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風地觀 guan Contemplation
卦辞:觀、盥字不薦。有孚?(顒)若。
觀は盥(てあら)いて薦めず。[盥:たらい]
20 = ll: ::: 風地観 熟考・よく考えなさい・瞑想・再検討・静かな所で

5.風地観  天地否山地剥
×上九。其の生を観る。君子は咎なし。    妻財戌土
×九五。我が生を観る。君子は咎なし。 申兄 官鬼申金
六四。国の光を観る。用って王に賓たるに利あり。    父母午火 世
体=風(木) 用=地(金) 用剋体×
××六三。我が生を観て進退す。    妻財卯木
×六二。窺い観る。女の貞は利あり。    官鬼巳火 
×××初六。童の観なり。小人は咎なし。君子は吝たり。 子子 父母未土 応
体=地(金) 用=風(木) 体剋用○

.6=常に人に見られている。恥ずかしくないように、自分を改善していく。
.5=自分の今までの行動を振り返って見てみるべき時。悪い所は是正を。
.4=君子に謁見して、光を見て吉。良き君主にこそ仕えるべき。
.3=自分の行く道をよく見定めるべき時。それ如何で今後の人生が変わる。
.2=相手をまともに見れない。蔭から見る。堂々と見れるように修養を。
.1=手近な物しか見えない。凡人なら仕方ないが上昇志向の人は自分を鍛えるべき
彖曰、大觀在上、順而巽、中正以觀天下。觀盥而不薦、有孚?(顒)若、下觀而化也。觀天之神道而四時不?(忒)。聖人以神道説教、而天下服矣。
大観は上にあり、順にして巽、中正もって天下にしめす。観は手洗いして薦めず、孚(まこと)あって敬い見られ、下は観して化するなり。天の神道を観るに四時は違わず。聖人はもって神道を説教し、而して天下は服す。
象曰、風行地上觀。先王以省方、觀民説教。
風の地の上を行くは観なり。先王はもって方を省し、民を観して説教したり。

上九。觀其生。君子无咎。
上九。其の生を観る。君子は咎なし。
象曰、觀其生、志未平也。
象曰、其の生を観る、志のいまだ平らざるなり。

九五。觀我生。君子无咎。
九五。我が生を観る。君子は咎なし。
象曰、觀我生、觀民也。
象曰、我が生を観るとは、民を観るなり。

六四。觀國之光。利用賓于王。
六四。国の光を観る。用って王に賓たるに利あり。
象曰、觀國之光、尚賓也。
象曰、国の光を観る、賓を尚ぶなり。

六三。觀我生進退。
六三。我が生を観て進退す。
象曰、觀我生進退、未失道也。
象曰、我が生を観て進退すとは、いまだ道を失わざるなり。

六二。?(闚)觀。利女貞。
六二。窺い観る。女の貞は利あり。
象曰、?(闚)觀、女貞、亦可醜也。
象曰、窺い観る、女は貞なれど、また恥ずべきなり。

初六。童觀。小人无咎。君子吝。
初六。童の観なり。小人は咎なし。君子は吝たり。
象曰、初六童觀、小人道也。
象曰、初六の童観は、小人の道なり。



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