山火賁 bi Grace
卦辞:賁、亨。小利有攸往。
賁は亨る。すこし行く所あるに利あり。
22 = l:: l:l 山火賁 飾りたてよう!・優雅・恩寵・芸術・趣味
正 | | 比 | 応 | | 18.山火賁 六合   |
× |  | | | 上九。白く賁(かざ)る。咎なし。 | 官鬼 |  | 寅木 |
× |  | ○ | | 六五。丘園に賁(かざ)る。束帛は戔戔たり。吝なるも終には吉なり。 | 妻財 |  | 子水 |
○ |  | × | | 六四。賁如たり、{白番}(皤)如たり。白馬は翰如たり。冦するにあらず婚媾(媾)せんとす。 | 兄弟 |  | 戌土 応 |
| | | 体=山(金) 用=火(火) 用剋体× | | | |
○ |  | ○ | × | 九三。賁如たり、濡如たり。永く貞にして吉。 | 申子 妻財 |  | 亥水 |
○ |  | ○ | × | 六二。其の鬚(ひげ)を賁(かざ)る。 | 午父 兄弟 |  | 丑土 |
○ |  | ○ | ○ | 初九。其の趾(あし)を賁(かざ)る。車を捨てて徒(かち)にす。 | 官鬼 |  | 卯木 世 |
| | | 体=火(火) 用=山(金) 体剋用○ | | | |
.6=最高の飾りは飾りが無いことである。本質こそ最も美しい。
.5=目立たない所を飾るのが飾りの本質。粗末は恥ずかしいかも知れないが吉。
.4=飾りがなく真っ白。乗る馬も白。妨害があっても自分の道を守れば吉。
.3=飾りがきらきらしている。それに溺れることなく正しい道を忘れずに。
.2=髭を飾る。身近な上位の実力者に付いていって吉。
.1=足を飾る。車は降りて徒歩で。道ならぬ富貴より貧賎に甘んじて吉。
彖曰、賁亨、柔來而文剛、故亨。分剛上而文柔、故小利有攸往。天文也。文明以止人文也。觀乎天文以察時變、觀乎人文以化成天下。
賁は亨る。柔の来たりて剛を飾る。故に亨る。剛を分ち上りて柔を飾る。故にすこし行く所あるに利あり。天文なり。文明もって止るは人文なり。天文を観じてもって時の変を察し、人文を観じてもって天下を化成す。
象曰、山下有火賁。君子以明庶政、无敢折獄。
山の下に火あるは賁なり。君子はもって庶政を明らかにし、敢て獄を折むることなし。
上九。白賁。无咎。
上九。白く賁(かざ)る。咎なし。
象曰、白賁、无咎、上得志也。
象曰、白く賁りて咎なしは、上にして志を得るなり。
六五。賁于丘園。束帛戔戔。吝終吉。
六五。丘園に賁(かざ)る。束帛は戔戔たり。吝なるも終には吉なり。
象曰、六五之吉、有喜也。
象曰、六五の吉は、喜び有るなり。
六四。賁如、{白番}(皤)如。白馬翰如。匪冦婚媾(媾)。
六四。賁如たり、{白番}(皤)如たり。白馬は翰如たり。冦するにあらず婚媾(媾)せんとす。
象曰、六四當位疑也。匪冦婚媾(媾)、終无尤也。
象曰、六四は位に当たること疑しきなり。冦するにあらず婚媾(媾)するは、終に尤(とが)めなきなり。
九三。賁如、濡如。永貞吉。
九三。賁如たり、濡如たり。永く貞にして吉。
象曰、永貞之吉、終莫之陵也。
象曰、永く貞の吉は、終に之を陵ぐなければなり。
六二。賁其須。
六二。其の鬚(ひげ)を賁(かざ)る。
象曰、賁其須、與上興也。
象曰、其の鬚を賁るとは、上と興(おこ)るなり。
初九。賁其趾。舎車而徒。
初九。其の趾(あし)を賁(かざ)る。車を捨てて徒(かち)にす。
象曰、舎車而徒、義弗乗也。
象曰、車を捨てて徒にすとは、義において乗らざるなり。
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