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占い名称百科事典(な)

内臓占い
動物の内臓を見て占う。

hepatoscopyというのは、羊の肝臓で占ったものである。ichthyomancyというのは魚の内臓による占いである。anthropomancyというのは、死人や死にかけている人間の腸の動きで占ったものである。

動物の内臓で占う人をローマではハルスペクス、或いはハルスピキナと呼んだ。バビロニアあるいはエトルリアに起源があるという。

流れ星占い
流れ星の出た所と消えた所、光の強さ・方角・継続時間などで占う

また、日本では古来より流れ星を見たらそれが消えるまでに願い事を3回言えばその願いが叶うと言われた。実際には流れ星は突然発生するので、その時に願い事を唱えることができるというのは常にそのことを願っているということであり、それだけ強い願いは必ず叶うのである(マーフィーの法則)。

投げ物占い
物を投げて占う占いの総称。

コインを投げれば銭占い、下駄を投げれば下駄占い、瓦を投げれば瓦占い、サイコロを投げればサイコロ占いである。

そのほか、かんざしを投げる待ち人占いがあったらしい。

鉛占い
molybdomancyといい、融けた鉛を急冷し、その時にできた形で占うもの。

ナンバープレート占い
たまたま見た車のナンバープレートの数字で占う

鶏占い
alectryomancyあるいはalectromancyといわれる。

これはコックリさんを鶏にやらせたような占いであり、アルファベットの文字を並べた上にえさを置き、そこに鶏を放して、鶏がどこの餌をついばんだかで占うという方法である。二者択一の場合はアルファベットではなく2つの餌の山が用意される。

人形占い
人形を使った占い。idolomancyという。詳しい方法は分からない。

人相
顔の相で占うものである。

西洋ではphysiognomyといわれる。16世紀のデラ・ポルタの人相学の本は現代でもよく引用されるが「牡牛に似た顔の人間は性格も牡牛のように頑固で不精で癇癪持ちである、ライオンのような顔の人間は、云々」などとなっている。。。。。

が、牡牛のような顔の人間、ライオンのような顔の人間というのが彼の本の図版に入ってはいるが果たしてこんな顔の人間がいるのか???

日本には江戸時代までに中国の「神相全篇」が輸入され、人相見たちがそれをベースに活動していた。この書にのっている顔の部位の名称図は現代でもよく運勢学の本に掲載されている。

江戸時代、無頼の漢から身を起こした水野南北は、最初この「神相全篇」にもとづいて占いをしていたが全く当たらなかった。

そこで彼は独自の人相学を確立することをめざし、髪結い・銭湯の三助・死体焼場の仕事を3年ずつやって人相と性格の関係をつぶさに観察。その理論を築き上げたと言われる。

水野南北は掌に油を満たしてそれに火をつけ眠らないようにして瞑想したりなど、荒行ともいえる修行をして自分を鍛えた。また暴食を戒め自然と調和して生きる生き方を説いており、彼の思想は今でも高く評価できるものである。そして彼の残した人相学の理論は現代の人相学の基本になっているのである。

ネクロマンシー
Necromancy(死体占い)というのは、死にたてのほやほやの死体に呪術によってつかの間の生を与え、その死者から何らかの情報を得ることを言う。しかしこの方法は甚だ危険であり、そこにやどった魂が本当に死んだ人のものであるかは疑問がある。たまたま近くを浮遊していた霊などが入ってしまう可能性もある訳で、その判別は難しいらしい。

後に、この言葉は死んでから長時間、しばしば数年、数十年、数百年たった人の魂を呼び出して会話をする術と混同されるようになった。これは本来影占い(sciomancy)といわれるもので、口寄せと同類のものとなる。




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