↑ 実天体だけではない感受点
占星術では太陽・月と8個の惑星(planets)のほかに、小惑星やいくつかの仮想的なポイントも使用します。これらは天体の軌道上の特別な点や、その時の場所と時刻により定まる点(個人的感受点-Personal Sensitive Points-という)であったりします。それらも便宜上「星」と呼ぶことはあるのですが、より正確な言い方では「感受点(sensitive point)」という言い方をします。以下に主な感受点の一覧をあげます。各々の詳しい説明については感受点の概要のコーナーをご参照ください。

実天体 ルミナリー太陽と月。占星術で最も重要な天体
五惑星古くから知られていた5つの惑星。水星・金星・火星・木星・土星。
土星以遠
の惑星
天王星・海王星・冥王星。近世以降に占星術に取り入れられたもの。ただし冥王星は小惑星とする説が最近強まっている。
小惑星四大小惑星(セレス・パラス・ジュノー・ヴェスタ)などの内部小惑星帯の小惑星のほか、エロスのような地球近くの小惑星、キローンなどのセントール族の小惑星、またペルセフォネなどのキューブワノ族に代表されるエッジワース・カイパーベルト天体などがある。
恒星 古来より惑星と並んで重視されていたシリウス・プロキオンのほか、四王(アルデバラン・レグルス・アンタレス・フォーマルハウト)など。
個人的
感受点
アングルASC,DSC,MC,IC。生まれた瞬間に地平線上の東西,南中およびその対向にある黄道上の点
東西の点黄道上で真東の点(EP)と真西の点(WP)。
天空上の
東西の点
その場所での卯酉線と黄道の交点。VertexとAnti-Vertex。
軌道上
の点
ドラゴン月の軌道の昇交点。つまり黄道と白道の交点。ドラゴンヘッドとドラゴンテイル。古来よりひじょうに重視されていたポイントである。ノードとも。
リリス月の遠地点。ただし別の意味のリリスもあるので注意。
Equinox黄道と赤道の交点。春分点と秋分点。
その他
の点
アラビック
パーツ
どれかの天体をASCの位置に移動した時に他の天体が来る場所。POF,POSなど
ウラニアンハンブルグスクールが提唱した8つの天体(?)
ミッドポイント天体の中点。詳しくはハーフサムの項参照。

※黄道・赤道などの意味が分からない方は赤道とか黄道とか白道をご参照下さい。


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