エンドユーザー (End User) コンピュータシステムの一般の利用者。  "End"と言われるのは、1980年代頃までは、コンピュータシステムはメーカー  が作ったものを、企業のシステム部門やソフトハウスなどに販売し、そこで  調整して、利用者の所に設置されていたため、メーカーは通常はシステム担当  の専門家とだけ連絡を取っており、そちらがメーカーにとっては User の感覚  があった。そこでその先にいる最終的な利用者を End User と呼んだのである。    この言葉はそういう経緯から End User = コンピュータの事をよく知らない素人  というイメージも強くある。
エンドユーザ言語 (End User Language) 1980年代に多く提唱された言語で、  プログラミング知識を持っていない人でも簡単に組める(という歌い文句の)  言語だったが、実際には、そう「簡単に」組めるものではなかった。  第四世代言語などという、おこがましい呼び方もあったが簡易言語と  いった控えめな言い方が実情に近い。    現在ではExcelのようなものの機能が上がってきたため、出番は少なくなった  が、システム部門が充分機能していない企業では、システム部門がいつまで  たっても作ってくれないプログラムの代替目的で各現場でこれらの言語で作った  ソフトが定常業務用として何年も稼働していることがある。    この手のソフトは作る時はいいが、メンテナンス性が一般に絶望的に悪く、  特に作った人が異動でいなくなってしまったりした後は、修正するのは不可能  であったり、そもそもどういう仕様で作られているかも不明であったりして、  古いコンピュータを無駄に使い続けるハメになる原因にもなりがちである。
エンドユーザコンピューティング →EUC
エントリ (entry) 表形式のデータの「1件分」。
エントリ (entry) プログラムの開始アドレス。エントリ・ポイント。
エントリーマシン (entry machine) 初心者用のコンピュータという意味で  使用する場合と、データの入力作業用の端末という意味で使用する場合が  ある。
エントリーモデル (entry model) コンピュータや周辺機器で、メーカーが  一連のシリーズを出す時に、最下層に位置づけるモデル。    低価格なので購入しやすいということから、初めてその種類の機器を買う  人をメインターゲットとするため「エントリーモデル」と言われる。    概して同じシリーズの上位機より廉価なCPUを使用し、メモリやディスク  などのサイズも小さくし、添付ソフトも絞っていることが多い。    実際には多数のマシンを使う人が、予備機や特定用途専用のマシンとして  チューンするために購入する場合も多い。  →オールインワン
エンドレスループ (endless loop) 無限ループ。
エントロピー (entropy) 物の乱雑さをあらわす物理量。情報理論においては  情報の不確かさの尺度がエントロピーとして現れる。    熱力学の第二法則により、ひとつの閉じた系の中でエントロピーは  常に増大し、小さくなるということはない。
エンハンスドCD (Enhanced CD) CDに音楽データとコンピュータ用の  データを一緒に焼き込んだもの。CD Extraという規格とActive Audio  という規格があったが、実際にはほとんどがCD Extraで制作されていた。    一般に音楽CDプレイヤーに掛けた時にトラブル(コンピュータ信号の部分を  無理矢理再生すると耳に障害を与えるおそれがある)を防止するため、  1トラック目には必ず音楽データを入れることになっている。
エンハンストフルレート (Enhanced Full Rate) PDC方式のデジタル携帯電話  で、ひとつの周波数帯(33.6kbps)を3台の端末で共有するフルレート方式を  改良したもので、音声の符号化方式が良いので、より高い音質が出る。ただし  この方式で通話できる相手は、同じ電話会社のエンハンストフルレート対応  の携帯電話か、固定電話やPHSである。また基地局が混雑している場合は  ハーフレートに落とされてしまうので、エンハンストフルレートは使用でき  ない。DoCoMoは「ハイパートーク」、Vodafoneは「クリスタルボイス」と  呼んでいる。
エンハンスドモード (enhanced mode) i386の本来の動作モード。  i386はリアルモード,スタンダードモード,エンハンスドモード  という3種類の動作モードを持っている。リアルモードは8086の  エミュレーション, スタンダードモード(Protect286モード)は  80286のエミュレーションである。    そしてエンハンスドモード(Protect386モード)がi386(80386)の  本来の動作モードとなっている。    Windows3.0はスタンダードモードで動作していたが、Windows3.1  はメモリさえ充分あればエンハンスドモードで動作するようになっ  ていた。
鉛筆ツール (えんぴつつーる, pencil tool) ペイント系のグラフィックソフト  の標準的なツールのひとつで、ピクセル単位で色を変更したり、境界が  クリアな線を引いたりするのに使うツール。    一般に絵の細部の微調整をするために使用するが、100×100程度以内の  小さな画像データを作る場合は、鉛筆ツールのみで全部描いてしまうよう  な場合もある。    一般にクリックでその場所に現在の描画色を設定し、ドラッグすると、  そのドラッグした軌跡にその色を設定する。この時に筆ツールとは  違って、周辺にアンチエイリアシングの処理を行わない。    ドラッグの際の線の横幅を指定できるソフトと指定できずに1ピクセル固定  のソフトとがある。また、右クリックによって描画色の代わりに背景色を  設定できるソフトや、現在既に描画色が入っているピクセルをクリックする  と背景色に置換されるソフトもあり、このツールの微妙な使い勝手は、  グラフィックソフトの使い勝手に大きな影響を与える。
エンベッド (enbed) 「埋め込み」。例えばOLEでひとつのソフトの文書の  中に他の文書をまるごと埋め込んでしまうような場合。また、PDFの中に  使用しているフォントのデータをまるごと埋め込んでしまうような場合。
エンベッドNT →Windows XP Embedded
エンベッドOS (enbedded OS) 組み込み機器用のOS。家電や工場機器、  医療用機器、などのCPUを制御するためのOS。なんといっても軽いことと  バグが無いことが必須条件である。    ITRON,VxWORKS,WindowsXP Embeddedなどが使用されている