エントリーモデル (entry model) コンピュータや周辺機器で、メーカーが  一連のシリーズを出す時に、最下層に位置づけるモデル。    低価格なので購入しやすいということから、初めてその種類の機器を買う  人をメインターゲットとするため「エントリーモデル」と言われる。    概して同じシリーズの上位機より廉価なCPUを使用し、メモリやディスク  などのサイズも小さくし、添付ソフトも絞っていることが多い。    実際には多数のマシンを使う人が、予備機や特定用途専用のマシンとして  チューンするために購入する場合も多い。  →オールインワン
エンドレスループ (endless loop) 無限ループ。
エントロピー (entropy) 物の乱雑さをあらわす物理量。情報理論においては  情報の不確かさの尺度がエントロピーとして現れる。    熱力学の第二法則により、ひとつの閉じた系の中でエントロピーは  常に増大し、小さくなるということはない。
エンハンスドCD (Enhanced CD) CDに音楽データとコンピュータ用の  データを一緒に焼き込んだもの。CD Extraという規格とActive Audio  という規格があったが、実際にはほとんどがCD Extraで制作されていた。    一般に音楽CDプレイヤーに掛けた時にトラブル(コンピュータ信号の部分を  無理矢理再生すると耳に障害を与えるおそれがある)を防止するため、  1トラック目には必ず音楽データを入れることになっている。
エンハンストフルレート (Enhanced Full Rate) PDC方式のデジタル携帯電話  で、ひとつの周波数帯(33.6kbps)を3台の端末で共有するフルレート方式を  改良したもので、音声の符号化方式が良いので、より高い音質が出る。ただし  この方式で通話できる相手は、同じ電話会社のエンハンストフルレート対応  の携帯電話か、固定電話やPHSである。また基地局が混雑している場合は  ハーフレートに落とされてしまうので、エンハンストフルレートは使用でき  ない。DoCoMoは「ハイパートーク」、Vodafoneは「クリスタルボイス」と  呼んでいる。
エンハンスドモード (enhanced mode) i386の本来の動作モード。  i386はリアルモード,スタンダードモード,エンハンスドモード  という3種類の動作モードを持っている。リアルモードは8086の  エミュレーション, スタンダードモード(Protect286モード)は  80286のエミュレーションである。    そしてエンハンスドモード(Protect386モード)がi386(80386)の  本来の動作モードとなっている。    Windows3.0はスタンダードモードで動作していたが、Windows3.1  はメモリさえ充分あればエンハンスドモードで動作するようになっ  ていた。
鉛筆ツール (えんぴつつーる, pencil tool) ペイント系のグラフィックソフト  の標準的なツールのひとつで、ピクセル単位で色を変更したり、境界が  クリアな線を引いたりするのに使うツール。    一般に絵の細部の微調整をするために使用するが、100×100程度以内の  小さな画像データを作る場合は、鉛筆ツールのみで全部描いてしまうよう  な場合もある。    一般にクリックでその場所に現在の描画色を設定し、ドラッグすると、  そのドラッグした軌跡にその色を設定する。この時に筆ツールとは  違って、周辺にアンチエイリアシングの処理を行わない。    ドラッグの際の線の横幅を指定できるソフトと指定できずに1ピクセル固定  のソフトとがある。また、右クリックによって描画色の代わりに背景色を  設定できるソフトや、現在既に描画色が入っているピクセルをクリックする  と背景色に置換されるソフトもあり、このツールの微妙な使い勝手は、  グラフィックソフトの使い勝手に大きな影響を与える。
エンベッド (enbed) 「埋め込み」。例えばOLEでひとつのソフトの文書の  中に他の文書をまるごと埋め込んでしまうような場合。また、PDFの中に  使用しているフォントのデータをまるごと埋め込んでしまうような場合。
エンベッドNT →Windows XP Embedded
エンベッドOS (enbedded OS) 組み込み機器用のOS。家電や工場機器、  医療用機器、などのCPUを制御するためのOS。なんといっても軽いことと  バグが無いことが必須条件である。    ITRON,VxWORKS,WindowsXP Embeddedなどが使用されている
エンベロープ (envelope) 通信用のデータに誤り制御や通信制御用のビット  を加えて作ったデータ。
エンベロープ (envelope) シンセサイザにおいて音の時間変化の設定のこと。  基本的に、音の立ち上がり部(Attack), その戻り(Decay), 維持部(Sustain),  減衰部(Release)の程度や時間を調整できるので、これを ADSR という。    立ち上がりからの戻りの音量が小さくなる所をDecay1, 維持部をDecay2と  呼ぶ立場もあるが基本的には同じこと。
エンボス (emboss) キャッシュカード・クレジットカードなどに見られる  会員番号などをカードの表面から浮き出させる加工のこと。    またグラフィックソフトなどで同様に図案や文字が浮き出て見えるように  する処理もエンボスと呼ばれる。
エンルート (enroute) 航空管制において、空港と空港のターミナル空域を  結ぶ線上の航空領域のこと。    空域は基本的に、空港近辺のターミナル空域とその外側のトランジション空域、  そしてエンルート空域に分けて管理されている。
エンロール (enroll) 登録。特に音声認識システムで、その人の声をシステム  に覚えさせるために、あらかじめ用意した文章を本人に読んでもらう作業。
【お】
オアシス 富士通のワープロ。詳細はOASYSの項参照。
おあしす 社会人の基本的とされる挨拶を並べたもの。おはようございます・  ありがとうございます(した)・失礼します・済みません。元々は小学校で  子供に挨拶を覚えさせようということで始まったものとも言われるが、  発端は不明。    ただ、現在のマナー指導者たちは「済みません」の多用を嫌う。  この言葉は便利すぎる言葉なので一般に使われすぎる傾向があるが、例えば  謝るのなら「申し訳ありませんでした」、感謝するなら「ありがとうござい  ます」を使用すべきあろう。実際外国人にとって日本人の「済みません」は  意味不明な言葉といわれる。  「おあしす」は砂漠のオアシス(oasis)にひっかけた言葉と思われるが、  日本電気系のマナーや話し方の講習会ではライバル会社の商標と偶然一致  するということで禁句であった。
欧州合同素粒子原子核研究機構 →CERN
欧州電子計算機工業会 →ECMA
応答確認方式 →ハンドシェイク
応答時間 (おうとうじかん,response time) コンピュータに何か入力してから  その結果が戻ってくるまでの時間。