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up  パソコンの構成物


パソコンは次のような構成物から出来ています。

CPU(Central Processing Unit)

パソコンの頭脳そのものです。パソコンの基本的な処理の全てを実行し制御します。演算のための回路と各種周辺回路との通信をしたりデータを一時的に格納したりするためのストックなどを装備しています。

CPUの性能はそのシリーズ名とクロック数で決まります。例えば同じPentiumIIなら、クロック数が400MHzのものは200MHzの倍の速度で動きます。ただしこれはあくまでCPUの速度ですから、実際にソフトを動作させた場合は、周辺機器の速度やディスプレイの表示速度などが絡んで、必ずしも倍の実行速度にはなりません。しかし確実に速いことは間違いありません。

むろん種類が違うCPUは必ずしもクロック数だけでは性能を比較できません。クロックとはあくまでCPUや周辺機器を動かすための時計の速度ですから、そもそもの動作が遅いマシンはいくらクロックが速くても仕方ありません。

CPUは通常マザーボードと呼ばれるコンピュータの中枢基盤に装着されており、CPUだけを後で速いものに交換できるように、取り外しが可能なようになっている場合がほとんどです。

メモリー(Memory)

パソコンの作業用記憶装置。一般の人にはディスクとメモリーの区別がなかなか付かないのであるが、両者の差は価格と速度の差にある。つまりメモリーはディスクに比べて圧倒的に高速で、遙かに高価である。

ただし、メモリーで足りない分は「仮想記憶」といって、ディスクに一時的に展開して、あたかもメモリーがたくさんあるかのように扱う。一般に64MB程度しかメモリーを搭載していないパソコンでも実際にはOSが更に64MBくらい仮想記憶に展開して、128MBくらいのマシンであるかのようにソフトには見せてくれる。

メモリーの少ないマシンでもけっこう動いてくれるのはこの仮想記憶のおかげである。むろんディスクは実際にはメモリーより遙かに遅いので、メモリーの少ないマシンの動作はかなり遅くなる。そのため、デザイナーなど大容量のデータを高速に扱わなければならない人は大量のメモリーを取り付ける。

ディスプレイ(Display)

コンピュータの状況を表示する画面で、現在のところCRT(ブラウン管)方式のものと、液晶パネル方式のものとがあります。以前はデスクトップではCRT、ノートでは液晶ときれいに分かれていましたが、近年はデスクトップでも液晶ディスプレイを接続する構成が多くなりました。

液晶はTFT方式とSTN方式が代表的ですが、一般にはTFTが使われています。STN(含DSTN,HPA)は動作が遅いため、めったにディスプレイを使用しないサーバー用や特に価格を抑えたモデルなど、用途は限られています。

キーボード(keyboard)

パソコンに情報を入力するための文字盤。色々な方式がありましたが、現在はいわゆる「旧JIS型」キーボードが標準です。新JIS型というのも一時作られたのですが、ユーザーに総スカンを食い、全く普及しませんでした。一部では、50音並びのキーボードや親指シフトなども使われていますが、ごく少数です。

マウス(mouse)

ポインティング装置の代表。ディスプレイ上の特定の位置を差し、クリックと呼ばれるボタンを押す動作によってパソコンに指示を与える。現代のウィンドウ・システムにおいては必須のもの。ただしノートパソコンではタッチパッドなどで代用することもできる。

フロッピー(floppy)

一般にはフロッピーで通っているがIBMの技術者は「フレクシブル・ディスク」と言い続けた。昔はパソコンの主力記憶装置として、1枚のフロッピーにOS・ソフト・データが全て納められていたものであるが、最近はごく小さなデータの交換用として生き残っているにすぎない。

以前はPC98,IBM−PC、マッキントッシュで互換性がなかったが、現在ではIBM−PC方式のフロッピーが全てのマシンで利用できる。

ハードディスク(Hard Disk)

略してディスクともいう。現在のパソコンの主力記憶装置で、OSおよび常時使用するソフト、および常用データが格納される。またパソコンを使う際の作業用領域としても使われる。最近はだいたい2G〜5G程度を基本的に内蔵している。足りない分は外付けディスクで補う。

CD(Compact Disk)

音楽用のCDと同じ媒体だが記録方式は異なる。しかしパソコンのCD装置は音楽用CDも読むことができる。通常はソフトの配布などに使い、読むだけであるが、一度書いたら消せないのでバックアップ用には最適で、そのためにCDの書き込み装置を装備している人も多い。

サウンドボード(Sound Board)

音を出す装置。現在はシンガポールのサウンド・テクノロジー社が開発したサウンド・ブラスターが標準で、ほぼ全てのマシンがこのサウンド・ブラスター或いはその互換ボードを搭載している。 up
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