澤雷隨 sui Following
卦辞:隨、元亨利貞。无咎。
隨はおおいに亨りて貞にして利あり。咎なし。
17 = :ll ::l 沢雷随 従う気持ち・周囲の変化・先人を見習う
正 | | 比 | 応 | | 32.沢雷随   |
○ |  | | | 上六。之を拘(とら)え係る、乃ち従って之を維(つな)ぐ。王は用って西山に亨す。 | 妻財 |  | 未土 応 |
○ |  | ○ | | 九五。嘉に孚(まこと)あり。吉。 | 官鬼 |  | 酉金 |
× |  | × | | 九四。随いて獲る有り。貞にして凶。孚(まこと)有り、道に在りて以って明なれば、何の咎あらん。 | 午子 父母 |  | 亥水 |
| | | 体=沢(金) 用=雷(木) 体剋用○ | | | |
× |  | ○ | × | 六三。丈夫に係り、小子に失す。随って求むるもの有らば得る。貞に居るに利あり。 | 妻財 |  | 辰土 世 |
○ |  | × | ○ | 六二。小子に係る、丈夫に失す。 | 兄弟 |  | 寅木 |
○ |  | ○ | × | 初九。官は変わること有り。貞にして吉。門を出て交るに功有り。 | 父母 |  | 子水 |
| | | 体=雷(木) 用=沢(金) 用剋体× | | | |
.6=固い絆で結ばれるべき人と出会っている。しっかり付き従うこと。
.5=よき友との約束を守ると、とてもよいことがある。
.4=自分より劣る者にも仕えるべき時は誠の心で従うこと。煙たがられないように
.3=有力者に従うべき。小さい者については駄目。また欲に目がくらんでも駄目
.2=目の前の小さな餌に引きづられて、自分の本当に大切なものを失わないように
.1=自分の門から出て、知らない人に付いてみよ。自己革命が必要なとき。
彖曰、隨、剛來而下柔。動而説隨。大亨貞、无咎、而天下隨時。隨時之義、大矣哉。
隨は剛の来たりて柔に下る。動じて喜ぶは随なり。大いに亨る貞にして咎無し。しかして天下は時に順う。随時の義大いなるかな。
象曰、澤中有雷隨。君子以嚮晦入宴息。
沢の中に雷あるは隨なり。君子はもって晩に向かって入り宴息す。
上六。拘係之、乃從維之。王用亨于西山。
上六。之を拘(とら)え係る、乃ち従って之を維(つな)ぐ。王は用って西山に亨す。
象曰、拘係之、上窮也。
象曰、之を拘え係るとは、上の窮まるなり。
九五。孚于嘉。吉。
九五。嘉に孚(まこと)あり。吉。
象曰、孚于嘉、吉、位正中也。
象曰、嘉に孚あり吉とは、位の正中なればなり。
九四。隨有獲。貞凶。有孚、在道以明、何咎。
九四。随いて獲る有り。貞にして凶。孚(まこと)有り、道に在りて以って明なれば、何の咎あらん。
象曰、隨有獲、其義凶也。有孚在道、明功也。
象曰、随いて獲る有り、其の義の凶なり。孚りて道に在るは、明の功なり。
六三。係丈夫、失小子。隨有求得。利居貞。
六三。丈夫に係り、小子に失す。随って求むるもの有らば得る。貞に居るに利あり。
象曰、係丈夫、志舎下也。
象曰、丈夫に係るは、志、下を捨つるなり。
六二。係小子、失丈夫。
六二。小子に係る、丈夫に失す。
象曰、係小子、弗兼與也。
象曰、小子に係るは、兼ねてくみせざるなり。
初九。官有渝(渝)。貞吉。出門交有功。
初九。官は変わること有り。貞にして吉。門を出て交るに功有り。
象曰、官有渝(渝)、従正吉也。出門交有功、不失也。
象曰、官は変わる有り、正に従いて吉なり。門を出て交るに功有るは、失わざるなり。
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