タッチパネル (touch panel) 指やペンで画面を押して場所を指示する形式の 
 ポインティングデバイス。ペンを使う場合、一般に専用ペンとセットで 
 販売されているが、専用ペンでしか反応しないものと、専用ペンでなくても 
 反応するものとがある。専用ペンでしか反応しないタイプは電流や静電容量 
 の変化などで検出しており、ライトペンと似たシステムともいえる。 
  
 タッチスクリーン(touch screen)と呼ばれる場合もあるが、この機構自体を 
 タッチパネルと呼び、それを画面に貼り付けたシステムをタッチスクリーン 
 と呼ぶというのが基本と考えられる。タッチスクリーンを備えたディスプレイ 
 をタッチモニタとも呼ぶ。 
  
 ※タッチパネルの検出方式 
 ■マトリックススイッチ方式 
  パネルに多数のスイッチを並べておき、どのスイッチが押されたかで場所 
  を検出するもの。スイッチのサイズに限度があるため、あまり細かい制御 
  ができないのが欠点である。初期の頃の銀行ATMに使用されたが、スイッチ 
  のある場所に合わせて画面を設計する必要があり自由度が低かった。 
  また押した場所がスイッチからずれていると反応が鈍いこともあった。 
  
 ■容量結合方式(capacitive) 
  スクリーンの四隅に微電流を流しておき、指やペンで押さえた時の各々の 
  電気的変化により計算でどこが押されたかを検出する。パネル自体は薄くて 
  良いので透明度が高い(90%くらい)のと反応が速いのが特徴である。 
  指が電気導体であることを利用しているので手袋をしていると操作できない。 
  比較的広く使われている。 
  
 ■抵抗膜方式(resistive) 
  導電膜と抵抗膜を重ねて貼っておき、指やペンで押さえた時の電流の変化 
  からどこが通電されたかを検出する。手袋をしていても押せるのが利点だが 
  フィルムを2枚貼るためにどうしても透明度が落ちやすいのが欠点。 
  (普通は75%程度が限界だが良い材料を使うと85%くらいまでは出せる) 
  最近利用が増えてきている。 
  
 ■赤外線センサー方式(Infrared) 
  縦横に多数の赤外線センサーを並べておきその反応により検出するもの。 
  マトリックススイッチほどではないが大きさに限度がある。ただ壊れにくい 
  のが利点で、軍事用機器に使用されている。 
   
 ■光学方式(Optical Imaging) 
  四隅に置かれたイメージセンサーで押された場所を割り出すもの。 
  最近大型パネルで採用されてきている。 
   
 ■振動検出方式(DST - Dispersive Signal Technology) 
  パネルが押された時の振動を数値的に分析してどこが押されたかを算出する 
  もの。パネルは透明度の高いものを使用することができる。 
  最近できた方式。 
  
 ■自然波認識方式(APR - Acoustic Pulse Recognition) 
  パネルの数カ所にセンサーを取り付けておき、指やペンで押した時に発生 
  する波形を、予め画面のあらゆる場所を押した時に発生した波形のパターン 
  のストックと照合し、近いものを見付けて場所を割り出すもの。 
  これも最近できた方式。 
   
 ■温度変化方式(thermal) 
  パネルの温度変化を検出して場所を分析するもの。指が冷えていると反応が 
  悪いのが問題。 
   
 ■表面波方式(Surface wave) 
  表面に超音波を流しておいて指が超音波を吸収するのを利用して場所を 
  割り出すもの。 
   
 ■歪みゲージ方式(Strain Gauge) 
  パネルの四隅に置かれた歪みゲージで押された時のパネルの変形を検出して 
  場所を割り出すもの。 

タブレット (tablet) 掌に載る程度の小型のタッチパネル型の小型PC。  要するにスマートフォンから電話機能を除いたようなものであるが、実際  にはskypeなどで通話ができる機種も多い。  この分野ではAppleiPadが市場的にも技術的にもトップを走り、それを  Androidを搭載した多種のタブレットが追いかける構図である。近年日本では  極めて安価な中華パッドと呼ばれる中国製タブレットが普及し始めている。    →iPad,Android,Surface,中華パッド,スマートフォン
タブレットPC →タブレット
ダムフォン (dumm phone) 通話しかできない携帯。  →フィーチャーフォン
地名TLD (ちめいTLD, Geographic top-level domains)  地域名トップレベルドメイン、地理的名称トップレベルドメインなどとも  訳されている。2016年現在、訳語が必ずしも安定していない。    国別ドメイン(ccTLD)より更に細かな地域を対象としたドメイン名である。  2016年現在、日本では下記が定められている。    .tokyo .kyoto .nagoya .osaka .yokohama .okinawa .ryukyu  →TLD,gTLD,ccTLD
中華パッド (ちゅうかぱっど) 2011年頃から日本国内で急速に普及した安価な  中国製タブレット。  Androidを搭載しており、かなりのソフトが動作するが、google認証などを必要  とする商用ソフトやradiko、無料通話ソフトなどは利用できない。
テザリング (tethering) iPhone, アンドロイドなどのスマートフォンを  モデムとして使用し、パソコンやゲーム機などを外部のネットに接続する機能。  iPhoneではパーソナルホットスポットという。  日本ではこの機能の利用に消極的なキャリアが多い。電話はパケット定額制の  ものが多いので、パソコンやゲーム機の通信を媒介することでパケットが多く  なるのを嫌っているものといわれている。
電磁波 (electromagnetic wave) 電場と磁場がお互いを誘発しながら空間を  伝わっていく特殊な波。普通の波はそれを伝える媒体を必要とするが電磁波は  何もない真空中も伝わることができる。真空中の速度は約30万km/sec。正確には  299,792,458m/sである(メートルの定義)。物質がある場所では少し遅くなる。  そのため光は水面やガラス面などで屈折現象を起こす。    かつては電磁波が伝わる以上「真空」とはいっても何か物質があるのではないか  といってエーテル(元々は錬金術の第五元素の名前)という名前が付けられた  ことがあるが現在はその存在は否定されている。エーテル(Ether)は英語読みすると  「イーサー」で「イーサネット(Ethernet)」の語源である。    電磁波は波長の長い方から、電波・光・X線などに分類される。もう少し  細かい分類を下記にあげる。(分類の仕方はジャンル等により差異がある)  電波(波長100Gm〜100μm程度)   100Gm〜100Mm 3mHz〜3Hz   極極超長波(ULF - Ultra Low Frequency)※月の距離は384Mm   100Mm〜100Km 3Hz〜3KHz   極超長波 (ELF - Extremely Low Frequency)   100km〜 10km 3KHz〜30KHz  超長波 (VLF - Very Low Frequency) オメガ航法。    10Km〜 1km 30KHz〜300KHz 長波,km波 (LF - Low Frequency) 電波時計,航空通信    1Km〜100m 300KHz〜3MHz 中波,hm波 (MF - Medium Frequency) AMラジオ,船舶気象通報   100m 〜 10m 3MHz〜30MHz  短波,Dm波 (HF - High Frequency) SWラジオ,市民ラジオ    10m 〜 1m 30MHz〜300MHz 超短波,m波 (VHF - Very High Frequency) FMラジオ,VHFテレビ    1m 〜 10cm 300MHz〜3GHz 極超短波,dm波 (UHF - Ultra High Frequency) UHFテレビ,PHS,                           GPS,無線LAN,携帯電話,電子レンジ,RFID    10cm〜 1cm 3GHz〜30GHz  cm波 (SHF - Super High Frequency) BS放送,ETC       1cm〜 1mm 30GHz〜300GHz mm波 (EHF - Extremely High Frequency) レーダー                    ※m波〜mm波の範囲をマイクロ波という。                     これは短波(Shortwave)より短い波長という意味。    1mm〜100μm 300GHz〜3THz サブミリ波  光   赤外線(100μm〜0.77μm)    100〜4μm 3THz〜75THz  遠赤外線 暖房器具など    4〜2.5μm 75THz〜120THz 中赤外線    2.5〜0.77μm 120〜390THz 近赤外線 赤外線通信,警備装置   可視光線(770nm〜380nm)    770〜640nm(390〜470THz)赤    640〜590nm(470〜510THz)橙    590〜550nm(510〜540THz)黄    550〜490nm(540〜610THz)緑    490〜450nm(610〜670THz)青    450〜430nm(670〜700THz)藍    430〜380nm(700〜790THz)紫   紫外線(380〜10nm)    380〜315nm ( 790〜 950THz) 近紫外線(UVA) (near Ultra Violet)    315〜280nm ( 950〜1070THz) 近紫外線(UVB)    280〜200nm (1070〜1500THz) 近紫外線(UVC)    200〜 10nm (1.5〜30PHz)  遠紫外線(FUV Far Ultra Violet) VUV     10〜 1nm (30PHz〜300PHz) 極紫外線(EUV Extreme Ultra Violet) XUV          ※300〜1nm程度の紫外線を深紫外線(DUV-Deep Ultra Violet)という。  X線(電子軌道の遷移によるもの)    1nm〜100pm (300PHz〜3EHz) 軟X線    100pm〜10pm (3EHz〜30EHz)  硬X線  γ線(原子核や素粒子の変化などによるもの)    10pm〜   (30EHz〜)    ※1pmのγ線がだいたい1MeV  ※X線とγ線の境界はもう少し曖昧であり、周波数ではなく、発生源により   区別されている。