火地晉 jin Progress
卦辞:晉、康侯用錫馬蕃庶、晝日三接。
晉は康侯(周の武王の弟)は馬を錫(たま)ふこと蕃庶(多いこと)たり。昼日に三たび接せらる
35 = l:l ::: 火地晋 前進する・進歩・昇進・活発・自信を持って
正 | | 比 | 応 | | 7.火地晋   |
× |  | | | 上九。その角に晉(すす)む。維れ用って邑を伐つ、獅、けれど吉にして咎なし。貞吝。 | 官鬼 |  | 巳火 |
× |  | ○ | | 六五。悔亡ぶ。失得を憂うなかれ。往かば吉にして不利なし。 | 父母 |  | 未土 |
× |  | ○ | | 九四。晉如たる?(鼫)鼠。貞しくも(あやう)し。 | 兄弟 |  | 酉金 世 |
| | | 体=火(火) 用=地(金) 体剋用○ | | | |
× |  | ○ | ○ | 六三。衆允(まこと)す。悔亡ぶ。 | 妻財 |  | 卯木 |
○ |  | × | × | 六二。晉如たり愁如たり。貞にして吉。この介(おお)いなる福をその王母に受く。 | 官鬼 |  | 巳火 |
× |  | × | ○ | 初六。晉如たり摧如たり。貞にして吉。孚(まこと)の無きも、裕(ゆたか)なる時は咎なし。 | 子子 父母 |  | 未土 応 |
| | | 体=地(金) 用=火(火) 用剋体× | | | |
.6=危ういが何とかなる。行動は正しいが恥でもある。元々の原因は自分自身。
.5=人々が従う。損得は気にしないこと。前進して何をしても吉。不安を持たずに
.4=力も無いのに上にあれば、びくびくしていなければならない。正しくても凶。
.3=不遇な環境にあっても理解者は多い。志を忘れずに。
.2=昇進のチャンスだが応援は無い。頑張っていればやがて認められて吉。
.1=最下位に居る。上にいる人は引き立ててくれる程の力は無い。正しくして吉。
彖曰、晉、進也。明出地上、順而麗乎大明、柔進而上行。是以康侯錫馬蕃庶、晝日三接也。
晉は進なり。明の地上に出ず、順にして大明に麗き、柔進して上行す。是を以て康侯、馬を錫うこと蕃庶たり。昼日三たび接せらるなり。
象曰、明出地上晉。君子以自昭明徳。
明の地上に出ずは晉なり。君子は以て自ら明徳を昭らかにす。
上九。晉其角。維用伐邑、視g无咎。貞吝。
上九。その角に晉(すす)む。維れ用って邑を伐つ、獅、けれど吉にして咎なし。貞吝。
象曰、維用伐邑、道未光也。
六五。悔亡。失得勿恤。往吉无不利。
六五。悔亡ぶ。失得を憂うなかれ。往かば吉にして不利なし。
象曰、失得勿恤、往有慶也。
象曰、失得を憂うなかれ、往きて慶び有るなり。
九四。晉如?(鼫)鼠。貞氏B
九四。晉如たる?(鼫)鼠。貞しくも(あやう)し。
象曰、?(鼫)鼠貞氏A以不當也。
象曰、?(鼫)鼠の貞しくも獅オは、以って不当なればなり。
六三。衆允。悔亡。
六三。衆允(まこと)す。悔亡ぶ。
象曰、衆允之、志上行也。
象曰、衆これを允す、志の上に行かばなり。
六二。晉如愁如。貞吉。受茲(茲)介福于其王母。
六二。晉如たり愁如たり。貞にして吉。この介(おお)いなる福をその王母に受く。
象曰、受茲(茲)介福、以中正也。
象曰、この介福を受くは、中正を以てなり。
初六。晉如摧如。貞吉。罔孚、裕无咎。
初六。晉如たり摧如たり。貞にして吉。孚(まこと)の無きも、裕(ゆたか)なる時は咎なし。
象曰、晉如摧如、獨行正也。裕无咎、未受命也。
象曰、晉如たり摧如たりとは、独り正を行うなり。裕なる時咎なしは、未だ命を受けざればなり。
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