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地澤臨 lin Approaching
卦辞:臨、元亨利貞、至于八月有凶。
臨はおおいに亨りて貞にして利あり。八月に至らば凶あり。
19 = ::: :ll 地沢臨 接近・発展期・昇進・希望成就・近まり来る幸運

51.地沢臨  地雷復地天泰
上六。敦く臨む。吉にして咎なし。    子孫酉金
××六五。知ありて臨む。大君の宜なり。吉。    妻財亥水 応
×六四。至りて臨む。咎なし。    兄弟丑土
体=地(金) 用=沢(金) 体用比和○
×××六三。甘んじて臨む。利する所無し、既に之を憂うらば咎なし。    兄弟丑土
×九二。感じて臨む。吉にして不利無し。    官鬼卯木 世
×初九。感じて臨む。貞にして吉。    父母巳火
体=沢(金) 用=地(金) 体用比和○

.6=下の人をやさしく導いてあげる。信頼を得て大吉。
.5=知恵を働かせて、うまく人を使いこなすことで吉。人心の把握を。
.4=有能な協力者に任せる態度が大事。人を見る目を。
.3=安っぽい餌で人を釣ろうとしても、可は無い。評価を落すだけ。
.2=アイデアは少々無茶なものでも何とかなる。自信を持って。
.1=自分の徳で相手を感動させれたら吉。強引さは駄目。
彖曰、臨、剛浸而長、説而順、剛中而應。大亨以正、天之道也。至于八月有凶、消不久也。
臨は剛のようやくにして長じ、喜びて順う、剛は中にして応ず。大いに亨るに正をもってすは天の道なり。八月にいたりて凶あり、消えて久しからずなり。
象曰、澤上有地臨。君子以教思无窮、容保民无疆。
沢の上に地あるは臨なり。君子はもって教思に窮りなく、民を容れ保んずることかぎりなし。

上六。敦臨。吉无咎。
上六。敦く臨む。吉にして咎なし。
象曰、敦臨之吉、志在内也。
象曰、敦く臨むの吉は、志の内に在ればなり。

六五。知臨。大君之宜。吉。
六五。知ありて臨む。大君の宜なり。吉。
象曰、大君之宜、行中之謂也。
象曰、大君の宜は、中を行うの謂なり。

六四。至臨。无咎。
六四。至りて臨む。咎なし。
象曰、至臨、无咎、位當也。
象曰、至りて臨み、咎なしとは、位の当たるなり。

六三。甘臨。无攸利、既憂之无咎。
六三。甘んじて臨む。利する所無し、既に之を憂うらば咎なし。
象曰、甘臨、位不當也。既憂之、咎不長也。
象曰、甘んじて臨むは、位の当たらずなり。既に之を憂うは、咎の長からざるなり。

九二。咸臨。吉无不利。
九二。感じて臨む。吉にして不利無し。
象曰、咸臨、吉无不利、未順命也。
象曰、感じて臨み、吉にして不利無しとは、いまだ命に順わざるなり。

初九。咸臨。貞吉。
初九。感じて臨む。貞にして吉。
象曰、咸臨、貞吉、志行正也。
象曰、感じて臨み、貞にして吉とは、志の正を行えばなり。



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