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←↑→★占星術用語辞典★     update:2004.03.26


【ア】

アイゼンク (Hans J. Eysenck) ドイツの占星学者。太陽サインと性格の関係について詳しく研究している。

アインシュタイン  (Albert Einstein,1879-1955) 20世紀最大の物理学者。相対性理論(特殊相対性理論,一般相対性理論)の発見者。

アガスティヤ (Agastya) インドでカノープス(南極老人星)のこと。昔インドにアガスティヤという仙人がいたが、その仙人は山奥で今でも生きているという伝説がある。昨今話題になった「アガスティヤの葉」とは、この仙人が地上の全ての人の運命を葉に書き記したという伝説に基づくもので、各人の「アガスティヤの葉」を捜し出して来てくれるところがインドに存在する。

アクエリアン・エイジ (aquarian age) →水瓶座の時代

アゲナ (Agena) ケンタウルス座β星。0.6等星。さそりサインのやや後ろの方 23蠍にあって、高い道徳を表す。

アケルナル (Achernar) エリダヌス座α星。0.5等星。魚サインのほぼ中央 15魚にあり、高い精神的発展を表す。「川の果て」の意味。

アステロイド (asteroid) →小惑星

アストロ・カート・グラフィ →マップ

アストロ・ローカリティ・マップ →マップ

アストロダイン  コスモダインともいう。天体の許容度をハウスのアングルサクシデントキャデントによって変える流儀。

アスペクト  (aspect) 座相。感受点(惑星)同士が作る角度をいう。特に重要なのは0度、180度、120度、90度、60度で、感受点同士が黄道上でその角度を作るとき、感受点の間に特定のエネルギーの流れが発生する。その流れ方は角度によって異なる。なお黄道上の角度ではなく、天球上の角度で見る説も存在するが、計算が大変であることから、ほとんど未研究である。
 
 なお星の実際の角度ではなくて星が所属しているサイン同士の角度で見るという流儀もある。またサイン同士の角度を「座相」、星同士の直接の角度を「アスペクト」と呼び分ける人もいる。
 
 なお、この角度はジャストその角度(イグザクト,exactという)でなくても、多少それに近い範囲であれば成立しているとみなされる。この許容範囲のことをオーブという。なお、アスペクトがその正確な角度に近い場合をタイト (tight)と呼び、そのアスペクトの意味が強力に発揮される。
 
 アスペクトについての詳細はアスペクトについてのページを参照のこと。

アスペクト主星  アスペクトを最も多く持つ天体のこと。当然ホロスコープ全体に大きな影響力を持つので表示体の候補の一つである。

アセンダント (ascendant) ASCと省略する。出生図で言えば出生時に東の地平線から昇ってきつつあった黄道上の点。太陽がアセンダントとコンジャンクションになる時が「日の出」である。
 
 アセンダントは占星術では大変重要なポイントである。ASCの対称点をディセンダント(DSC)という。西の地平線から沈んで行きつつあった黄道上の点である。ASCとDSCそれにMCとその対称点ICはホロスコープの軸(アングル)であるとされる。
 
 →イーストポイント, バーテックス

アディー (Addey,John M.) (1920-1982)イギリスの占星術師。ハーモニクスの提唱者。

アナビバゾン (anabibazon) =ドラゴンヘッド

アプライ (apply) 2つの天体が正確なアスペクトを形成しようと段々その角度に近付いいく時期のこと。
 →接近

天の川 (Milky Way) →銀河

アヤナ (ayana) インド占星術の牡羊0度の点と西洋占星術の牡羊0度の点の差のこと。西洋占星術では春分点を牡羊0度に取るが、インド占星術の殆どの流派ではこの春分点歳差による動きを無視して、天球上の一定の場所を永久に春分点として使用する。この方式をニル・アヤナといい、西洋占星術方式の動く春分点を使う方式をサ・アヤナという。

アヤナムシャ (ayanamsa) =アヤナ

アラビックパート (Arabic Parts) ローマ帝国が衰退し、西洋がキリスト教の厳しい思想統制下に入った頃、占星術はアラビア世界で引続き発達を続けていた。もっとも、そもそも占星術は中東の地で発生したものであるから、本家本元で発達していたと言うべきかも知れない。そんな中でよく使われた感受点がアラビック・パートである。
 
これは別にアラビアで考案されたものではなく、ギリシャ時代からあったもので、元々の名前にもとづいて「グリーク・ロット」とも言うが、一時期ヨーロッパでは忘れられてしまい、アラビアから再輸入された時にアラビアで考えられたものと誤解されてこの名が付いてしまったともいわれる。なお、新しい時代に追加されたアラビックパートもある。
 
 色々なアラビック・パートがあるが、いづれも他の感受点からだいたい簡単な(!)計算で求める事ができる。例えばPOF(Part of Fortune)はASC+月−太陽であるので、ASCが蟹22.86、月が蟹6.85、太陽が天秤11.87の人なら、360゜に換算して計算して、112.86+96.85-191.87=17.84 で、牡羊の17.84ということになる。POFの次によく使うのはPOS(Part of Spirit)で、ASC+太陽−月で計算する。ただし「フリップ」といってPOFとPOSは昼と夜とで入れ替えることになっている。
 
 アラビックパートについて詳しいことは感受点概要のアラビックパートの箇所を参照のこと。

アルクトゥルス  (Arcturus) 牛飼い座α星。0.0等星。24天秤にあって積極的人生を表す。「熊の番人」の意味。

アルゲニブ  (Algenib) ペガサス座γ星。2.8等星。馬の脇腹の意味。牡羊サインの真ん中付近 09牡羊にあって、技術や芸術的なことを表す。なおペルセウス座α星(ミルファク)もアルゲニブと呼ばれることがある。

アルゴル  (Algol) ペルセウス座β星。2.1等星。牡牛サインの最後の方 26牡牛にあって凶暴性を表す。「悪魔」の意味で、全天の恒星の中で最も凶暴な星といわれる。

アルタイル  (Altair) わし座α星。0.8等星。水瓶サインのはじめ付近 01水瓶にあって知能的成功を表す。「飛ぶ鷲」の意味。

アルデバラン  (Aldebaran) 牡牛座α星。0.8等星。双子サインのやや始めより 9双子にあって、勇気を表す。牡牛座のほぼ中央にあるのでサイドリアルではこの星を牡牛15度としてゾディアックの分割を行う。高校の地学の練習問題によく出てくる星である。ロイヤルスターのひとつで「東の王」でもある。

アルファルド  (Alphard) 海蛇座α星。2.0等星。獅子サインの終わり近く 26獅子にあり、薬品中毒を表す。「孤独なる者」の意味。

アルフェラト  (Alpheratz) アンドロメダ座α星だがペガサスの四角形の構成員でもある。2.1等星。馬のへその意味。意味としては力・神経質など。占星術上では牡羊サインの中央付近 14牡羊

アルミューテン (almuten) そのサインにおいて一番支配力を発揮する天体のこと。例えば天秤座のアルミューテンは土星である。なぜならば天秤座の支配星金星は単にこのサインを支配しているだけにすぎないが、土星は天秤で高揚するとともに、本来の座山羊とトラインであるからである。
 →ジョイ

アロマ惑星 (aromal planets) ブラヴァッキーが仮定していた6個の仮想惑星。目には見えないが存在するとして占断に利用していた。

アンギュラー・ハウス angular house 第1,4,7,10ハウス

アングル (angle) 軸。ASC,DSC,MC,ICのこと。

アングル・ハウス (angle house) =アンギュラー・ハウス

アンタレス  (Antares) さそり座α星。1.0等星。射手サインの真ん中付近 09射手にあって激しい戦略的性格をあらわす。「火星に対抗する者」の意味。ロイヤルスターのひとつで「西の王」でもある。

アンチバーテックス (anti-vertex) →バーテックス

アンティクトン  (anthichton,antichthon) 地球と同じ軌道上を180度向こう側を回っていて、太陽の陰にかくれて見えない天体、として想像された天体。実際は地球の軌道は円ではなく楕円なので、そんな天体があれば毎年ある時期に見えるようになるはず。元々は古代ギリシャのピタゴラス派哲学者ピロラウス(Philolaus,BC480?-405?)が地動説を唱えた時に導入したものである。彼は天体の数をピタゴラス学派の神秘数である10にそろえたかったので、五惑星、太陽・月・地球・銀河と数えて9つしか無かったため、苦肉の策でこういうものを考えたという。

安定の度数  (stable zone) 分割調波における度数域で14度と15度をいう。この度数域にある天体は、その天体の意味を安定に出すとされる。

【イ】

イグザクト (exact) アスペクトが完全に正確な角度で形成されること。
 →タイト, アスペクト

イグザルテーション (exaltation) 高揚の座。惑星本来の座と別に居心地のとてもよいサイン。当然その惑星の力がよく出てくる。

イクリプス  (eclipse) 食。通常日食月食を総称して言う。

イコールハウス (equal house) ASCを起点に黄道上で30度ずつ区切ったハウスのこと。計算は簡単だが、MCが10ハウスに来てくれなかったりするのが非常に困った問題である。この点を修正したものにポルフュリオスがある。
 
 現代占星術の旗手のひとりであったMargaret Hone(1892-1869)がイコールハウスを使用していたことからごく最近まで愛用者が多く『プラシーダスなんて使っているのは計算マニアだけ。占星術のプロはみんなイコールハウスだよ』と豪語する愛用者も多かった。確かに5分か10分単位で次々と鑑定をしなければならないような人は今のようにパソコンがない時代、いちいちプラシーダスの室項表など引いていられなかったであろう。さすがに今のようにパソコンが安くなりStargazerAstrologなどが無料で使えるようになった時代、イコールハウスを今でも使っている人はそう多くないのではないかと思われる。

イージー・アスペクト (easy aspect) 吉象意のアスペクトのこと。トラインやセクスタイルなど。
 →アスペクト

石川源晃 (いしかわげんこう,1921-) 占星学研究家。東京工業大学卒業後、海軍技術研究所に務める。1960年代にアメリカ滞在中に占星術に触れ、科学的な立場からその研究をするようになった。分割調波の提唱者、ボイドの概念の普及者として名高い。

イーストポイント (east-point) 感受点の一つ。黄道上で時角が真東、つまり赤経270度の点である。Eと略することがある。世俗的な名声を表わすとされる。

一般相対性理論 (general relativity theory) アインシュタインが発見した重力に関するいくつかの法則。特殊相対性理論が定速運動の体系で成立するのに対してこちらは加速度のある体系で成立する。従来のニュートン力学を修正する内容になっており、ひじょうに高速で動いている水星の軌道の計算にはこの理論が必要である。

射手サイン (sagitarius sign) 黄道を12等分した中の9番目の30度を占めるサイン。記号 射手 時期としては小雪から冬至までで、11月23日前後から12月21日前後まで。支配星木星性別は男性、クォリティは柔軟宮(mutable)、エレメントは火。努力家・楽天家で理解力が高いがやや保守的な性質を持つ。

イベントチャート (event chart) 何か事件が起きた時、その瞬間の星の位置をホロスコープに描いたもの。
 →ホラリーチャート

イリジウム (iridium) 高度780kmの極軌道を周回している通信用の66個の衛星。
 →人工衛星

イリジウム・フレア  (iridium flare)
 イリジウム衛星は低軌道を周回している上に通信用のアンテナはひじょうに反射率の高い素材で作られているため、夜空を通過する時に太陽との相互関係が良いとほんの数秒だが、強い閃光を発する。この輝きは最高で-7等星相当、つまり金星(明けの明星・宵の明星)の約100倍もの輝きを持つ(そこまで明るくない時もある)。これをイリジウムフレアと呼ぶ。
 
 イリジウム衛星はひとつの極軌道に11個も飛んでいるので、イリジウムフレアは1晩に1度程度は光る、よく起きる現象であり知らない人がUFOと間違うこともあるという。イリジウム衛星の軌道は全て分かっているので、それをもとにいつフレアが発生するかを予測するソフトなどもある。

イングレス (ingress) 感受点がその固有の運動によりサインに入ること。入宮。
 
 感受点のイングレス、特に遠い惑星のイングレスはひとつの時代を区切る効果があり、その前後には大きな事件がおきることもある。1995年の阪神大震災は冥王星の射手座イングレスの当日に起きた。なお、惑星はしばしばイングレスした後逆行して元の星座に舞い戻り、再度イングレスを起こすことがある。この場合、一般に最初のイングレスの方が効果が強いと言われる。
 
 →サンクランティ

インコンジャンクト (inconjunct) 150度のアスペクト。クィンカンクス(quincunx)とも言う。この角度を正確に作る場合、二つの感受点はエレメントで見てもクォリティで見ても共通でない。つまり噛み合わない角度である。そもそもインコンジャンクトとは「アスペクトが無い」という意味である。これは何かを変えなければならないことを示している。
 
 →ノーアスペクト, アスペクト

寅申線 (いんしんせん) 寅の方位と申の方位を結ぶ線。日本の京都や奈良などの緯度では夏至の太陽が寅の方位から昇り、冬至の太陽が申の方位に沈むため、古い神社や寺の配置に使用されている。図は子午線などについての箇所参照。
 
 →東洋12方位, 子午線, 卯酉線, 辰戌線

隕石 (いんせき,meteorite,ミィーティアライト) 流れ星が燃え尽きずに地上まで落ちてきたもの。
 
大きなものが落ちてくると強い衝撃により巨大なクレーターが形成され、有名なアメリカのアリゾナの巨大隕石孔は直径が1.2kmあるが、日本の高松クレーターなども直径8kmの大きさである。もっとも多くのクレーターは高松クレーター同様に、地下に埋もれていたりあるいはその後の風や水の浸食や生物活動により形がよく分からなくなっている。
メキシコのユカタン半島の地下には直径100kmのものが埋もれており、インド洋にはもっと巨大な隕石孔(シヴァ・クレーター)があって、これらの隕石が落ちたときに起きた異常気象が恐竜絶滅の原因ではないかという説が近年注目された。(現在では恐竜絶滅の原因は隕石だけではなく色々な原因が複合したものとする見方が多数)

インセプション (inception) 開始(図)。なにかのイベントが起きた時刻、始まった時刻でチャートを作成したもの
 
 →ホラリーチャート

インターセプト (intercept) 夾在。ハウスカスプがそのサインに1つも入ってない事。例えば第1ハウスのカスプが蟹座にあり、第2ハウスのカスプが乙女座にある場合真ん中の獅子座は第1ハウスにインターセプトされているという。
 →エンプティ・ハウス

【ウ】

ヴァーラ  インドで日〜土の七曜のこと。

ヴィッテ,アルフレート  (Alfred Witte, 1878-1941) ドイツの占星術師でハンブルグ・スクールの創始者。ウラニアン占星術を創始し、プラネタリー・ピクチュアを考案した。

ヴィンデミアトリクス  (Vindemiatrix) 乙女座ε星。天秤サインの真ん中付近 09天秤にあって、誤解による不幸を表す。「ぶどう収穫者」の意味。

ウェイン (wane) →接近

ヴェガ  (Vega) 琴座α星。0.0等星。射手座中央 15射手にあって成功を表す。「落ちていく鷲」の意味。

魚サイン (pisces sign) 黄道を12等分した中の12番目の30度を占めるサイン。記号 魚 時期としては雨水から春分までで、2月19日前後から3月20日前後まで。支配星海王星副支配星木星性別は女性、クォリティは柔軟宮(mutable)、エレメントは水。直観的・神秘的で犠牲精神に富むが結構自分で悩んでいるような性質を持つ。
 
 魚サインの記号 魚は2匹の魚がお互いを銀の紐で結んだ姿を表わす。

ウラニアン (uranian planets) ハンブルグ・スクールアルフレート・ヴィッテ(Alfred Witte)らは第一次世界大戦の頃、当時発見されていた最遠の惑星である海王星よりも向こうに幾つかの「惑星」があると考え、それらが有効な感受点であると主張した。このヴィッテのTNP(Trans-Neptune Planets)は4個だったが、その後フレドリッヒ・ジーグリュンが4個追加し、現在ウラニアン惑星は8個になっている。
 
 詳しいことは感受点概要のウラニアンの箇所を参照のこと。

ウラニアン占星術 (Uranian astrology) ウラニアンを使用した占星術。

【エ】

衛星 (satellite,サテライト) 惑星小惑星のまわりを回っている星。地球の(天然の)衛星はのみである。火星にはフォボス(Phobos)・デイモス(Deimos)というふたつの衛星があり、火星の表面で観測すると、デイモスのは東から昇って西に沈むが、フォボスは西から昇って東に沈む。小惑星の中にも大きなものの中には衛星を持つものがある。
 →人工衛星

エスティバル (estival,aestival) 「夏の」という意味。
 →季節

エッジワース・カイパーベルト  (Edgeworth-Kuiper Belt) 海王星(30天文単位)より遠くの領域に広がる空間で、多くの小惑星が存在し、また短周期の彗星の供給源にもなっている。その外縁はだいたい500天文単位くらいで、その外側はオルトの雲である。
 
 エッジワース・カイパーベルトの存在はKenneth Edgeworth(1880-1972)の研究で短周期彗星の巣として予測されたものである。Gerard Kuiper(1905-1973)も短周期彗星の源について研究しているが、彼は冥王星を彗星の母惑星と考えるなど予想が外れている。従って、この領域を「エッジワース・ベルト」と略すのは構わないが「カイパー・ベルト」と略すことについては私は反対である。
 
 エッジワースカイパーベルトの実在は1992QB1の発見により確認された。その後、この領域には多数の巨大な小惑星が見つかっており、QuaoarやIxionなどのように直径が1000kmを越えるものもある。そのうち冥王星(直径2000km)より巨大なものも見つかるであろうといわれており、現在では冥王星自体もエッジワース・カイパーベルトに所属する小惑星であると考える人が多い。冥王星にキリの良い小惑星番号を与えようという動きもある。海王星の衛星のトリトン(直径2700km)も元々はエッジワースカイパーベルトの小惑星であったと考えられ、現在のところ、このトリトンが最大のエッジワースカイパーベルト天体である。
 
 なお外部小惑星帯と呼ぶ人もいる。

エバーティン (Ebertin,Reinhold,1901-1988) ドイツの占星術師。ハーフサムやエバーティン式ハーモニクスを提唱した。

エフェメリス (ephemeris) =天文暦

エレクション (election) 占星術的選択。結婚や開業などに良い日時を見つけ出す技術。

エレベーション (elevation) エレベートしている天体のこと。

エレベート (elevate) 天体が地上にあること。つまりASC−DSCラインよりも上にあること。通常のハウス区分では、7〜12室に入っていることになる。太陽がエレべートしている期間が「昼」である。
 →カルミネイト

エレメント (element) サイン(星座)の4区分。西洋の伝統的な4元素にサインを分類したものである。下記のようになっている。
 
エレメントサイン性別熱冷乾湿精神天使行動
火 fire 牡羊・獅子・射手男(昼)hot dry 直観ミカエル 運動
地 earth牡牛・乙女・山羊女(夜)colddry 感覚ウリエル 思慮
風 wind 双子・天秤・水瓶男(昼)hot moist思考ラファエル治癒
水 water蟹 ・ 蠍 ・ 魚 女(夜)coldmoist感情ガブリエル育成
 
 ※アニマ・アニムスの分類とエレメント(リズ・グリーンによる)
  火 メディウム(霊媒)  ワイズマン(賢者)
  地 アマゾン(戦士)   プエル・エテルヌス(永遠の少年)
  風 ヘタイラ(神殿娼婦) ヒーロー(英雄)
  水 マザー(母)     ファザー(父)
 
 ※物語主人公とエレメント
  火 赤ずきん       007
  地 眠りの森の美女    コロンボ
  風 シンデレラ      MIF
  水 白雪姫        スーパーマン
 
 →サイン, クォリティ, 季節

遠日点  (aphelion) 惑星の軌道で太陽から最も離れる場所。地球が遠日点を通過するのはだいたい7月8日頃である。これはだいたい小暑の頃ということになる。
 →近日点, 遠地点

遠地点  (apogee) 地球の衛星(月や人工衛星)の軌道で、地球から最も遠くなる場所。月の遠地点は西洋占星術ではリリス, 中国占術では孛といって、重視されてきた。
 →近地点, 遠日点

エンプティ・ハウス  (empty house) 天体の入ってないハウスのこと。そのハウスの性質についてはカスプサイン支配星で読む。ハウスに天体がない場合、そのハウスの性質については自分から進んで得ようとはせず、機会が来ると素直に受け入れる傾向があるとされる。たとえば2室に天体のない人はお金があるといいな、とは思っても自分であまりお金を稼ごうという気にはならないという。
 →インターセプト

【オ】

老いた度数  天体がそのサインの26.00度から29.99度までの度数域にあること。この度数域にある天体は成熟した形で意味を出す。
 →幼い度数, 涙の度数

牡牛サイン (taurus sign) 黄道を12等分した中の2番目の30度を占めるサイン。記号 牡牛 時期は穀雨から小満までで、4月20日前後から5月20日前後まで。支配星金星性別は女性、クォリティは不動宮(fixed)、エレメントは土。牛の歩みのような着実・慎重・また保守的な性質を持つ。

黄緯(おうい)  黄緯(こうい)を参照。
黄経(おうけい)  黄経(こうけい)を参照。
黄道(おうどう)  黄道(こうどう)を参照。「おうどう」と読むのも間違いではないようだが「こうどう」と読むほうが主流と思われる。
オクシデンタル (occidental) 西方。→オリエンタル

幼い度数  天体がそのサインの0.00度から3.99度までの度数域にあること。この度数域にある天体は未熟な形で意味を出す。
 →老いた度数, 涙の度数

オータムナル (autumnal) 「秋の」という意味。→季節

乙女サイン (virgo sign) 黄道を12等分した中の6番目の30度を占めるサイン。記号 乙女 時期としては処暑から秋分までで、8月23日前後から9月22日前後まで。支配星水星性別は女性、クォリティは柔軟宮(mutable)、エレメントは土。現実的で知的、若干批判的しかし夢見がちな性質を持つ。

オーバーロード (overload) 過入居。10天体の内3個以上が一つのサインまたはハウスに入っていること。そのサインやハウスにエネルギーが集まり、性質が強調される。
 
 サイン(あるいはハウス)が12個あって星が10個あるので、ひとつのサインに星が2個以上入る確率は約20%、3個以上入る確率が約6.6%になる。(ちなみに4個以上は約1.5%)
 
 なおオーバーロードがホロスコープ上に現れる確率は約67%あるので(大雑把な考え方では、サインがオーバーロードになる確率の約12倍と思っても良い)、この現象自体は珍しいものではない。
 
 →マジョリティ, コンジャンクション, ステリウム, 表示体

牡羊サイン (aries sign) 黄道を12等分した中の最初の30度を占めるサイン。記号 牡羊 時期としては春分から穀雨までで、3月21日前後から4月19日前後まで。支配星火星性別は男性、クォリティは活動宮(cardinal)、エレメントは火。積極的・行動的・攻撃的な性質を持つ。牡羊サインの記号 牡羊は羊の角を表わしているとされる。

オーブ (orb) アスペクトの許容度のこと。180度,120度などといったアスペクトは必ずしも正確に成り立たなければならない訳ではなく、多少の許容範囲がある。これをオーブ(orb,球の意味)という。
 
 オーブの採り方には基本的にふたつの流儀がある。
 
 (1)古典的なやり方
   オーブは惑星に属するという考え方である。リリーは各天体のオーブは下記の通りであるといっている。
 
   太陽 17度 月 12.5度 水星 7度 金星 8度 火星 7.5度 木星 12度 土星10度
  
   この流儀の場合、現代では太陽と月を10〜12度、他の天体は5〜6度に採る人が多いようである。この方式では天体同士が微妙な距離にある場合、片方はアスペクトができていて、片方はアスペクトになっていないということもある。
 
 (2)現代占星学のやり方
   オーブはアスペクトごとに定めるという考え方である。マイナーアスペクトも採用する場合は、こちらでないと困難。メジャーアスペクトで3〜8度程度、マイナーアスペクトで1〜4度程度に採る人が多い。
 
 (2)の方式では最近は一般にオーブは狭く取るのが流儀である。これはホロスコープをパソコンで簡単に計算できるようになり、見落としが少なくなったことも影響している。オーブを広く取りすぎると、「何とでも言える」ようになってしまうのである。
 
 なお、オーブは接近の場合と分離の場合で異なるという考え方もある。接近の場合の方が一般に厳しくなる。それは惑星の影響は「すぐには現れない」という考え方に基づく。(接近とは、これから次第に正確な角度へ向いつつある状態。分離は逆に崩れて来た状態)
 
 なお、アスペクトを見る場合に、プログレスの天体と出生(ネイタル)の天体とのアスペクトについては、プログレスの天体の進行速度が遅いので、オーブはかなり厳しく(1度以内?)見る必要がある。
 
 逆にハーモを見る時などは誤差が拡大している可能性があるので、やや緩めに拾っても良い。同様の考え方で、月のオーブは緩めに設定するという人もある。

オポジション (opposition) 衝。180度のアスペクト。欠けているものを補うような認識拡大を要求するアスペクトである。エネルギーがダイレクトに流れ込んでくる感じなので、それなりの体力を要求する。

オリエンタル (oriental) 東方。外惑星の場合は太陽とになってからになるまでを太陽より東方(oriental)にあるといい、衝になってから合になるまでを太陽より西方(occidental)にあるという。言い替えれば、太陽より先に東の空から昇る状態が東方であり、太陽が沈んでもまだ空にある状態が西方である。
 
 内惑星の場合も、太陽より前か後かで東方/西方という。月の場合は太陽より速く移動するため、合から衝まで(新月〜満月)を西方といい、衝から合まで(満月〜新月)を東方という。
 
 他に象限の言い方でASC〜MCの象限をオリエンタル、DSC〜ICの象限をオクシデンタルと言うことがある。

オルトの雲 (Oort Cloud) 太陽系の最遠部(5〜10万天文単位)まで広がる小さな物質の漂う空間。Jan Hendrik Oort(1900-1992)の研究により存在が予測された。まだ実態は確認されていないが、実在していることを信じている人は多い。ここは長周期の彗星の供給源となっている場所である。なお短周期の彗星はエッジワースカイパーベルトから来ている。


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