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★占星術用語辞典★ update:2004.03.26
【ラ】
ライジング (rising) 天体がICより東側にあって上昇中であること。
ラグランジュの解 三体問題は通常基本的に数学的には解けないのであるが、きわめて特殊な条件では解が得られるものがあり、これをラグランジュの解と呼んでいる。天体系があった時に何ヶ所か重力的に安定する場所があることが知られており、そういう場所に宇宙塵などが集まると、かなり長期間その場所に留まることもある。また小さな小惑星などがそういう重力の安定する場にとどまって安定軌道を保つようになる場合もある。
ラグランジュ(Joseph Lagrange)が1772年に発見した解の前提はふたつの大きな質点S,J (S>J) があった場合に、S,Jより遙かに小さな質点Lがあった時ということになっており、このとき、Lが比較的安定して存在し得るポイントが全部で5個ある。そのうちの3個はS,Jを結ぶ直線上に乗っているポイントなので、両者の関係がずれたりした時に安定状態から外れてしまうため、あまり長期間は安定することかができないが、残りの2つのポイントはJがSのまわりを公転する軌道上で、Jの前後60度の場所なので、長期間安定することができる。これが
トロイ小惑星群が存在し得る理由である。

右の図でL4,L5が木星軌道のトロイ小惑星群の位置である。L1,L2,L3は安定ではないが、ここに人工天体を設置して、軌道がずれるたびにロケット噴射で微調整を掛けるということは可能である。SOHO(太陽観測天文台)などは太陽−地球間のL1ポイントに設置されている。L1,L2,L3のS-J間の距離に対する比率は次のような感じになる。
| システム | L1 | L2 | L3 |
| 太陽−地球 | 0.010 | 0.010 | 0.999998 |
| 太陽−木星 | 0.067 | 0.070 | 0.9994 |
| 地球−月 | 0.151 | 0.168 | 0.993 |
ラスト・アスペクト (Last Aspect) 天体が
ボイドになる直前の最後のアスペクトを取った時のこと。
【リ】
リギル・ケンタウルス (Rigil Kentaurus) ケンタウルス座α星。太陽から最も近い恒星。0.0等星。28

にあって、危機からの脱出や自己の成長などをあらわす。パーマンの星。
リゲル (Rigel) オリオン座β星。オリオンの左足。16

にあってユーモアや発明を表す。
離心率 (eccentricity) 楕円の潰れ具合を示す数値。楕円の長半径をa, 短半径を b とするとき、離心率 e は e = sqrt(1−(b/a)2) で表される。 eは0〜1の値をとる。ここで e=0 なら円であり、1に近づくにつれ楕円はひしゃげた形になる。地球の公転軌道の離心率は 0.0167 でほとんど円に近い。ハレー彗星の公転軌道の離心率は 0.967 もある。
長半径が a の天体の遠日点は a (1+e), 近日点は a (1−e) で表される。ハレー彗星の場合は a=18(
天文単位) なので、近日点は 0.594 (金星軌道より内側)、遠日点は 35.4 (海王星軌道より外側)ということになる。
リフリネイション (refrenation) ふたつの天体がアスペクトを形成しようとしたものの、一方が逆行してしまい、とりあえずアスペクトが完成しないこと。(最終的には順行に戻ってアスペクトすることが多い。)この場合その逆行しはじめる前の「できそうなアスペクト」は実際には無効であり、これをrefrenationという。
リボリューション・チャート (revolution chart) 回帰図。(経過の)特定の天体が出生の天体の位置に戻ってくるときのホロスコープ。太陽は1年に1度、月は1ヶ月に1度、木星は12年に1度、土星は30年に1度、出生の位置に戻ってくる。
リリー,ウィリアム (William Lilly,1602-1681) イギリスの占星術師。近世占星術の大成者。代表的な著作として「Christian Astrology」があり、最近読む人が増えている。
リリス (lilith) ダークムーン(Dark Moon,闇の月)とも呼ばれる。
諸説があり、次の4つのリリスが知られている。リリスはカバラの教典によればアダムの最初の妻。またセムの伝説の荒野に住み子供を襲う夜の鬼女神もリリスという。リリスは「影」を表わすものであり、自分自身の隠れた側面の象徴であって、自我に対する性的刺激として表れることがよくある。またリリスの位置は前世の月の位置であるという説もある。
(1)
月の
遠地点 このリリスは古代より占星術で使用されていた。
(2)
小惑星のリリス リリスという名前の小惑星があるが使う人は少ない
(4) 第二の月 よく分からない存在である。
リリト (lilith)
リリスの読み方のバリエーションだが、月の
遠地点を「リリス」、「第二の月」を「リリト」と呼び分ける人もいる。
リレーション・チャート (relation chart) 相性を見る為の技法の一つで、二人の誕生日の中間の時刻でチャートを作成するもの。
リロケーション (relocation) 同じ時刻の別の場所のチャートを作ること。引越しや旅行の判断に使用する。
【ル】
ルディア,デーン (Dane Rudhyar,1895-1985) フランスの占星術師、音楽家。サビアンの研究などで知られる。
ルナ・リターン (Luna-return) 月回帰図。月が出生時と同じ位置に来た時のチャート。次の月回帰までの1月間に起きることを予測する為に使用する。
ルナ・リボリューション (luna revolution) =
ルナ・リターン
ルミナリー (luminary) 光の多い天体。
太陽と
月。
ルーリング・プラネット (ruling planet) =
統治星
ルル・ラブア (1945-1999) 日本で占星術の普及に力を尽くし、現在の日本の占星学人口の基盤を作ったともいうべき占星術師である。現在の日本の占星術界の中核を形成する30〜40代のアストロロジャーのかなりが初期段階で彼女の「占星学の見方」や「ホロスコープ入門」でホロスコープの作り方・読み方を覚えたのではないかと思われる。茨城県出身。晩年は都会を離れて自然の中で生きる生活をしていた。
【レ】
レオ,アラン (Alan Leo,1860-1917) イギリスの占星術師。Astrologer's Magazineの創刊者。
1日1年法のプログレスの提唱者。
現代の占星術の体系はレオがまとめたものがベースである。彼はそれまでの体系をかなり簡易化し、また根拠が曖昧?と思われる部分を排除したりして、理論的に美しくまとめあげた。しかしここ数年、レオ以前の占星術に戻ろうという運動が起きており、結果的にレオは批判されている。
レギオモンタナス (Regiomontanus House)
ハウスの分割方法のひとつ。Regiomontanus こと Johann Muller (1436-1476)が考案した。
元々のレギオモンタナス法は、地平線を基準にして、天の
赤道にそって空間を12等分するものである。赤道を使用するという点ではモリヌスやメリディアンとも似ている。しかし現在「レギオモンタナス」の名前で普及している分割法は、これを修正して
卯酉線で12等分するようにしている。従って、この変形レギオモンタナス法は
キャンパナスのハウスを半分ずらしたものとなっている。
レクティファイ (rectify) 出生時刻の修正。出生時刻が曖昧である場合などに、その人の人生における色々なイベントを
進行図と照合しながら、出生時刻を推定又は修正すること。
レグルス (Regulus) 獅子座のα星。獅子サインの最後の方 29

にあって野心や激しい強運を表すが落とし穴もある。「小さな王」の意味。
ロイヤルスターのひとつで「北の王」でもある。
レジオモンタナス (Regiomontanus House) =
レギオモンタナス
【ロ】
ロイヤル・スター (Royal Star)
恒星の中で四方・四季の空を支配する四つの王者の星。
東の王
アルデバラン αTau 0.8等星

09 秋の支配者 ファヌエル
北の王
レグルス αLeo 1.3等星

29 冬の支配者 ミカエル
西の王
アンタレス αSco 1.0等星

09 春の支配者 ラファエル
このメンツに
シリウスが入っていないのを不思議に思う人があるかも知れないが、シリウスはこの四王の上の皇帝とでもいった存在であろう。
ロコモーティブ (locomotive type)

機関車型。
ホロスコープの類型のひとつで、天体が全体の3分の2ほどの空間に散らばっているもの。その残り3分の1の空白の部分が心に「欠乏感」を感じさせ、それを埋めるために本人は頑張って活動する。結果的に非常に活動的でよく努力するタイプである。
【ワ】
占星術ではこの9つの惑星の中から(空に見えることはない)地球をのぞき、太陽と月を加えた10天体を主に使用する。これをしばしば「10大惑星」ということもあるが、甚だ不正確な表現である。一般には占星術で使用するポイントは
感受点(sensitive point)という。
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