キーボードロック (keyboard lock) キーボードを触っても何もできないよう  にすること。OSの基本機能には無いものだが、このようなことをするソフト  が出回っている。パソコンの操作中に一時的に離席したりする場合、これを  しておくと安心である。特定のキーの組み合わせを押してパスワードを入力  することにより解除できる。    なお、離席中のパソコンを守るには、ハードウェアロックを掛ける方がより  安心である。ハードウェアロックのかかったパソコンは、ディスクだけ取り  出しても他のパソコンで読み出すことはできない。
基本DOSパーティション (primary DOS partition) ハードディスクの  パーティションの一種で、一般にOSは基本パーティションからしか起動  できない。基本領域とも。  なお論理ドライブを定義できるのは拡張DOSパーティションのみである。    一般にハードディスクには4つの基本パーティション、または3つの  基本パーティションと1つの拡張パーティションを定義することができる。    →拡張DOSパーティション
基本情報処理技術者 (きほんじょうほうしょりぎじゅつしゃ)  情報処理技術者試験の区分のひとつ。
基本ソフトウェア (きほんそふとうぇあ)  コンピュータを動作させるための基本的なソフトウェア群で、1980年代頃  までの汎用機や、現在のサーバーでは、OS,コンパイラ,データベース  などのソフト群を指す。パソコンの世界ではほぼOSと同義である。
基本入出力システム (basic input outpus system) →BIOS
基本認証 (きほんにんしょう, basic authentication) 「ベーシック認証」とも。  HTTPで使用される認証方法の一種で、ほとんどのWWWサーバーWWWブラウザ  で利用できるため、広く使用されている。ユーザー名とパスワードを要求し、  それを照合して認証するが、ユーザー名とパスワードは暗号化されないので  盗聴の危険はある。
基本表 (きほんひょう, basic table) 一部のRDBシステムで、実体を伴う表。  仮想表に対する言葉で、データ更新はこの基本表でしかおこなえない。  リレーションとも。
基本要素 (きほんようそ, primitive) それ以上分割できないような構成要素。
基本領域 (primary partition) →基本DOSパーティション
キーマン @niftyが2001年2月14日に開始したコーナーで、各ジャンルに詳しい人  により運営される情報発信コーナー。同月15日にスタートしたALL About Japan  への対抗企画であったが、その後あまり注目されないまま2005年3月に終了。
機密 (security) →セキュリティ
機密性 (confidentiality) システムに適切なセキュリティが保たれていて、  誰がどの情報にアクセスできるかがきちんと管理されており、アクセスの記録  などもきちんと取られていること。
キメクル (kimekuru) 日立製作所が運用していた携帯電話の待ち受け画面を  利用した情報配信サービス。2005年6月30日開始。2007年9月28日終了。
キメラ (chimera) 元々ギリシャ神話に出てくる、頭がライオン、胴が山羊で、  尾が蛇という動物(キマイラ,chimairaとも)で、そこから複数の生物の特徴  を持つ生物のことをキメラと呼ぶようになった。モザイクも似たような概念で  あるが、モザイクがひとつの胚から発生して複数の遺伝情報が混じっているの  に対して(多くは受精卵の初期の分裂の過程でエラーや突然変異が起きたもの)、  キメラとはそもそも複数の胚が融合してひとつの胚となり成長したものや、  成長過程で他の胚由来の組織を取り込んだものである。二卵性双生児では  お互いの血液の一部が相手に入り込んでしまっている「血液キメラ」が見られ  ることがある。なお、異種の生物を交配させて作られた生物は雑種  (Crossbreed, hybrid)であり、キメラやモザイクとは異なる。    コンピュータシステムにおいても異質の考え方で作られた部分が接ぎ木的に  無理に組み合わせられている、不統一なシステムのことをキメラという  場合がある。
逆アセンブラー (ぎゃくあせんぶらー, disassembler)  機械語のプログラムをアセンブラ言語に変換するソフト。  プログラムの開発過程で、ソースコード上はどうしても問題が発見できない  のに、不可解な動きをする場合に、コンパイラのバグを疑ったり微妙な仕様  の確認などのために、機械語のプログラムを解析するのに使用する。  1980年代のオフコン用のコンパイラなどは市場が小さいゆえにけっこうバグ  があり、しばしばこういうことをして、コンパイラのバグを避けるような  プログラミングをして問題を回避したりしていた。    またいったんリリースしたソフトで問題が生じた場合に、エラーの発生した  アドレスが異常終了時に表示されるため、そのアドレスがプログラムのどこ  に当たるのかを調査するのにも逆アセンブラを使用する。ただ、そういう  エラーが、共通ルーチン上で発生している場合などは、その共通ルーチンが  どこから呼ばれたものかは全く分からないため、これだけでは問題発生箇所  を特定することはできない。  このほか、ソースコードが失われているプログラムや公開されていない他社  製のプログラムの動作を解析したりするリバースエンジニアリングでも  逆アセンブラや逆コンパイラが使用されている。
逆オークション (ぎゃくおーくしょん) ふつうのオークションが、売り手が  商品を提示し、最も高い価格を付けた買い手と取引するのに対して、  買い手が商品と条件を提示し、それに対して最も安い価格を提示した売り手  と取引をするというもの。政府や自治体の入札と同じ形式である。
逆切り落とし (ぎゃくきりおとし, reverse clipping) →逆クリッピング
逆クリッピング (ぎゃくくりっぴんぐ, reverse clipping)  指定した境界線の内部の図形を消去すること。  ふつうのクリッピングが、境界線の外を消去するのに対してその逆をする。
逆コンパイラ (decompiler) 機械語のプログラムから高級言語のソースを  作り出すツール。しばしばリバースエンジニアリングの現場で利用される。    機械語から元のプログラムがどのくらい再現できるかは、その機械語の  プログラムを作ったコンパイラの性格によるところが多い。1980年代の  多くのCOBOLコンパイラや、現在のJavaや.NETプログラミングなどの  ように、一種の中間コードのような形式になっているものは、かなりの  精度で元の形にプログラムが復元される。ただしコメントは消えているし  変数名なども失われて逆コンパイラが勝手に付けた変数名になっているの  で、生成されたソースコードから、各変数がどういう意味を持つのかを  推測するのは、けっこうなプログラム読解力が必要である。
逆スクロール (ぎゃくすくろーる, reverse scroll, backward scroll)  上方向へのスクロール。バックスクロール。
逆探知 (ぎゃくたんち, tracing) 誘拐や脅迫などの事件で犯人から電話が  掛かってきた時に、その発信元を調査すること。アナログ交換機の時代は、  実際のクロスバーの動きを目で追いかけて調べていたため、逆探知には  時間がかかり、そこで昔の推理ドラマなどで刑事さんが、犯人から掛かって  きた電話をできるだけ引き延ばしてくれるようジェスチャーでお願いする、  などという場面がよくあった。現在のデジタル交換機の場合は、接続の  ログがとられているので、一瞬で発信元を調査することができる。