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澤山咸 xian Feel
卦辞:咸、亨。利貞。取女吉。
咸は亨る。貞にして利あり。女をめとるに吉。
31 = :ll l:: 沢山咸 感じる・感化・求愛・魅力・芸術・おしゃれ

60.沢山咸  沢地萃水山蹇
上六。その輔頬舌に咸す。    父母未土 応
九五。その背中に咸す。悔なし。    兄弟酉金
××九四。貞しければ吉にして悔亡ぶ。憧憧として往来すれば、朋爾の思いに従う。    子孫亥水
体=沢(金) 用=山(金) 体用比和○
×九三。その股に咸す。執ること其れ随う。往かば吝なり。    兄弟申金 世
六二。その腓(こむら)に咸す。凶なり。居らば吉。 卯妻 官鬼午火
××初六。その足指に咸す。    父母辰土
体=山(金) 用=沢(金) 体用比和○

.6=顔で感じる。うわべだけの行動を取りがち。まごころを。
.5=背中で感じる。孤高独立の精神。マイペースであれば吉。
.4=迷いが多い。ふわふわしていると従う人は少ない。正しくあれば吉。
.3=ももに感じる。他人に釣られて動くと恥ずかしい目にあう。独立心を。
.2=ふくらはぎに感じる。そちらへ行こうという誘惑を感じるが動いたら凶。
.1=足の親指で感じる。吉凶無し。予感はするがまだ動くべき時ではない。
彖曰、咸感也。柔上而剛下、二氣感應以相與。止而説、男下女。是以亨、利貞、取女吉也。天地感而萬物化生、聖人感人心、而天下和平。觀其所感、而天地萬物之情可見矣。
咸は感なり。柔上にして剛下なり、二気感応して以て相与す。止まりて説ぶ。男、女の下にあり。是を以て亨る、貞しきに利あり、女を取(めと)るは吉なり。天地感して萬物化生す、聖人は人心を感じて、而して天下は和平なり。其の感する所を観て、天地萬物の情を見るべし。
象曰、山上有澤咸。君子以虚受人。
山の上に沢あるは咸なり。君子以て虚にして人を受く。

上六。咸其輔頬舌。
上六。その輔頬舌に咸す。
象曰、咸其輔頬舌、滕(滕)口説也。
象曰、その輔頬舌に咸すとは、口説をあぐるなり。

九五。咸其?(脢)。无悔。
九五。その背中に咸す。悔なし。
象曰、咸其?(脢)、志末也。
象曰、その背中に咸すとは、志の末(すえ)なり。

九四。貞吉悔亡。憧憧往來、朋從爾思。
九四。貞しければ吉にして悔亡ぶ。憧憧として往来すれば、朋爾の思いに従う。
象曰、貞吉悔亡、未感害也。憧憧往來、未光大也。
象曰、貞しければ吉にして悔亡ぶとは未だ害に感じざるなり。憧憧にして往来とは、未だ光大ならざるなり。

九三。咸其股。執其隨。往吝。
九三。その股に咸す。執ること其れ随う。往かば吝なり。
象曰、咸其股、亦不處也。志在隨人、所執下也。
象曰、其の股に咸す、また処らざるなり。志の人に随うあり、執るところ低きなり。

六二。咸其腓。凶。居吉。
六二。その腓(こむら)に咸す。凶なり。居らば吉。
象曰、雖凶居吉、順不害也。
象曰、凶なりといえども居らば吉とは、順えば害あらざるなり。

初六。咸其拇。
初六。その足指に咸す。
象曰、咸其拇、志在外也。
象曰、その足指に咸すとは、志の外に在るなり。



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