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数占い・数霊


数占い・数霊について
aristomancyといわれる。数を使った占いの総称。

S氏が紹介している、いわゆる「カバラ数秘学」というものがあるが、これは実際にはカバラとはほとんど関係がない。実際のカバラの中にある数秘学では、ヘブライ文字が数字を兼用していることを利用して、聖書のいろいろな言葉の中に潜む神秘学的な意味を探求したりしている。黙示録の666とは暴君ネロのことではないか、などと推定したりキリストと蛇の間に関連があるなどと指摘したのはこの系統の研究である。

いわゆる「カバラ数秘学」の方が出てきた詳しい経路は不明だが、元々は数というものに神秘的信仰を持っていたピタゴラス学派の人たちが作り出したものがベースではないかと思われる。現在行われている各種の数秘術(numerology,日本では数霊という)のベースとなったかも知れないと思えるものは、20世紀初頭のL.ドウ・バリエットの研究である。これに更に西洋ではジュリア・シートンらが各種の改良を加えている。

日本の数霊の場合は武智時三郎あたりがひとつのルーツになっているように思える。その教えを受けた昭和の偉人・岡本天明が数霊理論により古事記に対する美しい研究をまとめあげた。一方では岡本天明に先立ち西洋系の数秘術をベースにして実用的な数霊理論を構築した金子彰生の研究があり、これらの先人の研究を基礎にして昭和40年代に田上晃彩が登場、東洋占術古来の九星理論をも取り込んだ、一種完成された芸術的数霊理論を築き上げることに成功した。
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