↑ マイクロゾディアック
【マイクロゾディアック】

古来より、天空を通常の12等分ではなく、もっと細かく区切る流儀がある。
その中でも有名なのはインド占星学で使用されるバルガである。

バルガにはいろいろな分割法があり、最も大きいのは普通の30度ずつ12等分する
るラシ(rasi)でこれは普通のサインと同じである。最も細かいものは6分ずつ
3600分割するものでガーティカムサ(Ghatikamsa)という。

その中でも特に重視されるのはナバムサ(navamsa)と呼ばれる108分割で、これは
各サインを更に9等分したものに相当する。108はインドの神聖数である。インドの
経典が108個あるといわれ、インドの最高神のひとりシヴァは108通りのダンスを踊る。

このようなマイクロゾディアックにおいては、一般にそれぞれが12星座に循環的に
対応すると考える。

つまり、9分割された牡羊座の各ナバムサは牡羊〜射手に相当し、次の牡牛座の
各ナバムサは山羊〜乙女に相当する。
【インドのバルガ】
名称30度の
細分数
360度の
分割数
度数6大
varga
7大
varga
10大
varga
16大
varga
(異説)
Rasi 1 1230度
Hora 2 2415度
Drekkana 3 3610度
Chaturthamsa 4 48 7度30分    
Thrisamsa 5 60 6度     
Shashtamsa 6 72 5度     
Sapthamsa 7 84 4度17分  
Ashtamamsa 8 96 3度45分     
Navamsa 9 108 3度20分
Dasama 10 120 3度   
Labhamsa 11 132 2度44分     
Dwadasamsa 12 144 2度30分
Shodasamsa 16 192112分30秒  
Vimshamsa 20 24090分     
Siddhamsa 24 28875分     
Bhamsa 27 32466分40秒     
Thrimsamsa 30 36060分
Khavedamsa 40 48045分     
Akshvedamsa 45 54040分     
Shashtyamsa 60 72030分   
Ghatikamsa 3003600 6分     


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