚く、亦た以て傷し。旅を以て下に与(くみ)す、其の義喪うなり。
六二。旅即次、懐其資、得童僕貞。
六二。旅に次(やど)に即く、其の資を懐く、童僕の貞を得る。
象曰、得童僕貞、終无尤也。
象曰、童僕の貞を得る、終に尤(とが)无きなり。
初六。旅瑣瑣。斯其所取災。
初六。旅に瑣瑣たり。斯れ其の災いを取る所なり。
象曰、旅瑣瑣、志窮災也。
象曰、旅に瑣瑣たり、志し窮まって災いあるなり。
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