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澤地萃 cui Gathering
卦辞:萃、亨。王假有廟。利見大人。亨。利貞。用大牲吉。利有攸往。
萃は亨る。王、有廟に至る。大人を見るに利あり。亨る。貞にして利あり。大いなる牲(いけにえ)を用いるに吉。往く所あるに利あり。
45 = :ll ::: 沢地萃 集合・人が集まる・財が集まる・来客・共同作業

59.沢地萃  沢水困沢山咸
上六。齎咨、涕洟す。咎なし。    父母未土
九五。萃むるに位有り。咎なし。孚あらざれば、元いに永く貞にして悔亡ぶ。    兄弟酉金 応
××九四。大いに吉、咎なし。    子孫亥水
体=沢(金) 用=地(金) 体用比和○
××六三。萃如たり、嗟如たり。利する所なし。往きて咎なくも小し吝。    妻財卯木
×六二。引きて吉、咎なし。孚あって乃ち?(禴)を用うるに利あり。    官鬼巳火 世
××初六。孚(まこと)有りて終らず。乃ち乱れ乃ち萃(あつ)まる。もし號(さけ)ばば一握笑とならん。恤(うれ)うなかれ。往きて咎なし。    父母未土
体=地(金) 用=沢(金) 体用比和○

.6=誰も集まらないので泣いてしまう。努力して人が来るようにして吉。
.5=徳があり人々が集まる。もし十分でないと思われたら更に徳を積むこと。
.4=物凄く運が良ければ、災いを免れる。方法も心も正しくても今は関係無い。
.3=集まってもため息を付く。遠くても自分の信じる人のもとへ。
.2=引っ張って貰って吉。真心があれば供物が少なくても恵みあり。
.1=何とか行きたいが行けない。身近な誘いを謝絶していれば救いの手あり。
彖曰、萃、聚也。順以説、剛中而應、故聚也。王假有廟、致孝亨也。利見大人、亨、聚以正也。用大牲吉、利有攸往、順天命也。觀其所聚、而天地萬物之情可見矣。
萃は聚なり。順にして以て説ぶ、剛中にして応あり、故に聚なり。王有廟に假るは、孝の亨を致すなり。大人を見るに利あり、亨る、聚むるに正を以てすればなり。大牲を用うるに吉、往く所有るに利あり、天命に順うなり。其の聚まる所を観て、天地萬物の情を見るべし。
象曰、澤上於地萃。君子以除戎器、戒不虞。
沢、地の上にあるは萃なり。君子以て戎器を除して、不虞を戒む。

上六。齎咨、涕洟。无咎。
上六。齎咨、涕洟す。咎なし。
象曰、齎咨、涕洟、未安上也。
象曰、齎咨、涕洟す、未だ上に安んぜざればなり。

九五。萃有位。无咎。匪孚、元永貞、悔亡。
九五。萃むるに位有り。咎なし。孚あらざれば、元いに永く貞にして悔亡ぶ。
象曰、萃有位、志未光也。
象曰、萃むろに位あるは、志の未だ光いならざればなり。

九四。大吉、无咎。
九四。大いに吉、咎なし。
象曰、大吉、无咎、位不當也。
象曰、大いに吉、咎なきは、位の当たらざればなり。

六三。萃如、嗟如。无攸利。往无咎小吝。
六三。萃如たり、嗟如たり。利する所なし。往きて咎なくも小し吝。
象曰、往无咎、上巽也。
象曰、往きて咎なきは、上の巽(したが)えばなり。

六二。引吉、无咎。孚乃利用?(禴)。
六二。引きて吉、咎なし。孚あって乃ち?(禴)を用うるに利あり。
象曰、引吉、无咎、中未變也。
象曰、引きて吉、咎なきは、中の未だ変わらざればなり。

初六。有孚不終。乃亂乃萃。若號一握為笑。勿恤。往无咎。
初六。孚(まこと)有りて終らず。乃ち乱れ乃ち萃(あつ)まる。もし號(さけ)ばば一握笑とならん。恤(うれ)うなかれ。往きて咎なし。
象曰、乃亂乃萃、其志亂也。
象曰、乃ち乱れ乃ち萃まる、其の志の乱るるなり。



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