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水雷屯 zhun Initial_Difficulty
卦辞:屯、元亨利貞。勿用有攸往。利建侯。
屯はおおいに亨る。貞にして利あり。往くところあるを用いるなかれ。侯を建てるに利あり。
3 = :l: ::l 水雷屯 初期の困難・地固めが必要・試練・忍耐

11.水雷屯  水沢節水火既済
上六。乗馬は班如たり。泣血は漣如たり。    兄弟子水
九五。其の膏を屯す。小貞は吉、大貞は凶。    官鬼戌土 応
六四。乗馬は班如たり。婚媾を求め往かば、吉にして不利なし。    父母申金
体=水(水) 用=雷(木) 体生用×
×××六三。鹿に即に虞なし。惟だ林中に入る。君子はきざしをみて捨つにしかず。往きて吝なり。 午妻 官鬼辰土
×六二。屯如たり、?(邅)如たり、乗馬は班如たり。寇せざるまま婚媾せんとす、女子は貞にして字せず、十年にしてすなわち字す。    子孫寅木 世
初九。磐桓す。貞に居るに利あり。侯を建つるに利あり。    兄弟子水
体=雷(木) 用=水(水) 用生体○

.6=応援も無し。行動はバラバラ。どうにもならない。
.5=応援があるので小さいことなら吉。大きいことをしようとすれば凶。
.4=難しい時期だが自分に出来ることを見つけて頑張って乗り切れば大吉。
.3=いいとは言えないが特に凶でもない。むやみに進むのはよくない。
.2=どうにも進まないし、バラバラになる。十年持ちこたえれば吉。
.1=地位を望まず正しい道を行くのがよい。民は評価してくれる。
彖曰、屯剛柔始交而難生、動乎險中。大亨貞、雷雨之動滿盈。天造草昧、宜建侯而不寧。
屯は剛柔はじめて交わりて難生ず。険の中に動く。大いに亨りて貞なり。雷雨の動くこと満ちみつ。天造は草昧なり。よろしく侯を建てて、寧しとせず。
象曰、雲雷屯。君子以經綸。
雲雷は屯なり。君子もって経綸す。

上六。乘馬班如。泣血漣如。
上六。乗馬は班如たり。泣血は漣如たり。
象曰、泣血漣如、何可長也。
象曰、泣血の漣如たらば、何ぞ長かるべかんや。

九五。屯其膏。小貞吉、大貞凶。
九五。其の膏を屯す。小貞は吉、大貞は凶。
象曰、屯其膏、施未光也。
象曰、其の膏を屯すとは、施し未だ光いならざるなり。

六四。乘馬班如。求婚媾往、吉无不利。
六四。乗馬は班如たり。婚媾を求め往かば、吉にして不利なし。
象曰、求而往、明也。
象曰、求めて往かば、明らかなるなり。

六三。即鹿无虞。惟入于林中。君子幾不如舎。往吝。
六三。鹿に即に虞なし。惟だ林中に入る。君子はきざしをみて捨つにしかず。往きて吝なり。
象曰、即鹿无虞、以從禽也。君子舎之、往吝、窮也。
象曰、鹿に即に虞なしとは、もって禽に従うなり。君子これを捨つる往きて吝なりとは、窮すればなり。

六二。屯如、?(邅)如、乘馬班如。匪寇婚媾。女子貞不字、十年乃字。
六二。屯如たり、?(邅)如たり、乗馬は班如たり。寇せざるまま婚媾せんとす、女子は貞にして字せず、十年にしてすなわち字す。
象曰、六二之難、乘剛也。十年乃字、反常也。
象曰、六二の難は剛に乗ればなり。十年にしてすなわち字すは常に反るなり。

初九。磐桓。利居貞。利建侯。
初九。磐桓す。貞に居るに利あり。侯を建つるに利あり。
象曰、雖磐桓、志行正也。以貴下賤、大得民也。
象曰、磐桓すといえども、志は正を行なうなり。貴をもって賤に下り、大いに民を得るなり。



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