火雷噬盍 shi-he Biting
卦辞:噬盍(嗑)、亨。利用獄。
噬盍(嗑)は亨る。獄を用いるに利あり。
21 = l:l ::l 火雷噬(ロ盍)障害・法律問題・別居・噛み砕いてしまえ!!・スパッと
正 | | 比 | 応 | | 38.火雷噬盍   |
× |  | | | 上九。校を荷(にな)いて耳を滅す。凶。 | 子孫 |  | 巳火 |
× |  | ○ | | 六五。乾し肉を噬みて、黄金を得る。貞にして危ぶれば咎なし。 | 妻財 |  | 未土 世 |
× |  | ○ | | 九四。乾し?(胏)[堅い肉]を噬みて、金矢を得る。艱(くる)しみて貞なるに利あり。吉。 | 官鬼 |  | 酉金 |
| | | 体=火(火) 用=雷(木) 用生体○ | | | |
× |  | ○ | ○ | 六三。干し肉を噬みて、毒に遇う。少し吝にして咎なし。 | 妻財 |  | 辰土 |
○ |  | × | × | 六二。膚を噬(か)みて鼻を滅す。咎なし。 | 兄弟 |  | 寅木 応 |
○ |  | ○ | × | 初九。校を履きて趾を滅す。咎なし。 | 父母 |  | 子水 |
| | | 体=雷(木) 用=火(火) 体生用× | | | |
.6=重い罰を受ける。覚悟を。凶である。
.5=助けてれる人があり、罰を遂行できる。自分も気を引き締めて。
.4=自らも正しくして、相手を責める。敵は手強い。下手な妥協は不可。
.3=罰を与えようとすると相手が予想以上の抵抗をする。しかしこちらが正しい
.2=悪い人はしっかり注意を。多少の体罰も構わない。正義が見えている。
.1=微罪に済む。多少傷ついても、それで済んだことをよしとして正しい道を。
彖曰、頤中有物、曰噬盍。噬盍而亨。剛柔分、動而明、雷電合而章。柔得中而上行、雖不當位、利用獄也。
頤の中に物ありて噬盍という。噬盍して亨る。剛柔は分れ、動きて明らかなり、雷電は合して章らかなり。柔は中を得て上に行き、位に当たらずといえども獄を用いるに利あるなり也。
象曰、雷電噬ロ盍。先王以明罰勅法。
雷電は噬盍なり。先王はもって罰を明らかにし法を勅す。
上九。何校滅耳。凶。
上九。校を荷(にな)いて耳を滅す。凶。
象曰、何校滅耳、聰不明也。
象曰、校を荷いて耳を滅すは、聡不明なればなり。
六五。噬乾肉、得黄金。貞(厲)无咎。
六五。乾し肉を噬みて、黄金を得る。貞にして危ぶれば咎なし。
象曰、貞(厲)无咎、得當也。
象曰、貞にして危ぶりて咎なしは、当を得ればなり。
九四。噬乾?(胏)、得金矢。利艱貞。吉。
九四。乾し?(胏)[堅い肉]を噬みて、金矢を得る。艱(くる)しみて貞なるに利あり。吉。
象曰、利艱貞、吉、未光也。
象曰、艱しみて貞なるに利ありて吉は、いまだ光(おお)いならざるなり。
六三。噬{月昔}(腊)肉、遇毒。小吝无咎。
六三。干し肉を噬みて、毒に遇う。少し吝にして咎なし。
象曰、遇毒、位不當也。
象曰、毒に遇うは、位の当たらざるなり。
六二。噬膚滅鼻。无咎。
六二。膚を噬(か)みて鼻を滅す。咎なし。
象曰、噬膚滅鼻、乗剛也。
象曰、膚を噬みて鼻を滅すとは、剛に乗るなり。
初九。?(屨)校滅趾。无咎。
初九。校を履きて趾を滅す。咎なし。
象曰、?(屨)校滅趾、不行也。
象曰、校を履きて趾を滅すは、行かしめざるなり。
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