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雷地豫 yu Enthusiasm
卦辞:豫、利建侯行師
豫は侯(きみ)を建て、師(いくさ)が行くに利あり。
16 = ::l ::: 雷地豫 熱中・移転・開運・独立・楽しい準備のとき

26.雷地豫 六合 震為雷雷水解
上六。冥豫す。成るも変わる有り、咎なし。    妻財戌土
××六五。貞にして病む。恒に死なず。    官鬼申金
×九四。由豫す。大いに得るあり。疑うなかれ。朋合い集まる。    子孫午火 応
体=雷(木) 用=地(金) 用剋体×
××六三。{目于}(盱)豫す。悔む。遅れければ悔あり。    兄弟卯木
××六二。石に介す。日を終えず。貞にして吉。    子孫巳火
××初六。鳴豫す。凶なり。 子父 妻財未土 世
体=地(金) 用=雷(木) 体剋用○

.6=パーティーは終り。目を覚まして、心を新たにして次の道を探すとき。
.5=うかれていると、ライバルに寝首をかかれる。自分のなすべき事を考えて。
.4=弱い君主の許で諸事を引き受けていれば人は警戒して近寄らない。誠を。
.3=人の機嫌とりばかりしていて、腰が定まらない。そのうち破滅する。
.2=みんながうかれていても、じっと心を静かにし次の展開を考えている。
.1=強いパトロンがいるのでついつい得意げに振舞う。これはよくないこと。
彖曰、豫剛應而志行。順以動豫。豫以順動、故天地如之。而況建侯行師乎。天地以順動、故日月不過而四時不?(忒)。聖人以順動、則刑罰清而民服。豫之時義、大矣哉。
豫は剛の応じて志し行なわる。順いてもって動くが豫なり。豫はもって順い動く、故に天地はかくの如し。而して況んや侯を建て戦を行うや。天地はもって順い動く、故に日月は過ぎずして四時は違わず。聖人はもって順い動き、則ち刑罰は清にして民は服す。豫の時義大いなるかな。
象曰、雷出地奮豫。先王以作樂崇徳、殷薦之上帝、以配祖考。
雷の出て地を奮すを豫という。先王はもっと樂を作り徳を崇び、盛んに上帝に薦めて、もって祖考を配す。

上六。冥豫。成有渝(渝)、无咎。
上六。冥豫す。成るも変わる有り、咎なし。
象曰、冥豫在上、何可長也。
象曰、冥豫して上に在り、何んぞ長かるべけんや。

六五。貞疾。恒不死。
六五。貞にして病む。恒に死なず。
象曰、六五貞疾、乗剛也。恒不死、中未亡也。
象曰、六五の貞にして病むは、乗りて剛なるなり。恒に死なずは、中のいまだ亡びざればなり。

九四。由豫。大有得。勿疑。朋盍(盍)簪(簪)。
九四。由豫す。大いに得るあり。疑うなかれ。朋合い集まる。
象曰、由豫、大有得、志大行也。
象曰、由豫し、大にい得るあり、志の大いに行わるるなり。

六三。{目于}(盱)豫。悔。遲(遲)有悔。
六三。{目于}(盱)豫す。悔む。遅れければ悔あり。
象曰、{目于}(盱)豫有悔、位不當也。
象曰、{目于}(盱)豫し悔あるは、位の当たらざればなり。

六二。介于石。不終日。貞吉。
六二。石に介す。日を終えず。貞にして吉。
象曰、不終日、貞吉、以中正也。
象曰、日を終えず、貞にして吉とは、中正をもってなり。

初六。鳴豫。凶。
初六。鳴豫す。凶なり。
象曰、初六鳴豫、志窮凶也。
象曰、初六の鳴豫は、志の窮りて凶なり。



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