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天体計算の基礎(9)
第9章 最も正確な惑星位置の計算 最も正確な惑星位置を計算する方法は原理的には大変簡単です。太陽及び太陽系の主な 惑星・小惑星・彗星・衛星・近距の恒星などの動きを引力の法則(相対性理論による 修正項を含む)のみを用いて数値積分の手法で過去・未来へ計算していく方法です。 この方法の難しさは、正確な天体の運動の初期値をどのように決定するか、如何に精度 を落さずに計算を続けるか、という点にあります。(非常に巨大な数字を扱いながら なおかつ10のマイナス十数乗という精度を保つことが要求される。)なお、月に 関しては地球との距離が非常に近い為、お互いが「点」とはみなせない、という大変 さもあります。 また、この方法のもうひとつの大変さは出てきた数値をどのようにして検証するかと いう問題です。例えば極端な話、冥王星は1930年に発見された訳ですから、それ以前 の位置については、推測以外に手はありません。 この数値積分の手法の説明は、このドキュメントの範囲を越えます。 (そもそも私もこれから勉強します ^^;; ) ですから、これから私が読もうと思っている本をリストアップして、この文書を締め くくりたいと思います。 長沢工・桧山澄子 「パソコンで見る天体の動き」 恒星社 中野主一 「天体の軌道計算」 誠文堂新光社 長谷川一郎 「天体軌道論」 恒星社厚生閣

