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血液型の話(03)
【血液型の比率】 日本国内では血液型の比率はだいたいA:O:B:AB=4:3:2:1です。 この比率はメンデルの法則により保存されていくので、人種・民族などその中 で結婚する傾向の強い集団ごとに、固有の比率が保存されています。幾つかの 国・民族の血液型比率を以下にあげます。 AB A B O 日本 9 38 22 31 中国 6 23 25 46 インド 9 21 41 29 アメリカ 4 40 11 45 フランス 3 46 9 42 アルゼンチン 0 5 3 92 インディオ 0 0 0 100 ナイジェリア 6 21 29 44 (TV番組「あるある大事典」などによる。現在、本来の数字の出所を調査中。 インドはほとんどB型だ、とか聞いていたのですが、この統計ではずいぶん 違いますね。。。。しかし以前取り上げた竹内均氏の資料でもインドは北部 ではB型因子が高いものの南部ではそうでもなく、特にボンベイ・ゴア近辺 の地区にはA型因子の高い地域がありますので、やはり上記の資料は信用で きそうです。なお一応上記に中国の数字が出ていますが、実際問題として、 中国は広すぎるので、それをまとめてひとつの数字で表すのはあまり意味が ないような気もします。それとインディオの全部O型というのは本当に信用 していいのでしょうか? どなたか出所の確かそうな資料をお持ちでないで しょうか?) 日本の中では西日本と東日本で血液型の比率が異なることが知られています。 基本的には西日本ではA型因子が高く、東日本ではB型因子が優性です。これ は大雑把に言えば、 A型――西日本――弥生系(農耕型)――――うどん・あほ文化 B型――東日本――縄文系(騎馬民族型)――そば・ばか文化 ということになるようです。日本人にはこの他に南方系のO型因子がもともと 存在していたようで、竹内均氏はその日本列島移住時期を、南方系=2万年前、 北方系=1万4千年前、西方系=6千年前、と推定しています。つまり南方と 北方からそれぞれO型・B型の人たちが流入してきて南北に分かれて縄文文化 を形成していたところに中国大陸からA型の人たちが入ってきて全体をまとめ てひとつの国を形成したということのようです。 【その他の血液型】 人間の血液型というのは全部で400種類ほどある、ということを聞いたこと もあるのですが、一般に知られているのは次のような型です。 ●Rh型 1940年にランドシュタイナーと彼の弟子のウィナーが一緒に発見したもので Rhの名はこの因子が赤毛猿(rhesus)と共通に存在するためです。C-c,D-d, E-e という3組の因子が存在し、細かくいうとCCDee, CcDEe, ccDEE, ccdee などという型があるようですが最も重要なのはD-d因子で、DD及びDdをrh(+), ddをrh(-)といいます。 日本人はrh(-)の比率は0.05%、つまり2000人に一人しかありませんが白人で は15%がrh(-)です。rh型は輸血の時と、妊娠の時に問題になります。基本的 にいえば、rh(-)の母親がrh(+)の子供を妊娠すると血液型不適合が発生しま す。妊娠の血液型不適合はABO式でも発生します。例えばO型の母親がA型の 子供を妊娠すれば立派な血液型不適合になります。 ちなみに私はRh(-)ABなので日本人では2万人に一人ということになります(^^; ●HLA型 これは白血球の血液型です。1954年にドーセによって発見されました。 現在までに7種類の抗原が白血球上に発見されています。これは臓器移植の ときに重要になります。 ●その他 ある程度名前が知られているものでもMN型・ルイス型・P型・キッド式・ などなどがあり、これらの血液型が全て一致する人は、一卵性双生児以外は あり得ないとされています。