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澤火革 ge Revolution
卦辞:革、已日乃孚。元亨利貞。悔亡。
革は、已日にしてすなわちまことあり。大いに亨り、貞にして利あり。悔やみて亡ぶ。
49 = :ll l:l 沢火革 革命・改築・移転・がらりと変る・現状に限界

13.沢火革  水火既済雷火豊
上六。君子は豹変す。小人は面を革む。征かば凶。居りて貞しければ吉。    官鬼未土
九五。大人は虎変す、未だ占わずして孚有り。    父母酉金
××九四。悔亡ぶ。孚有りて命を改む、吉。    兄弟亥水 世
体=沢(金) 用=火(火) 用剋体×
×九三。征かば凶。貞なれど獅オ。革の言三たび就りて、孚(まこと)有り。 午妻 兄弟亥水
六二。已日にして乃ち之を革む。征きて吉にして咎なし。    官鬼丑土
×初九。固むるに黄牛の革を用ってす。    子孫卯木 応
体=火(火) 用=沢(金) 体剋用○

.6=君子は豹のように変わる。小人は顔だけを変えて新しい君の方針に従う。
.5=大人は虎のように変じる。つぎはぎではなく徹底的な改革を。
.4=徳のある人がみんなの信を得て必要な時期に改革を始めれば吉。
.3=話しあって三度改革の合意が得られたら、改革に取り組むべきである。
.2=革命の旗をあげることができるが時期は慎重に選定を。あせれば負け。
.1=変革の時だがまだ動く時ではない。身を謹み中庸であることが必要。
彖曰、革、水火相息、二女同居、其志不相得曰革。已日乃孚、革而信之。文明以説、大亨以正。革而當、其悔乃亡。天地革而四時成、湯武革命、順乎天而應乎人。革之時、大矣哉。
革は水火相息す、二女同居して、其の志相得ずを革と曰く。已日にして乃ち孚あり、革めて之を信ず。文明にして以て説び、大いに亨りて以て正し。革めて当たる、其の悔乃ち亡ぶ。天地革めて四時を成し、湯武は命を革む、天に順いて而人に応ず。革の時、大いなるかな。
象曰、澤中有火革。君子以治歴明時。
沢の中に火有るは革なり。君子は以て歴を治め時を明らかにす。

上六。君子豹變。小人革面。征凶。居貞吉。
上六。君子は豹変す。小人は面を革む。征かば凶。居りて貞しければ吉。
象曰、君子豹變、其文蔚也。小人革面、順以從君也。
象曰、君子は豹変す、其の文は鬱なり。小人の面を革むは、順にして以て君に従うなり。

九五。大人虎變、未占有孚。
九五。大人は虎変す、未だ占わずして孚有り。
象曰、大人虎變、其文炳也。
象曰、大人は虎変す、其の文(あや)炳(あきらか)なり。

九四。悔亡。有孚改命、吉。
九四。悔亡ぶ。孚有りて命を改む、吉。
象曰、改命之吉、信志也。
象曰、命を改むの吉は、志を信ずればなり。

九三。征凶。貞氏B革言三就、有孚。
九三。征かば凶。貞なれど獅オ。革の言三たび就りて、孚(まこと)有り。
象曰、革言三就、又何之矣。
象曰、革の言三たび就る、又た何にか之(ゆ)かん。

六二。已日乃革之。征吉无咎。
六二。已日にして乃ち之を革む。征きて吉にして咎なし。
象曰、已日革之、行有嘉也。
象曰、已日にして之を革む、行きて嘉び有るなり。

初九。鞏用黄牛之革。
初九。固むるに黄牛の革を用ってす。
象曰、鞏用黄牛、不可以有為也。
象曰、固むるに黄牛を用うは、以て為す有るべからざるなり。



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