占い名称百科事典(さ)

サイコテトリス
相手の手をにぎって相手の心の深層に映っていることを読む

サイコロ占い
サイコロの目の合計や組み合せで占う。西洋ではastragalomancyという。古来サイコロは魔除けとして財布などに入れておくこともあった。

また、易でもサイコロを利用して易卦を立てることがある。

なお、astragalomancyは「定規占い」とされているケースもあるよう。

魚占い
魚を使った占いで、Ichtiomancyという。

魚の動きをみて占うものと、魚の内臓をみて占うものがある。

酒占い
oinomancyという。お酒を利用した占い。

サビアンカード
サビアンは黄道の360度の各度数に対応したシンボルである。

サビアンを使い始めたのはアメリカのマーク・エドムンド・ジョーンズである。彼は1925年、エルシー・フィーラーという霊感体質の女性を使って、このシンボルを得た。

このチャネリング実験はサン・ディエゴの小さな教会の中で、360枚の真っ白な紙の端っこに"牡羊1度"とか"獅子12度"とか小さく鉛筆で書いておき、彼女にその裏の真っ白な面を見せて「ここから何を感じますか?」と尋ねる方式で行われた。むろんこの時彼女に提示する順序はランダムで、彼女が何か口走るとジョーンズはそのことばを紙にササ っと走り書きした。

こうして得られたシンボルはランダムで行われたにも関わらず度数順に並べるときれいなストーリーになっていた。そして彼の前にチャルベルという人がやった、もう少し大雑把な実験の結果ともよく合っていたので、ジョーンズは天空の各度数には固有の意味が埋まっていると考え、これを「サビアン」として発表する。

これには多くの人から反響があり、ジョーンズが得たシンボルを更に精度をあげようという試みが多く行われた。日本には最初直居あきらが紹介した。現在日本語で読めるサビアンの本で入手容易なものには次のようなものがある。(出版年度順)

松村潔「神秘のサビアン占星術」学研
岡庭加奈「サビアン大辞典」Miiboat
直居あきら「定本サビアン占星学」魔女の家BOOKS
松村本はジョーンズの共同研究者ルディアのシンボルの日本語訳。エニアグラムと絡めて解説。岡庭本は現行3種類のサビアンを全て収録。七光線の話も出てくる。直居本はオカルト色が薄く、中立的な抑え気味の解説が魅力。

上記でMiiboatの本は全国の紀伊国屋書店で入手可能。魔女の家BOOKSも大型書店などには揃っている。「あきら」は文字セットにないのでかな書きしたが、{日彗}という文字。

なお、松村潔はこのサビアンシンボルを5度単位でまとめてカードにした72枚セットの「サビアンカード」も考案している。

皿土占い
ジオマンシーに少し似た占いである。

jamancyといい、それを行う人をsorcererといったが、この占い自体もsorcererと呼ばれた。

基本的には皿に入れた土砂を撒いて、その様子で占うものであり、事前に土砂の上に特別な図形を描いておくこともあった。

算命学
天冲殺で有名になった占術であるが、元々の理論体系は非常に広い。伝説によればその体系は中国戦国時代の鬼谷子が創案したと伝えられる。

日本では西川満の「人間の星」が先駆的で、その後高尾義政が広め、高尾門下から中森樹庵ら何人も優秀な算命家が出ている。四柱推命と似たところがあるが生まれた時刻が分からなくても占えるところが特徴。

詩占い
rhapsodomancyといい、詩集の任意のページを開いて、そこでみた詩を質問の答えやヒントとするもの。開典占いの一種である。同項参照。

塩占い
alomancyという。塩を使った占い。

ジオマンシー
geomancy。ゲオマンシーと音写する人もある。訳すれば土占いである。

もともとは土あるいは石を投げて、そこに現れた形から占うものをいったようである。その形の類型として16種類の図形が整理されていた。

しかし後にはこれが占星術と結びつき、また東洋の遁甲術?と結びついて、同じジオマンシーという言葉は使っていても、全く別の種類の占いも発展したもようである。これはその時の星の位置から方位の吉凶を出したりするものである。東洋の遁甲術との違いは西洋占星術と同様に実星を使用することである。

死体占い
psychomancyといい、死体を使った占いあるいは呪術のこと。

七政四餘
東洋占術では珍しく、虚星ではなく、実際の天体を使用する占星術。ここで七政とは、太陽・月・水星・金星・火星・木星・土星である。また四餘とは旡、羅(月の降交点)、計(月の昇交点)、孛(月の遠地点)である。この他に、呉師青は三王といって、天王星・海王星・冥王星も使用している。

これらの天体をホロスコープ上に描き、その位置やアスペクトにより各種の判断を行う。

四柱推命
生れた年・月・日・時間の4つに対応する干支・星で占う鑑定術。東洋占術の命理の中の中核的存在であろう。

四柱とは、年月日時の各々に対応する干支(天干地支)で、これに更に天と地の作用によって産み出される蔵干が加わり、これらを並べた図形を命式という。

四柱推命はこの命式の中の五行のバランスをみることから始まり、そのバランスの出来方により、その命式の「格」が定まって、そこから「用神」が定まる。この作業は西洋占星術でいえばホロスコープの類型を見極め、主星を見つけだすことに似ている。そこから命式の解釈は始まる。

一時期は、四柱推命の命式は書くものの、このような五行のバランスをみるのではなく、安易に神殺などの状態だけで吉凶を判断するような一種の略式四柱推命が広まっていたが、精度的に問題があるのはいうまでもない。

十干占い
生れた年又は日などの十干で占う。 十干とは、次のものである。
きのえ こう(木の兄)
きのと おつ(木の弟)
ひのえ へい(火の兄)
ひのと てい(火の弟)
つちのえぼ (土の兄)
つちのとき (土の弟)
かのえ こう(金の兄)
かのと しん(金の弟)
みずのえじん(水の兄)
みずのとき (水の弟)

十干は元々は上記真ん中の、こう・おつ・へい・てい、といった読み方の十個の記号であるが、これを通常五行×陰陽に当てはめ、きのえ・きのと・ひのえ・ひのと、のように読む読み方が流布している。

十干は十二支と同様、年・月・日・日に配置される。

紫微斗数
生れた時点の命盤(一種のホロスコープ)を作って占う。西洋占星術に似た中国の占いで台湾などでは非常に盛ん。入手しやすい本としては西村天然氏の新書版の本が出ているが、この中で氏は封神演義(現在ジャンプで連載されている中国古代の伝奇小説)の登場人物にこの紫微斗数の星を対応づけて述べている。

ジプシー占い
ジプシーが秘伝で伝えている占い。。。。。。

ということになっているが、実際にはタロット占い・トランプ占い・などが多いもよう。ジプシーは「エジプト人」という意味であるが実際にはインド系の人たちである。彼らは15世紀頃からヨーロッパに流入し、独自の生活集団を作って都市近郊に定住するようになった。彼らは自分たちのことを「ロマ」と呼んでいる。

子平
淵海子平の略。四柱推命の別名。 淵海子平
四柱推命

指紋占い
指の指紋の蹄状紋・渦状紋の組み合せで占う。一般には各指の指紋がどちらかというのにより、2の5乗で32通りの組み合わせを考え、それぞれの運勢をいう。

十二支占い
生れた年又は日などの十二支で占う 十二支とは、次の十二個を言い、一般に十二の動物に関連づけて記憶されている。
十二支訓読み音読み動物方位 五行陰陽 月 時刻
 子 ね  シ  鼠 北  水 陽(+)11月23- 1時
 丑 うし チュウ牛 北北東土 陰(-)12月 1- 3時
 寅 とら イン 虎 東北東木 陽(+)1月 3- 5時
 卯 う  ボウ 兎 東  木 陰(-)2月 5- 7時
 辰 たつ シン 竜 東南東土 陽(+)3月 7- 9時
 巳 み  シ  蛇 南南東火 陰(-)4月 9-11時
 午 うま ゴ  馬 南  火 陽(+)5月11-13時
 未 ひつじビ  羊 南南西土 陰(-)6月13-15時
 申 さる シン 猿 西南西金 陽(+)7月15-17時
 酉 とり ユウ 鳥 西  金 陰(-)8月17-19時
 戌 いぬ ジュツ犬 西北西土 陽(+)9月19-21時
 亥 い  ガイ 猪 北北西水 陰(-)10月21-23時
しかし十二支はもともとは年の月の数を数えるために作られた記号にすぎなかったと考えられ、これを動物と関連づけたのは後世の思考である。こ れは中国が自国のカレンダーを周辺の漢字の読めない民族に押しつける時に作られたのではないかともいわれる。

上記のように月には本質的に十二支が配置されるし、時にも自然に十二支が配置されるが、そのほか年や日にも配置される。特に年に配置されたも のにより、われわれは「いぬ年生まれ」とか「へび年生まれ」という言い方をする習慣があり、「○○年生まれの人はこういう性格である」などと いった「十二支占い」も流布しているが、ほとんど根拠のないものである。

書物占い
開典占いのこと。
開典占い

水晶球占い
水晶球を使った占い。クリスタル・ゲージングなど

しわ占い
metoposcopyという。人相術の一種で、人の額のしわの様子で占うもの。

真珠占い
西洋ではMargaritomancyといい、真珠を使った占いの総称。「マルガリータ」はごぞんじ、真珠のこと。

水晶と同様に真珠を見つめて占う方法や、何個もの真珠を無心に動かしていって占う方法などがあった。

神託
一般にoracleといわれる。神に祈って、問題の答えや、解決のためヒントをもらう方法である。

また、cledonomancyとか、brizomancyといった言葉もあったが、oracleのもう少し細かく手順を限定した方法に対することばのようである。

古代エジプトでは、トート神の神殿で神託を得た。古代ギリシャではアポロン神殿の神託が重要であった。またイスラエルではテラビム神殿の神託というのがあったらしい。

日本では神託をめぐる歴史上の大事件として、称徳天皇の時代の宇佐八幡神託事件というのが有名である。事件の概略を述べておこう。

当時、称徳女帝の寵愛を受けた弓削道鏡という密教僧が宮廷で権勢をふるっていた。称徳天皇は子供がなく後継者のことで悩んでいた時、道鏡の親族でもある太宰府の帥弓削清人から、宇佐八幡の神が「道鏡を天皇にすれば国は安泰となるであろう」というお告げをした、という噂があるという報告がなされた。

称徳天皇はこれをいい機会として皇位を本当に道鏡に譲ろうと考え、腹心の部下である和気広虫の弟、清麻呂を宇佐へ派遣してその神託を確認させようとした。

この時宇佐八幡で起きたできごとについては、宇佐八幡に伝わる文書に詳しい。清麻呂は天皇の意向通りの神託を持ち返るべく九州の宇佐まで来た。ここは天皇家の始祖ともいうべき、応神天皇を祭る大聖地である。境内に入った途端神々しい気があふれているのを感じる。さすがの清麻呂も緊張する。神官に神に尋ねるべき案件を伝え、神殿の前で託宣を待った。しかし神官が言った言葉は清麻呂を一瞬にして不愉快にさせるものであった。

「馬鹿なことを言うな」「ではご自分で確かめなさるがよい」と神官がいう。清麻呂は本来は俗人が立ち入ることを許されない神殿の中に足を踏み入れた。確かにそこはもう俗界ではなかった。彼はたちまち頭の中が空白になる。心が裸になる。そして確かに彼は神の意思を理解した。

彼は帰京する。そして、天皇に自分が聞いた通りの神の声を伝えた。

「古えより天皇と臣下の別は明確である。臣をもって君に代えることはできない」

称徳天皇は激怒、清麻呂と姉の広虫を遠流に処した。

しかし、それでも神託をくつがえすことはできない。

この清麻呂の命を賭けた上奏により称徳天皇は皇位を道鏡に譲ることはできなくなった。そして失意のまま翌年病に倒れ亡くなる。この死によって女帝の時代は終わり、奈良時代も終わりに近づいていく。日本の天皇家の万世一系の血統が途切れていたかも知れない、大事件であった。

水晶占い
水晶を使用する占いの総称だが、一般にはクリスタル・ゲージング(クリスタロマンシー,crystalomancy)の意味で使用される。

クリスタル・ゲージング

水滴占い
雨の日などに窓ガラスについたくもりから流れる水滴で占う

水面占い
水面(主として水盤に張ったもの)を見つめて占う。ノストラダムスの予言?はこれによって書かれたとも言われる。

数秘術
numerologyという。

数占い・数霊

宿曜占星術
28宿(または27宿)をベースにした占星術。

宿(宿曜)とは、月の通り道(白道)に設定された領域で、ほぼ1日の移動分で1宿としているが、月の公転周期が27.3日である為、27分割する流儀と28分割する流儀がある。またその区切り方も等分割する流儀と、その界隈の星座に合わせて不規則な分割をする流儀がある。また更に、この宿曜自体の設定そのものがインド方式と中国方式がある。そしてインド方式が中国に紹介された時、中国の宿曜の名前を無理に訳語としてあててしまったため、これがまた混乱のもととなって、そうとうゴチャゴチャしてしまった部分がある。

砂占い
白い紙の上に一握りの砂を落して、広がった形で占う

墨占い
毛筆で書いた時の墨のにじみ方などで占う

するめ占い
七輪と練炭でするめをあぶり、するめの焦げ方や、反り返りの形などから占います

星相学
紫微斗数、七政四餘、子平(四柱推命)、など生年月日によって何らかの「星」を導きだし、その配置によって占う鑑定方法の総称。

筮竹占い
筮竹を使って易の卦を立てる方法。筮竹は50本で一組であるが、その内の1本は太極とみなして机の上におき、その他の49本を無為に左右に分ける動作の繰り返しで、立卦する。

色々な方法があるが、その中の基本は十八回この動作を行う十八変の本筮である。

生命の樹占い
カバラの生命の樹を書いて、目をつぶり指で押さえて占う

姓名判断
名前に基づく占い。方法は漢字の画数・音・ローマ字など色々。現在国内で行われている姓名判断の基礎は熊崎健翁氏が立てた理論に基づくものである。

西洋ではonomancyという。

声紋占い
声紋をとって、そのパターン図形を見て占う。

西洋占星術
生まれた瞬間や、何か事件が起きた時、また何か占う対象とする日時の惑星その他の配置をホロスコープに描き、それによって人の性格や状況などを判断する鑑定術。

銭占(ぜにうら)
コインを使った占い一般。表が出れば吉など。易で使う事もある。易でのやり方はここを参照のこと。
(1)1回1枚
表が出たら会社へ行く、裏が出たらサボる、などといった形で使用する。英語でも "Heads or tail ?" などといってこれを行う。
(2)3枚6回
易卦を立てるのに使用する。3枚のコインを6回投げるのは、筮竹の十八変本筮竹をそのまま持ってきたもので本格的である。
(3)6枚1回、ただし1枚は別種類
一般には、10円玉5枚と100円玉1枚を1度に投げて、易卦を出す。これは略筮である。
(4)5枚1回、ただし全て異なる種類
例えば1円・5円・10円・50円・100円といった5種類を1度に投げる。一挙に32通りのパターンが作られる。その象意は「諸葛孔明霊神秘法」という本に書いてあるとのこと。
(5)2枚?回
何回投げるのか分からないというより謎なのであるが、2枚使う方法で24通りのパターンを出すものがあるらしい。「安倍晴明銭占い」というものとのこと。

前世占い
その人の前世がどのようなものであったかというのを解き明かしそれによって現実の問題を解き明かすもの。

千駄焚き
雨乞いの祈祷法のひとつで、丘の上などで火を焚くもの。これは科学的に見ても大気の対流を起こすことによって雲を呼ぶ請うかがあり、合理的である。むろん気を付けないと乾燥している故に山火事を起こす可能性がある。

前兆占い
これは、非常に広い範囲の占いの総称である。あらゆる種類の「前兆現象」により占うもので、多くの国でかつて占いの主役であった。そして文献に記すのが困難な物であるが故に近年ではすっかり衰退している。

インドの中世の前兆占いを集大成した、ヴァラーハミヒラの「占術集大成」(東洋文庫)は非常に貴重な文献である。

占星術
星の動きを元にした占い一般。メソポタミアで発生してヘレニズム帝国でまとめられ、アラビア・ヨーロッパで発達した西洋占星術、中国で独自の発展をした各種の中国占星術、インドで独特の発展をしたインド占星術、などがある。中国占星術にもまた多数の種類がある。

占星心理学
占星術に心理学の手法を取り入れたもの。リズ・グリーンの「占星学」がこの分野の著作として有名。

占星料理学
占星術によってその時に良い料理を考案するもの。

空占い
空の事象によって占う占いの総称。

西洋ではaeromancy、ceraunomancy、ceraunoscopy などという。これを見る専門の占い師もいた。

空の事象とは、空模様、雲の様子、月や星の様子、雷や稲妻などの様子をいったが、後には神秘化されて空に現れる幻影(或いは空気の精霊)を見て占う方法なども開発された。

そろばん占い
これはそういう本も出ているが、そろばんを使用した易占いである。そろばんを算木代わりに使用するもの。




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