地天泰 tai Harmony
卦辞:泰、小往大來。吉亨。
泰は小さく往きて大きく来る。吉にして亨る。
11 = ::: lll 地天泰 平和・成熟・友情・愛情・めでたいめでたい(^^)
正 | | 比 | 応 | | 52.地天泰 六合   |
○ |  | | | 上六。城は隍に復る。師を用いるなかれ。邑より命を告ぐ。貞にして吝なり。 | 子孫 |  | 酉金 応 |
× |  | × | | 六五。帝乙の妹を嫁がしむ。幸をもってす、おおいに吉。 | 妻財 |  | 亥水 |
○ |  | × | | 六四。翩翩として富まず、その隣と共にす。戒めずしてもって孚あり。 | 兄弟 |  | 丑土 |
| | | 体=地(金) 用=天(金) 体用比和○ | | | |
○ |  | ○ | ○ | 九三。平かにして傾かざるなく、往きて復らざるなし。苦しみて貞なれば咎なし。憂うるなかれ、それ孚(まこと)あり。食にて福あり。 | 兄弟 |  | 辰土 |
× |  | × | ○ | 九二。荒を包み、馮河を用ひ、遠きを遺(わすれ)ず、朋亡う、中行に尚(かな)うを得たり。 | 巳父 官鬼 |  | 寅木 世 |
○ |  | × | ○ | 初九。茅を拔くに茹たり。その彙(たぐい)を共にす。征きて吉。 | 妻財 |  | 子水 |
| | | 体=天(金) 用=地(金) 体用比和○ | | | |
.6=終焉の時。恥をかくことを恐れずに。何を言われても聞いてやること。
.5=末の娘を臣下に嫁がせて吉。下の人でも有能な人には従うべきとき。
.4=最高の時は過ぎた。撤退の用意。友も忘れずに。集団でさえずる雀に注意。
.3=今は安泰の時。下手なことはせずに、するべきことをきちんと片付けて。
.2=中道を重んじ、情に流されずに正しい道を。やるべき時は思い切って。
.1=友人を大切にし、共に前進するに良い時。吉。
彖曰、泰小往大來、吉亨、則是天地交而萬物通也。上下交而其志同也。内陽而外陰、内健而外順、内君子而外小人。君子道長、小人道消也。
泰は小さく往きて大きく来る。吉にして亨る。則ち是れ天地の交りて万物の通るなり。上下の交りて其の志し同じくするなり。内の陽にして外の陰、内の健にして外の順、内の君子にて外の小人。君子の道は長じ、小人の道は消ゆるなり。
象曰、天地交泰。后以財成天地之道、以左右民。
天地の交わるは泰なり。后はもって天地の道を財成し、もって民を左右す。
上六。城復于隍。勿用師。自邑告命。貞吝。
上六。城は隍に復る。師を用いるなかれ。邑より命を告ぐ。貞にして吝なり。
象曰、城復于隍、其命亂也。
象曰、城の隍に復るとは、その命の乱るるなり。
六五。帝乙歸妹。以祉元吉。
六五。帝乙の妹を嫁がしむ。幸をもってす、おおいに吉。
象曰、以祉元吉、中以行願也。
象曰、幸いをもって元いに吉とは、中にしてもって願いを行なうなり。
六四。翩翩不富、以其鄰。不戒以孚。
六四。翩翩として富まず、その隣と共にす。戒めずしてもって孚あり。
象曰、翩翩不富、皆失實也。不戒以孚、中心願也。
象曰、翩翩として富まずとは、皆実を失すればなり。戒めずしてもって孚とは、中心より願えばなり。
九三。无平不陂、无往不復。艱貞无咎。勿恤其孚。于食有福。
九三。平かにして傾かざるなく、往きて復らざるなし。苦しみて貞なれば咎なし。憂うるなかれ、それ孚(まこと)あり。食にて福あり。
象曰、无往不復、天地際也。
象曰、往きて復らざるなしとは、天地の交わるなり。
九二。包荒、用馮河、不遐遺、朋亡、得尚于中行。
九二。荒を包み、馮河を用ひ、遠きを遺(わすれ)ず、朋亡う、中行に尚(かな)うを得たり。
象曰、包荒、得尚于中行、以光大也。
象曰、荒を包み中行に尚うを得るとは、光大なるをもってなり。
初九。拔茅茹。以其彙。征吉。
初九。茅を拔くに茹たり。その彙(たぐい)を共にす。征きて吉。
象曰、拔茅、征吉、志在外也。
象曰、茅を拔き征きて吉とは、志の外にあればなり。
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