5550 → IBM5550
【6】
6x86 サイリックス製のPentiumとピン互換なCPU。整数演算はPentium  より速いが浮動小数点演算はPentiumより遅いらしい。
64KBの壁 MSDOSおよびWindows3.1時代までにあったソフトウェア制作上  の制限。この時代のソフトウェアは、smallモデル、mediumモデル、compact  モデル、largeモデルという4種類のモデルに別れていた。    8086のレジスタが16bitで65536byte(64KB)までのアドレスしか管理できない  ことから来るもので、プログラムやデータは64KB以内の「セグメント」単位で  管理されており、違うセグメントを利用する場合は、CS,DSといったセグメント  レジスタの操作が必要であった。また基本的には1つのデータ単位で64KBを  越えるものが作れないので、プログラム内でも64KBを越えるテーブルを定義  することができなかった。    smallモデルではプログラムもデータも各々1つのセグメントからなる。  mediumモデルでは、プログラムは複数のセグメントを持てるがデータは1つの  セグメントしか持てない。  compactモデルでは、プログラムは1セグメントだがデータは複数のセグメント  を持てる。  largeモデルでは、プログラムもデータも複数のセグメントを持てる。    windows2.1では、データが複数のセグメントを持っていると、  ガーベジコレクティングが行われた時に、データセグメントのアドレスが  移動することで、プログラム内で使用していたはずのアドレスが変わってしまう  という問題が起きるので、windows2.1で動作するプログラムはsmallかmediumで  作らなければならず、この問題は当時の開発者の頭を痛めた。当時は何か新しい  機能を追加する場合には、何かの機能を外さなければならないという状態だった。    なおMSDOSのプログラムモデルには、ほかにtinyモデル、hugeモデルという  ものもあった。    tinyモデルはプログラムとデータをあわせて64KB以内で作るものでCS=DSに  したsmallモデルである。 .com形式のプログラムを作るにはこのモデルを  使わなければならない。8080互換形式である。    hugeモデルはセグメントサイズを越えた巨大なデータを扱うというもので  アドレスの管理はOSに頼らずプログラムが自分でする必要があった。  むろんメモリの再配置ができないのでwindowsでは動作しない。     →640KBの壁
601 モトローラとIBMが1993年に発売した32ビットCPU。  PowerPCシリーズの第1弾でG1(Generation one)と呼ばれる。  当初の601(600nmプロセス)と高速版の601v(500nm)がある。  →Macintosh
602 モトローラとIBMが発売した32ビットCPU。   603から一部の機能を取り除いた廉価版でゲーム機などに   使用された。
603 モトローラとIBMが1995年に発売した32ビットCPU。  PowerPCシリーズの第2弾で604とともにG2(Generation two)  と呼ばれる。下記のバリエーションがある。  603 500nm 8KB-L1  603e 〃  16KB-L1  603ev 603eを350nmプロセスで製造したもの    603は2006年現在でもIBMとフリースケールから販売されている。  またQED社が製造した603Qという互換チップもあった。  →Macintosh
604 モトローラとIBMが1995年に発売した32ビットCPU。  PowerPCシリーズの第2弾で603とともにG2(Generation two)  と呼ばれる。6段パイプラインのスーパースケラーである。  下記のバリエーションがある。  604  500nm 16KB-L1  604e 350nm 32KB-L1 分岐予測  604ev 250nm (Mach5ともいう)  →Macintosh
615 IBMが1994年に発表した32ビットCPU。  603の命令とIntel x86シリーズの命令の双方を同時に実行する  ことができる画期的なCPUであったが603よりも動作が遅いため  実際に市場に投入されることはなかった。  このチップを開発した技術者グループが後にTransmetaに移り  Crusoeを制作した。
620 モトローラが1997年に発売した64ビットCPU。  本当は1995年に出す予定が1997年にずれ込んでしまったため  ほとんど売れなかったCPUである。  5段パイプラインのスーパースケラー、32KB-L1, 128MB-L2を持つ。  500nmプロセスで製造された。
64QAM →直交振幅変調
64ビットCPU データの処理の単位が64ビットであるCPU。  DECAlpha, IntelItanium, AMDOpteron/Athlon64など。  またNintendo64に搭載されたR4300iなどがある。
640KBの壁 MSDOS時代のメモリ利用の制限。MSDOSは実メモリで動作しており  8086CPUの20ビットのアドレス指定で動作していたから、MSDOS上のソフト  は20ビットで指定できる範囲のアドレス 00000h〜fffffh の1MBしか利用する  ことができなかった。しかしこの1MBのアドレスのうち、A0000hより上の  アドレスはMSDOSが動作していたIBM/PCPC9801などのパソコンでは  各種のボードとのインターフェイス用に予約されていたため、実際のメモリ  のアドレスとして使用できるのは結局 0000h〜9ffffh の640KBだけであった。    MSDOS時代はそのパソコンで同時に動作する全てのプログラムがこの640KB  の中に収まっていなければならなかった。この中にはアプリケーションだけ  でなく、OS本体や各種のドライバ, 日本語入力システムなども全て含まれる。  このため当時はプログラムを如何に小さく作るかというのは、非常に重要な  技術であった。    →EMS,64KBの壁
6502 モステクノロジー製の8ビットCPU。非常によくできたCPUで、アップル  社のアップル、コモドールのPET2001、任天堂のファミコンなどに  使用された。ただしモステクノロジーはその後経営が行き詰まってコモド  ールに吸収され、6502のライセンスはロックウェル、シナテックなど多数  の会社に引き継がれた。任天堂も実際にはモステクノロジーではない某社  からCPUの提供を受けてファミコンを製作した。